「日本のモンテッソーリ園で働く保育士です。」モンテッソーリ 子どもの家 koremさんの映画レビュー(感想・評価)
日本のモンテッソーリ園で働く保育士です。
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私はモンテッソーリ園で保育士として働いています。
この映画はフランスのモンテッソーリ子どもの家の教育現場を撮影したドキュメンタリーですが、1時間45分があっという間に感じました。もっと子どもたちを観ていたかったです。
ただ、私はモンテッソーリ教育や子どもの観察方法等、事前知識がある程度あったので興味深く観ることができましたが、子どもの姿を観察し慣れていない方が観た場合、子どもの成長がうかがえる素敵なシーンに気づかない可能性もあるかもしれないなぁ、補足があったら良かったなぁと思う部分がありました。
子どもたちの表情、視線、動き、活動内容、環境との関わり方…等、2年間の変化と成長を感じとることができ、見所はたくさんありました。
私が特に見所だと思ったのは、
・やりたい事を見つけたときの子どもの輝いた表情
・大人も子どもも自分と他者の双方を尊重しているところ。また、新しく入った小さな子どもたち対し、自分がされたような丁寧な関わり方をしていく子ども達の姿。
映画を観て改めて思ったことは、モンテッソーリ教育は違いを認め、自分の自由と他者の自由を尊重し、幸せになる力を育てる教育だということです。
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