「色んな意味で、さすがフランス‼️という映画」モンテッソーリ 子どもの家 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
色んな意味で、さすがフランス‼️という映画
子どもの可能性について教えてくれる映画はたくさんあるけれど、外国で実践されている現場のことはなかなか見る機会がないのでとても貴重でした。
ローマ水道橋に代表されるアーチ型建築の堅牢さがあんなに楽しく学べるなんて。
古代ギリシャや古代ローマの文明文化を源流とするヨーロッパ人の歴史的プライドを幼いうちから学ぶことになるのですね。
薔薇🌹の茎を切る園芸用のハサミを子どもに使わせるなんて。
最近見たヤクザの出てくる映画だったら、あれで指を詰められてしまいそうで怖かったです。
他にも実験的な遊びの中で、子どもだけで火も扱うものもありました。
子どもたちの周囲で忍者のように気配を消して見守る先生達への保護者からの信頼感が厚くなくては出来ないことです。
少し穿った(つまらない)見方をすると、私が覚えてる限りでは、この幼稚園に通うのは白人の子どもだけだったし、『未来のミライ』のくんちゃんのように他の子どもと争って癇癪を起こしたり、大声でダダをこねるタイプの子どもももいませんでした。もしかしたら、一定レベルの選抜試験や資格要件のある超エリート幼稚園なのかもしれません。
ノブレス・オブリージュという言葉のあるフランスですから、格差とか差別などの概念とは矛盾することなく社会的に受け入れられているような気がします。
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