「心と体がポカポカしてくる薬膳ムービー」世界で一番しあわせな食堂 森のエテコウさんの映画レビュー(感想・評価)
心と体がポカポカしてくる薬膳ムービー
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ある目的を果たすために遥々フィンランドの片田舎にたどり着いた中国人父子。
ふたりに横たわる悲しみを、自然の大地が包み込む。
そして、偶然にも振る舞われることになった彼の料理は、いつしか人々から「命の恩人」の料理と呼ばれるようになる。
過去に苛まれる父子は、束の間の異国の人々との暮らしの中で癒され、地元の人々も又、二人から希望を受けとる。
初めは距離のあった人同士が、徐々にお互いを知りロマンスが生まれ、未来へと進んでゆく。
日々を丁寧に暮らして行きたいと思え、心と体がポカポカしてくる、老若男女におすすめできるハートフルな作品。
北海道の大沼公園に似たフィンランドの雄大な景色が美しい。
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