ゴッドファーザー 最終章 マイケル・コルレオーネの最期のレビュー・感想・評価
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PART Ⅲを観ていないので比較出来ないが、この改訂版を観た限りで...
PART Ⅲを観ていないので比較出来ないが、この改訂版を観た限りでは、当時の不評ほど悪いとは思わなかった。ただ、ソフィア・コッポラは監督に転身して良かったと思う。
記憶より面白かった
パートⅢは劇場で観たけど、昔過ぎてあまり憶えてなく、伝説的な名作の続編という期待感に対して、長い…というのと、アンディ・ガルシアを初めて見て、男前だな…などという印象を持ったぐらいだった気がする。で、あらためてこの再編集版で観たら、それが再編集の効果かどうかは不明だが、記憶より随分面白かった。当時はソフィア・コッポラの評判も散々だったらしいけど、ホントの娘だけあって純朴な子供感があり、それだけにその喪失からの最後のアル・パチーノの慟哭が、当時は大袈裟だと感じたかも知れないが、今観ると真に迫る凄味を感じた。一作目、二作目でも昂りを抑制していたぶん、ここでのエモーショナルの爆発は凄まじかった。まあ、でもやっぱりトム・ヘイゲンいないのは、かなり痛いんだけど。
編集前の方が好き
出演者も「格段に良くなった」と言ってるようですが、個人的には編集前の方が好き。何か全体的にテンポが悪くなったのと、マイケルの身に降りかかる壮絶な悲劇がもたらす絶望感とどこまでも孤独な感じが薄れてしまった気がする。 編集前も「外伝」的な要素は強かったし、今作においては手を入れなくてもよかったかなと思いました。
マイケル・コルレオーネの終活ノート
以前観てガッカリしたオリジナル版の再編集版とのことで期待していましたが、あまり違いは感じられませんでした。丁寧に作ってあるとは思うけど、その分余計なカットやエピソードが多く、後半のシチリア島のシーンは中だるみでした。1作目、2作目はアプローチは違うのに、ひとつの家族とマフィア年代記として見応えがあったけど、3作目はマイケル個人の悔悟と贖罪がテーマで、続きものとしては最後まで違和感がありました。とは言え、クライマックスのオペラと敵味方双方複数の暗殺劇を同時進行で描く演出は、緊迫感あふれ素晴らしい出来でした。役者では、アル・パチーノの抑えた演技が見事、ダイアン・キートンも年輪を感じさせる名演でした。アンディ,ガルシアは、イタリア人らしいけどイマイチ出番が少なくて残念。
最終章の副題
ゴッドファーザーシリーズは3作共傑作だと思う。確かに3作目は2作と比較すると一枚落ちるのは仕方ない。 でもそんなに悪くないと思う。一番余韻に浸れるしね。 只、副題がマイケルコルレオーネの死となっているので、ラストはやはりマイケルの死のシーンを入れるべき。10分位短くなっていたのは気にならなかった。
アンディ・ガルシアがカッコよかった
午前十時の映画祭12にて。ゴッドファーザー3部作の完結編。 1979年、初老となったマイケルは、これまで犯してきた罪、特に次兄殺し、について苦悩するようになっていた。資産を合法化するためバチカン銀行と大司教に近づき、寄付の見返りに叙勲を受け、その祝いの席で別れていた家族と再会した。そこには、亡き長兄ソニーの息子ビンセントも来ていた。かつてのコルレオーネ家が支配してた地域はジョーイ・ザザが持っていてた。息子アンソニーはマイケルの跡を継ぐ気はなく、大学をやめオペラ歌手になると言ったので、仕方なしにビンセントを後継者として合法的なビジネスをさせようとした。そのことで、ザザとビンセントの間に争いが起こり、マイケルの娘メアリーも巻き込まれて・・・てな話 裏家業から足を洗い真っ当なビジネスに変え、家族愛を求めるマイケルを描きたかったのだろうが、ストーリーは1や2に比べて面白くなかった。 カッコいいアルパチーノを観たかったが、この作品の中では冴えない初老の役でイマイチだった。 その代わり、ビンセント役のアンディ・ガルシアはカッコよかった。 歳を重ねたケイ役のダイアン・キートンが素敵になっていた。 2022年でも現役の女優だから30年前なら輝き絶頂の時期だったのかも。 メアリー役は元々違う女優だったらしいが、降板によりコッポラ監督の娘ソフィアが演じてたが、可愛くもなく上手くもなく、イマイチだった。 いずれにせよ、30年以上前の作品を大画面で観れて感謝です。
これぞ映画
#ゴッドファーザー #godfather 午前10時の映画祭にて、3週連続ゴッドファーザー、合計535分を娘と完走。 これぞ映画の中の映画!ザ・映画を堪能しました。 大スクリーンで楽しめる機会を得られて幸せ…!
これは『ゴッドファーザー』?
私は『ゴッドファーザー』に特に思い入れがない。午前10時の映画祭で1・2・3をやるから見る気になって全て初めて見た者だ。たぶん10時の映画祭でやらなければ一生見なかったと思う。1~3を見た今でも別に見なくても良かったと思うような人間だ。 2のレビューで☆5にした理由も、これを生涯ベストと言う人もいるからだ(ホントはまだ書いてる途中 ^o^)。 1と2を見ての感想が、アルパチーノがすげーカッコイイと思った以外は特にない。 そういう人間が今作を見ている途中で思ったのは、これは『ゴッドファーザー』ではないだ。3を見終わってから、これは監督がコッポラじゃないのではと思って映画紹介の欄を確認してしまったぐらいだ。1と2の評価が☆3か4ぐらいの人の中には3が1番気に入った人がいるのではなかろうか。それは多分この3が『ゴッドファーザー』じゃないからだと思う。アルパチーノが糖尿病で倒れたところで映画館を出たくなったヨ。今後もしかしたら1と2は見るかもしれないが(たぶん見ないと思うが)3は絶対見んゾ。 3を見ない理由→アルパチーノがカッコ良くないから。あと弁護士トムが出てないから。 2022/4/15(金) ☁️🌂12℃ (2月の気温) city1
ゴッドファーザーPart3とはオープニングとラストが異なってました...
ゴッドファーザーPart3とはオープニングとラストが異なってました。でも、ラストはオリジナルの方が好みかな?でも、良い映画でした☆
コッポラの禊ぎ
オープニングとラスト位で他に違いを見つけられないと言うか、まず比べる余力はない。 コッポラは後悔や謝罪の言葉などチラホラと、前二作品に比べたら超えることが出来ないのは承知の事実、どっちにしろセンメンタルなコッポラの甘さが目立つ。 コニーを演じるタリア・シャイアのしゃしゃり出た大物感、フレドやアポロニアを唐突にセリフで片付ける、思い出話に花咲かせすぎな演出に戸惑いはするが。 やはりラストの号泣パチーノには観ているこっちも涙する、シリーズを通して"PART III"が嫌いな訳じゃない、マイケル・コルレオーネに相応しい逸品な幕引きの場面に哀しみの余韻が。
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