「20年を並走」ボクたちはみんな大人になれなかった 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
20年を並走
最初こそ期待し過ぎてたかな?と
時代が行ったり来たりして分かりにくいし、
感情移入しにくい映画だなと思ってだけど、
思い出を振り返る時ってこんな感じで、
時間軸通り思い返したりしないし、あの時こんなだったな
って思い返すよなと思ってからは、
いつの間にか主人公が過ごした1998年くらいからかな?
僕もあの時こんな事があったよなと思い出して
主人公と全く違う人生なのに並走していた。
99年、ミレニアムを迎える時あいつらといたな、
彼女と行ったラブホ、彼女に言われた言葉、
アシスタント時代、デビューした時…
色々思い出しました。
漫画家デビューした時、
自分の人生ってなんて普通なんだ、とずっと劣等感を感じ
てたけど、
そんな普通の人生の中にも色々あったじゃん。
となんとなく今の自分を支えてくれてる気がして、
明日も頑張ってみようかなと思えました。
にしても、その20年間を違和感なく演じた森山未來に
感服しました。
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