孤狼の血 LEVEL2のレビュー・感想・評価
全543件中、21~40件目を表示
鈴木亮平の悪役っぷりに恐怖すら感じる
どうにもできない
大上の跡を継いでうまくやっていたかのようだが、あちらこちらから煙が上がりとうとう大爆発してしまった。
一端になったつもりがまだまだ器がそれなりだったということか。
罪を罪とも思わない悪魔のような上林と死闘の対決。
観ていてついつい拳に力がはいってしまった。
それにしても裏切り者の瀬島。酷いやつだ。
鈴木亮平の狂気を観る映画
怪演
原爆スラムに棲くろう人々。鈴木亮平の映画。
内容は、前作から3年後の暴対法施行前の平成3年の出来事を中心に繰り広げられる広島喧嘩の保身と復讐と怨恨の物語。昭和の香りのまだ残る平成の始まり主人公の不良刑事・日岡vs徳島刑務所から出所する極悪暴力団・上林との関係性の物語。印象的な台詞は『可哀想ぢゃのー残飯恵んで貰わんと生きて行かんのぢゃけー』上林がチンタに言う場面。自分の事の様に見えて感慨深い言葉でした。『厄介なんは正義面して悪さしよる奴よ。己は正しいと思い込んでしもぅとるけぇ始末におえん!』主人公のバディ瀬島の言葉。つい日岡は在りし日の大上を思い出し、瀬島自身の事を言う贖罪の意味でも捉えられます。二重の意味でのミスリード的な発言はこの物語で伝えたい事が含まれている様な気がしました。印象的な場面は、懐かしの匂い立つ様な昭和の風景と古ぼけた感じのブルーフィルム感です。デパート屋上のビアガーデン付き遊園地なんて原風景が良かったです。そして広島市中区・原爆スラムに棲む在日韓国人の住居等が少し時代が古すぎる様に感じました。印象的な演出は、level1と level2の対比で、豚小屋と鶏小屋・上早稲殺人事件と神原千晶殺人事件・美人局桃子とチンタ姉・呉と広島・豚の糞と残飯・右翼団体と在日朝鮮人・生首と目玉等意識してる部分があり面白かったです。戦争の色がまだ色濃く残っていた戦後30年後の広島を舞台に繰り広げられる二人の生存戦略劇は迫真の演技でした。自分的にはlevel1が好きでした。結末の🐺をもってくるあたり上手い落とし所無かったのか残念でした。まさにピカレスクロマン鈴木亮平(上林)を見せる為の映画でした『狼(大上)ぢゃのうて犬じゃ!犬になってもうた!!』との悲鳴が聞こえてきそうです。
映画館で観て良かった
凄く血が飛び交うシーンてんこ盛りと聞いて二の足を踏んでいた。TVでワサビ抜きのような作品が放映されるまで待とうか、と迷ううち終了日が来た。
やはり、映画館で観て正解。鈴木亮平さん演ずる上林絡みのおぞましいシーンがこれでもかこれでもかと映されるが、目のシーン以外は目を背けず観れた。次から次へと起こるのでずーっと画面に釘付け。
警察の取り締まりが厳しくなった時代背景らしいので色々なタイプがいる。作品の意図寄りになるが、その世界でどうしても生きねばならないのなら、無闇な殺生などせず地道に真っ当に生きて行くのが人間本来の生き方ではないか。
日岡のその必死な願いはよく伝わった。
村上虹郎の近田は、出て来た時から、あっ、殺されるな、とすぐわかった。姉ちゃんが怒るのももっともな事。生きていて欲しかったが。
いゃ〜面白かった。怖い怖い。 なんといっても鈴木亮平の演技、もう怖...
うわぁぁぁ・・・
待っていた「孤狼の血」の続編。
『凶犬の眼』へつながるまでの間のストーリー。
ガミさんのDNAを受け継いだ日岡が暴れる。
相手は鈴木亮平の上林がまたすごい奴。ここまで暴力的な非道なことするのか、と思わせるシーンが何度か。
(私的な妄想のキャスティングでは『凶犬の眼』で相手役になるなら鈴木亮平か綾野剛かと思っていました)
ラストシーンの絡み合いもいい。
男臭や血の匂いがスクリーンを通じてこちらへもしてきそうなくらい。
前作同様、共演陣も素晴らしい。
白石監督ならではという映画。
ヤクザが全然怖くない前作と打って変わって、13人の刺客の殿(稲垣吾...
タイトル「上林」でもいい
ちゃんと怖い
1作目よりよかった
全543件中、21~40件目を表示