マスカレード・ナイトのレビュー・感想・評価
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鑑賞料分の価値はある
木村拓哉やまさみちゃんがキライじゃなくて、映画全編に行き渡っている、日本的な道徳感に基づいた雰囲気作りと進行が心地よければ、安心して楽しめる映画に仕上がっていると思います。前作との継続感や独立感も過不足なく、どんな観客にも分かりやすいです。
逆に上記の点が始めから鼻についたり、キレの良いドライな映画雰囲気とストーリー展開(邦画にもそういう重点の映画はありますが、その場合の話しの設定や演出がムリが多かったりします)を期待する方にはあまりお勧めしません。
推理ストーリーとしては見事な緻密さとかいう感じはしませんが、良く見かける「こんなの犯人分かるわけない」や「観て10分で察しがつきました」でもなかったです。物語進行中の各人物場面の「何となく特異な点・アノマリー」を選び出していれば、いい感じで分かってくる人もいるでしょう、私はさっぱりでしたが。
私的にはもう一作くらい出来たら観たいと思いました。
安定のフジテレビミステリー
前作からのフジテレビな雰囲気のお客様の群像劇と、事件関連の話の同時進行がうまく犯人のミスリードになっております。このエピソードは事件と関係ないなあ?と思ったら見事仮面に騙されました。澤村一樹は怪しすぎて逆に怪しくない。犯人役が上手い人を何人か登用したキャスティングの妙ですね。
長澤まさみは、キリッとしててかわいい。コンフィデンスマンのコミカルも良いけどシリアスも良い。なお、キムタクは相変わらずキムタクだが、歳をとって余計な脂が抜けたというか、スッキリした気がする(私の私見です。けなしてるわけでないです)役柄でさっぱりホテルマンだからかなあ。
まさに、またですか。
構成がまさに「またですか」の前作マスカレード・ホテルと同じ展開。
木村拓哉さん演じる新田刑事と長澤まさみさん演じるホテルウーマンの山岸尚美のバティが次々と現れる豪華キャストの怪しい客の中から犯人を探してゆく。
この水戸黄門ばりの同じ展開は嫌いではありませんが、ただ肝心の事件の謎解きが前作よりちょっと面白くなかったので前作の☆4個から、今作は☆3個にさせていただきました。
ところで前作のラストでふたりはハッピーエンドと思っていたのですが、あのディナーのあとふたりは進展していなかったのですね。今度こそ進展してほしいと思うのですがはたしていかがでしょうか?
長澤まさみさんは、様々な役柄を演じられる女優さんですね。さすが昨年の日本アカデミー賞の最優秀女優、今作の真面目で優秀なホテルウーマンもお見事でした。
年取ったとはいえキムタクはカッコいい。ただ、最後に犯人が企てた犯行が未遂に終わった事由は古臭くて醒めてしまった。
年取ったとはいえキムタクは相変わらずカッコいいですね。特にスーパーマンではなく、ちょっと優秀な主人公はサマになります。
ただ、犯人が企てた犯行が未遂に終わった事由は古臭くて醒めてしまった。まさかあの伏線を最後まで引っ張るとは思わなかった。100年前の小説にもあるような話だ
怪しい人物が多すぎて犯人を絞り込むことはできなかったので、犯人捜しという意味では作品を楽しめるかも。
何処を切っても木村拓哉さん
木村拓哉さんを主役前提に企画された作品。ファンにとっては、いつもの彼の姿を見られて良いかも知れない。容疑者500人というが、私たちが捜査対象として推理するのは数えるほど。名もない俳優が犯人になる筈もなく、あ〜やっぱりねという方が犯人。犯人は哀しい過去を背負っているというのが、原作者のパターンであるようだ。エンタメとして楽しむには良いが、木村拓哉さんの演技の幅は広がらない。観る側も彼に対する固定されたイメージを払拭するような役柄に挑戦しないと、この領域からの脱皮は難しい。高倉健さんのように、イメージを貫いた方もいらっしゃるが、多様な作品が望まれており、実際にそうした作品が次々と発表されているので、ライバル多き時代では難しいだろう。しかし、どうやらこのマスカレードホテルシリーズは続く予感がする。
眠たかった・・・・・演出が酷い。 映画じゃなくて2時間ドラマだ。
役者の演技をほめてるけど、そんなことないと思う。みんな映画の演技じゃなくて舞台の演技を観てるみたい。言葉と表情で説明しすぎで、本来映画なら絵で表現できるはず。途中から画面見なくてもいいな、って思った。それも含めてやっぱ演出がクソなんだな。
一番クソだと思うのは、犯人が判明して動機の解明後、エンディングまでが馬鹿みたいに長い。コンシェルジュが病院に運ばれたのに、翌日の朝制服姿で帰ってくるのってなんなの?なんで早朝のホテルのロビーエントランスで馬鹿みたいに輪になって和気あいあいしてるの?見ながらナニコレ?って思った。ってここだけじゃなくて、警察の作戦会議室の意味のない喧騒感とか、何回も出てきて正直辟易した。
あと、時計のくだり。仮にも時限式の仕掛けを用意するのであれば、普通は自分で正確な時計くらい用意するでしょ。だって、12時の年明けと同時に殺したかったんだよ?その理由も意味不明だけど。
居合わせた長澤まさみの腕時計で時間合わせしてたけど、彼女がいたのは全くの偶然じゃん。あ、やっぱ脚本も難ありか。
こういうところからして、いわゆる「普通の感覚」が行き届いてなくて、妄想の中でしか物語れていない。ポンコツテレビドラマの最たるもんだわ。
現実味がない話でもリアルに作ることはできると思うけど、現実味がなくて、ためにする絵作りでしかなく、セリフもすべて説明的で、箱庭で人形がわちゃわちゃした自己満足の世界で遊んでるだけって感じ。
見ながら観たことを正直後悔した。
やっぱ今思い返しても映画じゃないわー。
やっぱり騙されるね
演技派女優がいっぱいいると、その人たちが全員怪しく見えてしまう。しかも怪しい人間にポンコツ役者が混じっていることによって、余計に混乱させられる。この辺は上手いよね。演技力に問題がある役者は、捨て駒だと思ってしまうもの。
前作同様、やっぱり騙されてしまった。それが楽しいんだけれどもね。
でも腕時計の件は誰でもわかるでしょう。引っ張りすぎですよ。
ホテルマン、小日向さんの説明が無い分、内容が濃い?!
私は今回の方が面白かったです。一作目は犯人が早々に分かりましたし、ホテルマンの説明が長過ぎました。今回は2度騙されました。キムタクがホテルマンを理解して対応するから内容が濃いのかなと思います。
良くまとまった良作。キムタクカッコ良い。ただ犯行動機にはムリやり力技感が否めない。
映画は娯楽。その意味で、警察の捜査も、ホテルマンの業務も現実的ではなく、飛躍しているのも別に良い。
基本、ファンタジーの世界だから・・
キムタク。木村拓哉のドラマも、映画も、今まで意識的に観てこなかったが、木村拓哉この人、いい男だねぇ。歳とっても。長澤まさみとw主役だけれども、その眼ジカラで圧倒的にキムタクが主役。
前作は観てないけれども、観ようかなと思わせる熱演だ。ホテルの舞台描写も秀逸で良い。テンポも良い。ただ人物がいろいろ入り乱れ錯綜するのも良い。
しかし肝心の反抗動機が無理くりのチカラ技。・・・はぁ???何デスかぁと思った。
実際世の中の推理小説、ミステリーとかの謎解きは殆どが、映画も小説もチカラ技のケースがほとんどで、そこが作家の難しいところだから、仕方がないと言える。許容範囲。まあテンポも雰囲気もデザイン的にも良いので観て損はない。
ただもう少し錯綜する人物関係見やすく整理できた感は否めない。イマイチ仮面舞踏会を舞台にする理由がわからないし、そもそも犯人当初から絞られているのだから。まあ大きい舞台動かすのなら007みたいなスリル感が欲しいところ。
映画館フル回転で1日何回上演してるんだよと思ったが、
コロナと台風予測にも関わらず、飛び飛びの席だけれども、5、6割の入りで善戦している。以下は余計なボヤキです。長澤まさみの業務中のスマホ通話も含めて・・
当たり前だが、事件を匂わせる、ネットでの通報「死体があるらしい」は現実の警察も確実に動くだろう。しかしながらFAX の「犯人が不特定多数の中に現れる。」って・・そんな爆破予告とか、犯行予告に当たらない情報、クズ情報であって、警察は取り合ってくれないよ。当たり前だ。
それからホテルマンは信用が地に落ちるから、信用第一であるから、明らかに犯行予告でない限り、警察に協力なんてしないし、顧客情報漏らしたりはしない。一流ホテルなら尚更、業務中の私語すらない。逆に、いちいち「外の看板が邪魔」なんて客、常連の上客でない限り、「できないものはできない」って拒否するよ。一々風船あげて、その分の人件費コストがバカバカしくて、宿泊お断りケースだろう。ホテルは所詮、商売なわけ。
お客様のためとは言えやりすぎなのでは
大晦日にホテル・コルシアに殺人犯が現れると言う密告を受け刑事の新田は再びホテルに潜入するが…。
シリーズ2作目。流石に倫理的にヤバいのではと言うモヤる要素があって集中できなかったが、ホテルの喧騒感を楽しむ作品としては満足できました。
ミスキャスト、前作を超える。
主役刑事のミスキャスト。続編も変わらず。それどころか、脇役でも演技力で公開処刑されてる勘違いアナウンサー崩れをキャスティング。演出や他キャストの演技が素晴らしく、原作が面白いだけ、残念でしかない。
あまり面白くなかった‥
面白くなかったです。
良かったのはホテル内理容室前のシーン(前作とリンク)と、さんまさんのシーン。それのみだった。
評価が良いのがとても謎。
マスカレードナイト
原作未読、前作は映画鑑賞後に原作を拝読しました。
感想を一言で言うなら…
「前作の方が面白かった」です。
前作は初めて、刑事がホテルマンに扮するという事で
全てに置いて心持ちの異なる職業という
そのギャップ、互いの主張の違いが面白かった
のですが…
今回は2回目という事で、ホテルマンとして
完璧ではないまでも熟せてしまっている中での
潜入捜査の為、面白味に欠けている印象でした。
仮装パーティーの為、人がとにかく多く
多いが故に、分かり難く、事件も今ひとつピンとこない。
そもそも何の事件なのか…
ストーリーがパッとせず、山場は?と思っている間に
エンディング…そんな感じでした。
はじめの長い長いダンスシーン…
たぶん最後に関係してくるんだろうなぁ…と思いながら
観ていましたが…やっぱりね。っと
パーティーだからダンスもあるでしょうけど
けどね…そんなに長く観せる必要性を感じられない
小説の方が面白い作品なのかもしれませんが
前作と違って、原作を読んでみたい!とまでは
思えない内容でした。
いざ年越しのコルテシア東京へ
前作に引き続き面白かったです!🎭
映画でもドラマでも続編があるものは個人的にワクワクして大好きです!あのロビーがスクリーン一面に広がった瞬間、うわぁまた来れた!!!という謎の感動に包まれました。
ホテルマンの信念と警察の信念
ずっと対照的に描かれているものが
最後に『お客様を守りたい』という点で一致するというのは何だかすごく素敵に感じました。
とにかくホテルマンチームの演技力が凄い…
素人ながらに本当にホテルマンに見えます。
勿論警察側もホテルに来るお客さんも有名な俳優さんだらけなこともあり演技力が凄い…
出演者が豪華だとやはり華があって見てて楽しいですね。あの豪華なホテルにはピッタリな出演者の皆様だったと思います。
ストーリーは前作の方が面白かった気がしますが、今回のお話も面白かったので☆4.5!
(小説未読なので分かりませんが、新田は彼?彼女?を犯人だと知りながら何故踊ったのでしょう…犯人がタイマー式の感電死をさせてる事は分かってるのですから一刻を争う事態なのでは🤔という疑問は残りました。ただこれは原作への疑問なのか映画で改変されてる部分なのかが不明なので星には影響なしにしております。)
また続編でホテルへ足を運びたいです。
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