マスカレード・ナイトのレビュー・感想・評価
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木村拓哉はテレビタレントで、西村秀俊は映画俳優。
東宝は世界中で絶賛されたDrive My Carを2か月足らずで打ち切ってマスカレードナイトにした。
それは興行的には分からないけれど、映画会社としては最低の決断だと思う。
木村拓哉は好きだけど、どうしても映画俳優には見えない。50分以上の尺に収まらない。
本人が一番分かっていると思う。
恋するバディ。
次作もあって欲しい
評価厳しい人もたくさんいますね。殺人事件が薄っぺらいとか、良く分からないとか、はたまたキムタクがダメとか。
確かに東野圭吾原作では加賀恭一郎の社会派推理劇だったり湯川学シリーズの科学的推理劇とかに比べるとその辺は薄い。
しかし本作は、あらゆる人間模様を描いた物語であると同時に新田と山岸の成長物語に、プラスしての殺人劇ではないのだろうか?
というわけで、これはこれで良いと思うのだが。
【以下思いっきりネタバレ注意】
果たして、腕都計を早めるは分かるが遅らす人なんているのだろうか?
とかは、少し強引だし。
あと、ホテルマンの山岸さん。完璧なはずなのにお客の前で携帯片手で電話しまくるかいな?
とは何回か思ったわ。
小日向文世が出てくるシーンでキムタクとの絡みは「HERO」.長澤まさみとの絡みは「コンフィデンスマン」を思いだすわな。
しかし本作はこれで良いのだ。続きを希望したい。
映像が弱いような・・・
今回の仮面は二重。
前作は観ています。
感想
結論、前作よりも楽しめました。全てが前作よりもスケールアップしていて楽しかったです。
物語
基本は前作と同じ物語構成でしたが前作よりも全てが良くなっていました。
1.過去の事件との繋がりが強化
前作では連続殺人犯であるという事だけでしたが、今作では過去の事件との比較回数が多くその度に納得できてミステリー作品としての緊迫感がより強まっていました。事件も入り組んでいて引き込まれました。
2.タイムリミット
今作では新たに24時間というタイムリットが設けられています。時計が出る度に緊迫感の強まりを感じれました。
・ホテル利用者の怪しさ
このシリーズではホテルお客さんが極端に怪しげな行動ばかり取り一つ一つ確認していくという作風となっています。前作では連続殺人犯の候補者として登場するも事件の真相とは関わりがなくラストで真犯人が登場!となっていて不満に思っていましたが、今作では事件との繋がりのあるお客さんばかりで登場に必然性があり満足できました。仮面パーティが行われるのでお客様という仮面+本物の仮面なので犯人を見抜く事がより困難になっていてその点でも満足できました、犯人も最後まで見抜けませんでした。
・バディ要素
ホテルマンと刑事という相反する世界を互いに知り合うという要素があったのですが、今作では互いに信用しあってお互いの職種についてのリスペクトを持って接していたので好感が持てました。
・犯行動機
今作の犯行動機は東野圭吾原作らしい小説でしか通じないような動機で納得はし辛かったです。
・キャスト
キャティングは今作も邦画界でも桁違いの豪華キャスト陣で絵がとにかく華やかでした。犯人の演技も圧巻の迫力がありました。木村拓哉さんは安定の木村拓哉さんの空気感が出ていました。
総評
ミステリー作品として前作よりもスケールアップした良作。
画面が華やかで圧巻なので楽しめました。
お断りしますとは言ってはいけません
前作同様にあの明石家さんまさんが出てます|д゚)前作では難易度は高かったけど、まさか堂々とデカデカと出るのは予想外でした(苦笑)今作も一癖二癖もあるキャラを含めた仮装した500人の中から密告者と犯人を捜せ!という無理難題な事件に挑む新田と並行して終始無茶な注文をしてくる沢村さんの思惑をどう山岸が対処していくのか気になる見所だね(´-ω-`)そして、タイムリミットが近いというのに犯人とキムタクのダンスタイムの場面は必要?!そんなことしている場合じゃないだろうがぁぁぁぁ(つ・ω・)≡つ)`д゚)∴というツッコミを入れたらダメだろうか(;´ω`)?犯人の人は名演技だったから許せるレベルだけど、前作と似たようなシチュエーションをやったのは個人的にダメだと思うよ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
ネタバレしてしまうけど、遅れてる腕時計はちょっと苦しい
チャペルでのタイマーで被害者の体に高圧電流が流れて殺害する、という方法だけど、犯人がコンシェルジュ山岸のはめてるいつも遅れてる腕時計でタイマーを合わせたので刑事たちが駆けつけるまでに間に合って被害者も山岸も死なずに済んだ。山岸の遅れてる腕時計が伏線だったのか?というオチだったのだけど。
今の時代、アレクサアプリで素人でも遠隔で電源の入切できるのに、携帯の無い昭和じゃあるまいし、何か時計持ってなかったから間に合わせにコンシェルジュ山岸の遅れてる時計でタイマー合わせたのって何か安易過ぎないだろうか?
それに被害者と山岸を気絶させるのにスタンガンを使っていたがタイマーが定刻になって電源のスイッチが入るまでに二人が目を覚ましたらどうするつもりだったのだろう?そこだけちょっと引っかかる。
でも仮想パーティという大きなハンディの中、犯人を見つけなくてはいけない、という難しい設定に挑戦した事は大いに評価されるべきだと思う。
ここの映画館は大概空席が目立つのだが今日は半分以上埋まっていた。こういう事からも映画が面白いか面白くないかが完璧ではないが判断できる(-_-)
伏線の塩梅
前作「マスカレードホテル」に続くマスカレードシリーズ第2弾。前作がおもしろかっただけに、期待値を上げて待っていましたが、本作もなかなか楽しめました。
ストーリーは、殺人事件の捜査本部に、「犯人がホテルに現れる」というFAXによる密告があり、捜査陣がホテルで潜入捜査を始め、次々と訪れる怪しげな客の中から犯人を探すというもの。基本的な舞台設定は前作と同様で、例によってホテルマンと警察が互いのプライドをかけて衝突する中、お客様を守るという共通の使命感のもと、犯人とその真相に迫るという構図も前作同様。当然のことながら、新田と山岸の関係は前作を踏まえたものになっているので、できれば前作を先に観ておいた方が楽しめます。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、次から次へと現れる怪しい客が、警察に捜査の的を絞らせないという展開は、前作同様とはいえやはりおもしろいです。誰が犯人であってもおかしくないようなキャスティングも、劇場作品ならではの華やかさがあってよかったです。本作は、さらにマスカレード・ナイトというイベントを絡め、参加客全員が仮装をして素顔が見えないという要素が加わり、緊迫感を高めていたのもよかったです。
主演の木村拓哉さんは、本作でもキムタクです。でも、それが彼なので問題なし。新田を演じる長澤まさみさんは、コンシェルジュに昇格しただけあって堂に入った佇まいが素敵で、彼女がいるホテルに泊まりたくなります。犯人役の俳優さんも、今までとは違う一面が見られ、すばらしかったです。
ただ、前作でウリだったホテルマンと警察のぶつかり合いは、やや薄まったような印象を受けました。まあ互いに二度目の経験なので、それはしかたのないことかもしれません。それより気になったのは、事件の真相解明シーンです。犯人の動機が終盤で一気に語られ、ちょっと肩透かしを食らった気分です。できれば、もう少し丁寧に伏線が張られているとよかったです。逆に、アメリカのホテルへの派遣や腕時計などの伏線は、わかりやすすぎて、終盤のハラハラ感を欠いてしまった印象です。伏線の塩梅はミステリーの肝なので、もう少しうまく観客を騙してほしかったところです。
とはいえ、それなりに楽しめる作品に仕上がっていると思いますので、前作を楽しめた方は劇場に足を運んでもいいのではないでしょうか。
鑑賞料分の価値はある
木村拓哉やまさみちゃんがキライじゃなくて、映画全編に行き渡っている、日本的な道徳感に基づいた雰囲気作りと進行が心地よければ、安心して楽しめる映画に仕上がっていると思います。前作との継続感や独立感も過不足なく、どんな観客にも分かりやすいです。
逆に上記の点が始めから鼻についたり、キレの良いドライな映画雰囲気とストーリー展開(邦画にもそういう重点の映画はありますが、その場合の話しの設定や演出がムリが多かったりします)を期待する方にはあまりお勧めしません。
推理ストーリーとしては見事な緻密さとかいう感じはしませんが、良く見かける「こんなの犯人分かるわけない」や「観て10分で察しがつきました」でもなかったです。物語進行中の各人物場面の「何となく特異な点・アノマリー」を選び出していれば、いい感じで分かってくる人もいるでしょう、私はさっぱりでしたが。
私的にはもう一作くらい出来たら観たいと思いました。
安定のフジテレビミステリー
まさに、またですか。
構成がまさに「またですか」の前作マスカレード・ホテルと同じ展開。
木村拓哉さん演じる新田刑事と長澤まさみさん演じるホテルウーマンの山岸尚美のバティが次々と現れる豪華キャストの怪しい客の中から犯人を探してゆく。
この水戸黄門ばりの同じ展開は嫌いではありませんが、ただ肝心の事件の謎解きが前作よりちょっと面白くなかったので前作の☆4個から、今作は☆3個にさせていただきました。
ところで前作のラストでふたりはハッピーエンドと思っていたのですが、あのディナーのあとふたりは進展していなかったのですね。今度こそ進展してほしいと思うのですがはたしていかがでしょうか?
長澤まさみさんは、様々な役柄を演じられる女優さんですね。さすが昨年の日本アカデミー賞の最優秀女優、今作の真面目で優秀なホテルウーマンもお見事でした。
年取ったとはいえキムタクはカッコいい。ただ、最後に犯人が企てた犯行が未遂に終わった事由は古臭くて醒めてしまった。
何処を切っても木村拓哉さん
木村拓哉さんを主役前提に企画された作品。ファンにとっては、いつもの彼の姿を見られて良いかも知れない。容疑者500人というが、私たちが捜査対象として推理するのは数えるほど。名もない俳優が犯人になる筈もなく、あ〜やっぱりねという方が犯人。犯人は哀しい過去を背負っているというのが、原作者のパターンであるようだ。エンタメとして楽しむには良いが、木村拓哉さんの演技の幅は広がらない。観る側も彼に対する固定されたイメージを払拭するような役柄に挑戦しないと、この領域からの脱皮は難しい。高倉健さんのように、イメージを貫いた方もいらっしゃるが、多様な作品が望まれており、実際にそうした作品が次々と発表されているので、ライバル多き時代では難しいだろう。しかし、どうやらこのマスカレードホテルシリーズは続く予感がする。
眠たかった・・・・・演出が酷い。 映画じゃなくて2時間ドラマだ。
役者の演技をほめてるけど、そんなことないと思う。みんな映画の演技じゃなくて舞台の演技を観てるみたい。言葉と表情で説明しすぎで、本来映画なら絵で表現できるはず。途中から画面見なくてもいいな、って思った。それも含めてやっぱ演出がクソなんだな。
一番クソだと思うのは、犯人が判明して動機の解明後、エンディングまでが馬鹿みたいに長い。コンシェルジュが病院に運ばれたのに、翌日の朝制服姿で帰ってくるのってなんなの?なんで早朝のホテルのロビーエントランスで馬鹿みたいに輪になって和気あいあいしてるの?見ながらナニコレ?って思った。ってここだけじゃなくて、警察の作戦会議室の意味のない喧騒感とか、何回も出てきて正直辟易した。
あと、時計のくだり。仮にも時限式の仕掛けを用意するのであれば、普通は自分で正確な時計くらい用意するでしょ。だって、12時の年明けと同時に殺したかったんだよ?その理由も意味不明だけど。
居合わせた長澤まさみの腕時計で時間合わせしてたけど、彼女がいたのは全くの偶然じゃん。あ、やっぱ脚本も難ありか。
こういうところからして、いわゆる「普通の感覚」が行き届いてなくて、妄想の中でしか物語れていない。ポンコツテレビドラマの最たるもんだわ。
現実味がない話でもリアルに作ることはできると思うけど、現実味がなくて、ためにする絵作りでしかなく、セリフもすべて説明的で、箱庭で人形がわちゃわちゃした自己満足の世界で遊んでるだけって感じ。
見ながら観たことを正直後悔した。
やっぱ今思い返しても映画じゃないわー。
やっぱり騙されるね
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