エマの秘密に恋したらのレビュー・感想・評価
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素顔の自分をさらけ出して~♪
災難続きでパニックとなった主人公エマが、飛行機で隣になった男性に恥ずかしい秘密を暴露しまくるが、その男性が実は会社のオーナーだった…という所から始まるドタバタラブコメディ。
本作を選んだ理由はズバリ主演のアレクサンドラ・ダダリオ!
昨年の良作、「サスペクト~薄氷の狂気~」で一目惚れしてしまい本作も楽しみにしていたけど、本作でもその美しさは健在!!
明るく可愛いけど、自己評価が低く自信がないエマ。対する会社オーナーのジャックは地位も名誉もあるイケメンで一見パーフェクトだが、意外にもデリカシーに欠ける一面も。
クセのある同僚に囲まれながら恋に仕事に頑張るエマは魅力的だし、シンプルなコメディと思いきや女性の昇進と社内恋愛の難しさも解いていたり。成程、確かにその通りだよな~と感嘆させられる。
ダダリオは勿論、脇を固めるキャラクター達もグッド。
イマイチ彼氏や仕事パートナーの男性、嫌味な同僚の女子、飛行機デブおじさん…等々、あらゆる場面で笑いに貢献している。
それでいて、人間やっぱり素直が一番だよね~と教えてくれる作品でもあった。
逆に僕なんかは嘘がつけなさすぎてダメなんだけれども…(笑)
終始笑えて、ダダリオの魅力がダダ漏れのサクッと観られる良作でした!
秘密の扱い方
予告でうたってる通り、主人公のエマが飛行機で隣り合わせになった男性に自分の秘密を明かしそれが職場のオーナーのジャックでありその秘密を話してくれた一時にオーナーはエマに魅力を感じ恋に発展するというストーリーである。
前半は女性視点の下ネタが多く笑えるシーンが多々あり。ジャックと職場で鉢合わせになり気まずくなるコメディなんかもくすりと笑える。
中盤から後半にかけて前半の様なコメディは抑えめになりエマとジャックの恋愛描写が優しく描かれる。
この作品のテーマは秘密の扱い方。エマは好きになったジャックにはあれよこれよと自分の秘密をペラペラ話してしまう。聞き手側のジャックはその話を包み込む様に聞いてくれるためエマは話が弾んでしまうのであろう。
ジャックも秘密を話してくれるエマに魅力を感じている。
一方ジャックはあまり自分の事を語りたがらない。そんな心内をエマも察して強く興味は示さない。
本来この関係は良好な関係なのだが、誤解を招く。
ジャックはエマの秘密が魅力的であるが故についテレビのインタビューで語ってしまうのだが、エマは他人には知られたくなかった為とても傷つく。
また立場上、上司と部下であるため親密な関係を同僚達に知られるきっかけとなり、同僚達から良く思われずさらにエマは心に傷を負う。
傷を負ったエマはジャックの事を振り返り、自身は自分の事を語りたがらない事を今となって不審に思い2人の溝は深まる。
もちろん最後はお互いが誤解しあってた事を認め合い理解し合って作品は終わる。
この秘密の扱い方の描き方が非常に魅力的に描かれていた作品だった。
人の秘密って自分から大したことない様に思ってしまうと時に軽い扱い方をしてしまいそれが傷つけてしまうことがある。
ではなんでも秘密にすればいいのかというとそれもまた違う。自分を晒けださないことは自分を守る事には繋がるが、やはりなんでも隠してしまうと人と人との距離はなかなか縮まりづらい。秘密を共有できる関係というのはやはり美しいものであり求めたくなるのも人間の性である。
この自分のそして他人の秘密の扱い方というのは人間関係構築において非常に大切であり、難しくもある事をこの作品では時に明るく、時に切なく、そして優しく描かれている作品で合った。
自分自身を振り返ると年齢を重ねると共にあまり秘密をはじめとした他人への興味や関心は減り、そして自分を語りたがらなくもなってきている。それ故に自分自身、そして他人を巻き込んだこの作品で描かれているようなトラブルや悩みって久しく経験がない。
学生時代の方がこういう事に関して興味関心があったり、自分自身に対しても敏感であったなと学生時代を思い出したりもした。
ジャックの立ち位置や、会社の存在、テレビのインタビューの内容など細かい設定部分において気になるシーンは所々あったが、コメディ映画として見る分には楽しくそして優しい気持ちになれる時間となった。
いつの間にか泣いてた
いやないでしょ、と思いながら、笑いながら、いつの間にか泣いていた。
エマみたいな女子がリアルなのかわからないし、似ている訳じゃないけど、見られたくない部分をほじくり返された気分になってしまった。
正直、あれくらいさらけ出せるんだったらありがたいなって思う。
エマがとにかくキュート
主人公のエマを演じるアレクサンドラ・ダダリオがとにかくキュート。
こんなに可愛かったらちょっとアホっぽいところもそりゃ愛せるよとも思ってしまうけど、全てを曝け出しても愛しいと思える相手に出会えたら幸せだよね。
エマも勿論素敵なんだけど、同居してる親友ちゃんやラブコメにいがちな異性の(ゲイっぽい)同僚、女上司に最初の彼まで、みんな良いキャラしていて良かった。
同居してるもう1人のアジア系の女性の存在だけ浮いていて、後半の騒動の為だけに居た感じだったのがちょっと残念。
でもそんな細かいことはラブコメにはどうでもいいのです。
こういう変に「多様性」に囚われてない王道なラブコメは久しぶりに見た感じがするな。
やっぱり分かりやすくハッピーな気分になれるから良い。
飛行機でエマが秘密を打ち明けて始まり、
ジャックが飛行機で秘密を打ち明けて終わる。
そんな終わり方もとても良かった。
気軽に鑑賞出来てちょっと下品だけどクスリと笑えて最後は笑顔になれる、そんな映画が観たい方にオススメです。
曝け出して語り合ってナンボ!
こんなに率直を是とする恋愛、素晴らしい!!
察して、ばかりの恋愛は疲れる。曝け出して、語り合ってナンボ、そんな価値観を共にできる出逢いはないかしら。。。
楽しい気分とともに、エマたちに羨ましさ全開で帰路につきました^_^。
あくまでも映画の世界だからね、単純化されてるのよね。。。でも楽しい気分、前向きな気分になれたから⭐️4つ^_^
窮地に立たされると、オープンになるもの?
しょっぱなの「ダメ女っぷり」の演技がすごすぎて、どんどんまともに見えるのは演出の効果でしょうか。
とにかく、ここまで冷静さに欠ける女性なのに、マーケティングを任せている会社も素晴らしい(笑)
わたし的には、上司の女性がいい味だしてるなあ〜と。
そうか、人物描写がよくできている映画かもしれない。
開けっぴろげだけど、そこが憎めないというか、信用できるというか。
人物やエピソードをかなりデフォルメしてるけど、それが返って映画らしくてインパクトがあります。
こんな出会いがあったらね〜
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