映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021のレビュー・感想・評価
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ドラえもんは安心のサンクチュアリ
新宿バルト9で見ました。
戦闘シーン等の音量が大きすぎて7.1chドルビーデジタルの臨場感を通り越してプチ苦痛を体験。
かなり久しぶりに見たのだが主要キャラクターの個性に対して声の際立ち具合がいまいちでジャイアン等の「らしさ」が薄れているように感じた。
すみません,観ようと思ってた作品に間に合わずたまには…⁈
たまに観るのも良いんじゃ無いかなぁ⁉︎と,もう少し私自身が成長した観方を出来ないか?と,試してみたが…。
未だにワタクシとしましても大人な観方は,未だ未熟で有りこんな言葉しか浮かばない程,結局は子供だったとしか言いようが無かった。
「所詮,アニメはアニメ。」のび太がこうだっただの,内容が考え込まれている❗️何て,思いも微塵も欠片も沸いて来なかった。 ※もっともっと一杯作品を観ないとあかんのかなぁ〜⁉️と、ある意味考えさせられた,という処かなぁ¿?
(ファンタジー)の外側で
コロナで延期になっていた映画ドラえもん。
公開時にこのような世界情勢になっていると誰が思っていたでしょうか。
フィクションやファンタジーは()の外側の状況によって、全く見え方が変わってしまう。まさかドラえもんの映画で、こんな事を実感するとは。
安心安全100%のドラえもんなのに落ち着かず、ハラハラしてしまった。
ちょっとナーバスでも変わらずに届くのは、服部さんのシンフォニー。耳がずーっと楽しかった。小さい観客に、良質なものを、本物を届けようという真心、いつもありがとうございます。
この作品が終映する頃には、()の外はどんな世界になっているだろう。公開初週はあんなだったねと言えるくらい、落ち着いていることを願っています。
完成度8割
ドラえもんの映画は幼少期の頃から何十回も繰り返し見ています。今作はその中でも特に好きな作品であり、期待していました。
(良かった点)
・現代的な映像、迫力のある戦闘シーン。
・一部を除き、声優が合っていた。
・静ちゃん、スネ夫が仲間を助けに行くシーン
で戦車を操縦不能にされる際、現代的なパル
スミサイルが使われており、時代背景が考え
られていた。
・原作に限りなく近い内容ではある。
(悪かった点)
・自由同盟パイロットの声優‥あれだけセリフが
あるならばプロを起用すべきだった。違和感
しかなかった。
・姉を登場させた意味が無い。
・パピの姉は大統領の親類なのに自由同盟の
大臣が姉を呼び捨てしているのに違和感。
・挿入化が微妙。
・チーターローションを使用したシーンがカッ
トされている。
・戦車が変形する意味があまり無い。
・捕まる際にのび太が離れ離れになる意味が
無い(ラストのパピの落下シーンだけのた
め?)
(総評)
偶然にも今の時代背景(ロシア、ウクライナ)に合致した内容。
原作を上手く活かし、オリジナル要素が入っているから原作ファンも概ね満足するだろう。
アストロタンク、パルスミサイルなど現代的な変更部分が盛り込まれており、戦闘シーンは見ていて面白かった。
また、スネ夫の「君ひとりで危険な目には‥」のセリフは原作では「女の子ひとり‥」であり、時代的に差別などを意識しているのかなと思う。
しかしながら、やはり詰めが甘い部分が見受けられ、原作を超える内容にはなっていない。
視聴後の涙や感動が無いのだ。
原作は視聴後に子供ながら感動して涙した記憶があるが、今の子供達にこの作品を見ても感動の気持ちは湧かないだろう。
激しい戦いのシーンや、ギャグ要素で楽しむ子供はいると思うが、大人になって思い出す作品ではない。
恐らく映画の尺的な原因もあるのだろう、所々駆け足になっている感じが否めない。
新キャラの姉は活かされていない上、ラストで一瞬だけ両親の写真が登場。それまで両親に触れてすらいないのに‥感動を誘おうとする無理矢理感が感じられる。
原作ならば重要なシーンの静ちゃんとスネ夫の倉庫でのやり取りもサッパリしている。
静ちゃんの「そりゃあわたしだってこわいわよ。でも‥このまま独裁者に負けちゃうなんてあんまりみじめじゃない!」というセリフは原作映画ならば涙を堪えたような感情のこもった名セリフだが、本作は本当にサッパリしていた。
他の方も書かれているが武田鉄矢さんの「少年期」を聴きたかった。恐らく「少年期」を挿入するだけでも雰囲気は変わり、一緒に観に来ている親世代も「あぁ、懐かしい‥」と感動するだろう。あのシーンは自由同盟のメンバーがギターを弾きなながら何とも言えない哀愁を漂わし、寂しげな表情が戦争の悲惨さを表現していた。リメイクにあえて起用するというアイデアは無かったのか?
原作ならばパピが中盤で捕まるため、本作の方がセリフ、登場シーンが多い。その為なのかパピが物語の中心になっている気がしてしまう。
のび太達が影が薄い‥。
実に惜しい、勿体無い作品。原作ファンからは満点は得られない作品となってしまった。
ただ、リメイクの精度は高く、再鑑賞もしたい気持ちになる良作ではあると思う。
次回は「海底鬼岩城」あたりをリメイクしてもらいたい。次こそは原作を超える作品を‥。
やはりオリジナル!!
藤子さん原作の大長編ドラえもんのリメイク。個人的には好きな作品のひとつ。
下手な感動ポルノもなく、感動、アクションのバランスが良い冒険活劇となっております。ただ原作に忠実でなく、上手く現代ドラえもんにアレンジされている。わかってても、しずちゃんとスネ夫の名シーンには痺れますな。リメイクオリジナルキャラも違和感ない。ただし、反乱軍の声のミルクボーイが他と比べて下手過ぎて違和感。ゲスト声優にお笑い芸人起用はやめてほしい。
次回作は完全オリジナルっぽいですね。
プーチンの末路を連想した
のび太が拾った小さなロケットの中から、手のひららくらいの宇宙人パピが現れた。パピは宇宙の小さな星、ピリカ星の大統領で、反乱軍から逃れて地球にやってきた。スモールライトで自分たちも小さくなり、パピと一緒に遊ぶのび太やドラえもんたちの前に、パピを追って地球にやってきた反乱軍が、パピを捕らえようとし、のび太たちにも攻撃をしてきた。さてどうなる、という話。
ドラえもんぽくない、なかなか迫力ある攻防戦だった。
最後は大きく戻って対抗、とは反則じゃない?って思ったけど。
住民を脅して軍事力で政権を取ろうとしても結局はそうなるよな、って感じ。ウクライナに侵攻中のプーチンの末路を連想してしまった。
旧作と比較してしまうと残念
リメイクと言われたら、多少の変更点はある。
個人的に残してほしかったシーンはいくつもある。少年期が流れるシーンもそうであるが、自由同盟の地下組織の近くで、チーターローションの効力がなくなり、のび太が走れなくなったところに、走ってのび太を助けに行くジャイアンの友情シーンには感動した。この2つのシーンは見たかった。
あとリメイクということで、大筋がわかって見ているから基本設定はわかるが、はじめて映画を見た人は細かい設定が分かりづらかったのではないかと思った。
映像はかなりきれいになったという点ではよかったと思う。
時代に合わせたバージョンアップ
すごく楽しめました。
何より独裁者と戦うというタイムリー性が、偶然の後押しによって時代に合っていました(ロシアのせいでまったくもう)。
今見ると旧作でもっさりと感じる「のび太としずかの映画撮影」部分を切って、スピードアップするとか、戦闘シーンの演出を今風にするとか、変えるところは変えていつつも。
(決して旧作がダメだったわけじゃなくて、あの頃の『ジェダイの復讐』公開後なSF特撮映画ブームだった時代背景とは異なり、今は適さないって意味で)
Fさんの漫画原作でも、旧作映画でもこの作品の肝だった
・のび太の思いやり
・しずかの「やられっぱなしは悔しい、やれることをやる」決意
・スネ夫の小学生らしい「怖い」「戦いたくない」という感覚
この全てを変えなかったことが、とにかく賞賛したいところ。
時代に即して、正しくバージョンアップしていたように感じました。
ただ、少し内容が難しいのかも。
ちびっ子たちの中には、立ち上がって歩き始めちゃった子もいて、パピの演説の内容や意味が、理解出来なかったのかもしれません。
誰もすごくないのに
いつもよ期待通りのドキドキワクワクストーリーでした。
のび太もジャイアンもスネ夫もしずかちゃんも誰もすごくないのに仲間って良いですよね
子供と一緒に見ましたが、大人の私がドラえもん達に勇気づけてもらいました。
そりゃ怖いって
2022年劇場鑑賞58本目。
映画ドラえもんは藤子・F・不二雄原作のものとそうでないものかあり、これは自分なりの分析なのですが、藤子原作はドラえもんの登場人物の成長、原作でないものはゲストキャラクターがドラえもんの仲間たちに影響される、という傾向があると思います。今作はスネ夫がメインですね。
ただ、子供の頃はスネ夫が臆病に見えていたのですが、大人になってみるとそりゃいつ死ぬか分からない戦場に放り込まれて怖がらない方がどうかしていて、よく分からずノリで戦争に身を投じている四人より、死の恐怖をきちんと理解してかつ乗り越えているスネ夫が本当にすごいと思いました。
それにしても、ドラえもんの話みたいなことを現実に起こすバカが今世界のどこかにいると思うと本当に呆れますよね。
とてもよかった
ロシアに攻め込まれている現在のウクライナを彷彿とさせる状況で、ビルにミサイルが撃たれて爆発するところなどニュース映像にオーバーラップする。小人の大統領がゼレンスキーにしか見えない。ロシアや中国では上映できなさそうな内容だ。
4歳の娘と見てきたのだけど、ポップコーンがしょっぱかったのか途中から「リンゴのジュースをかいにいこうよ」と何度も言われて困る。座席が通路を挟んで斜め隣だったのもよくなかった。エンドロールが始まるとさっさと出ていかされた。
今まででベストかも。
いつもながら話がしっかりしてて盛り上がる。とことん友情と人を思いやる気持ちが大切とこの映画からひしひしと伝わってくるよ。心の強さや勢いだけでなく弱さもしっかり描いているところが泣ける。待ちに待った新作があまりにもタイムリーすぎるネタなのが更なる共感に。効能時間のタイムリミットがアニメらしい設定でちょっと安易な気もしたけれど充分満足な久しぶりのドラえもんでした。
普通でいいよ
(良かった点)
・OPのドラえもんの影からの登場シーンは「久々にドラえもんが劇場に帰ってきた!」という感じがしてよかった
・戦闘シーンは歴代映画の中でも1番迫力があった
・ストーリー自体はオリジナルにほぼ忠実で世界観(PCIAという組織が忠実に描かれているなど)は面白かった
・現在の世界情勢に重なる点もあり改めて自由というものの素晴らしさを感じられた
・変に説教くさい内容ではなく、いい意味でただ娯楽コンテンツとして鑑賞できた
・主題歌は神曲だった
(イマイチだった点)
・お姉ちゃんの存在が謎だった。姉弟関係で感動させたいのならもう少しそこを掘り下げてもよかったのではないかと感じた。
・尺の都合もあるがもう少しパピとドラえもん達の友情を描いてもよかったのではないかと思った
・変に綺麗に映画としてまとめてしまったせいで子供狙いのギャグ(ドラえもんの「僕は狸じゃなーい!」など)がないと共に大人向けにした内容でも訳でもなかったので中途半端な出来になっていたと感じた
・ガリバートンネルやビックライトを使えば大きくなれるのでは?という矛盾点があった
・感動できる場面がそれほどなかった。特にお別れのシーンは少し淡白すぎると感じた。
一年待った甲斐がありました。
今作は戦闘シーンとキャラクター演出が、別アニメかと思えるほど力が入っていた印象。特にしずかちゃんは過去一番あざとかわいかったです。
また、興味深かったのは昨年作られた作品であるにも関わらず、現在の世界情勢に通じるメッセージが込められていたこと。歴史は繰り返されるんだなー。
脚本の改悪が目立ちました
小学2年生くらいを対象にしたのかもしれませんが、あまりにも表現を子供に向け(というより親に向けて)配慮するあまり、無理やりの説明セリフがやたら多くなってしまい、退屈なお話でした。
映像がところどころ素晴らしいだけに、作り手都合の脚本の改悪(見せたくないシーンを見せないために、または偉い人が「こうしたらいいんじゃない」と気まぐれでいった言葉を反映するために、無理にこじつけで入れてきたオリジナルストーリー)がキャラクターの人物像をぐちゃぐちゃにしていて、大変に残念でした。
大事なのは映画を見ているときの子どもの反応。
私が見る限り、周囲の子どもたちは完全に途中で飽きており、旧作より増えたギャグシーンで笑う子どもも全くいない。
自分が子どものころは、旧作のリトルスターウォーズをみて、ドキドキハラハラして目線をそらせませんでした。それこそ、食べているアイスが解けているのも気づかずに夢中でテレビにかじりついてみていました。ここまで同じストーリーの映画でたいくつになるのか、と驚きました。
キレイな映像を作って(映像はすごく良かったのですが…)、きれいごとを説明セリフに長々と載せて、どや顔をしたい作り手のための映画かなと思います。
安定のおもしろさ、満足感!
子供と鑑賞。
原作は私が小さい時に、見たと思う。
でも記憶は曖昧。
宇宙とはいえ戦争がテーマなので、自分が見たいというよりは子供のために行く感じで、最初はあまり乗り気ではなかった。
結論から言うとおもしろかった。
ドラえもんは毎回そうだが、子供向けでもあり、大人向けでもある。大人の自分もささるところがある。今回も映画を見て良かった、と思える安定の満足感があった。
特に印象深いのが、スネ夫としずかちゃんのシーン。ぶわっと自分の幼い頃見た記憶が蘇り、セリフは令和らしくなっていたが、あのシーンは現在。
このスネ夫は、子供が共感するかもしれないし、もしかしたら大人の自分を表現してるのかもしれない。
パピの声優さん、すごかった。
普段は優しい声のパピ、そしてあのシーンの、めちゃめちゃ通る、はっきりとした声がすごく印象的で、かっこいい…!とすごく好きになってしまった。
ビックライトやガリバートンネルやもしもボックスを使えば…と思ったが、故障で修理中なのかもしれないし。と。
こどもは、戦闘シーンが楽しかったらしい。
スカッとするそう。
宇宙が舞台ではあるが、地球でも起こりうる独裁者や市民の反乱など、子供にとって学ぶ機会にもなると思う。
犬のシーンのbgmは、自分には違和感があったが、子供には、かわいい音楽〜♪って楽しめていいのかも。
ゲスト声優さんは、あっ、ゲスト声優さんだなってわかるものの、自分はそんなに違和感なかったです。最後まで本編に集中できました。
すぐに世界に引き込まれて、時間が気にならなくなるくらいあっというまでした。
子供だけでなく、昔見た大人にも、おすすめです。
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