ディア・スナイパーのレビュー・感想・評価
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【拾い物】初老の男が観るのと若者が観るのとでは違うのです
盛り上がりに欠けるサスペンス映画でしょう、何をこの爺さんはウジウジやってるんだと思うでしょう、そうなんですよ.....誰もが一見幸せに観えているオッサンにも何か一つや二つは有って、もしも病気で後先無くなったらどうしようかと思っているものです、そういう漠然とした寂寥感を纏った主人公のオタオタしたアクションはジンと来るものなんですよオッサンには しかし....厳しい意見が多いのは解るなぁそこがこの映画の説得力を上げてるのですから、劇場公開されていないようですがそりゃそうだ誰もがやまん「山猫は眠らない」みたいな映画を期待しちゃうよな、被ってはいるが映画としては別ジャンル。
※「主人公に共感を持てないシーン」と書かれておられる方が居られる通りあんまり善良じゃないけど最期を娘の生まれ変わりと思う人のために全てを賭けたのだ他は目をつぶってと思えば....本質は善良だったのじゃないかなぁと、納得できるのではないかと、思いませんか?
邦題は狙ったのでしょうね。
偶然、武装強盗が強奪した大金を手に入れた退役軍人が、厳寒の冬山で強盗団と死闘を繰り広げる物語。
「ディア・ハンター」と混同しそうな名前ですね。
「ディア・ハンター」はベトナム戦争で傷を追った男達の物語。
そして本作も、軍隊時代のトラウマを抱え、家族を失った男のお話。
物語は、極めて地味で、映画としての面白みが乏しいと感じます。
舞台となっている冬山の厳しさを実感出来れば、もっと違う印象になったかもしれません。これは描き方の問題でもあるのでしょうが・・・冬山の厳しさを知らない私の人生経験の話になるのでしょうか?
ただ、逆に言えばリアル。広大な山々を舞台に海兵隊で鍛えられた老人なら、この闘い方は出来るのだろうな・・・とも思います。
欲を言えば、もう少しヒロイン役の女性との関係性を描いたら、ラストの説得力が出たかもしれません。
あと、正直、主人公に共感を持てないシーンがチラホラあって、これも少し工夫してくれたら評価も上がったかもしれません。
私的評価はやや厳しめです。
おじいちゃん奮闘記、
ストーリーもわかるし登場人物も少なくてよかったけど、いかんせんおじいちゃんが頼りがいあるのかないのか(笑)、病気で足元もおぼつかないかんじで、そういう意味でハラハラもした。
でも、ストーリーでハラハラというか、3人も4人も殺しちゃって、ひっちゃかめっちゃかなかんじだった(笑)
主人公が犯人とか相手を殺す時って、身内を殺されたとかよほどの理由があるものだけど、そうでもなく、警官でもないおじいちゃんなのに、そんなに人を殺しちゃっていいのか、と(笑)
全然あきませんやん
“山猫は眠らない”のラストブラッド
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