「パブの店長、友達の妹、恋敵・・・皆良い人ですね。」シークレット・ランナー よしさんの映画レビュー(感想・評価)
パブの店長、友達の妹、恋敵・・・皆良い人ですね。
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殺されたと思っていた女性をスクリーンで見つけた男性が、彼女を取り戻す旅に出る物語。
ファンタジー或はサイコのような作風かと想像しましたが、思いのほか現実的なお話でした。
彼女を探す旅は中盤まで。あっさりと再会した後は、マフィアとの攻防に移ります。
彼女を探す旅に期待感が大きかったため、この展開は失望感を強く持ちました。
また、細かいディティールが詰め切れていない印象なのもマイナス。
マフィアから逃げて、名前まで変えたのにスクリーンデビューする女性。
主人公の存在に気付いているのに、復讐せずに長年放置するマフィア。
マフィアの存在に気付き調査もしているのに、復讐せずに長年放置する主人公。
女性のスクリーンデビューなら整形したことにするとか、納得感のある設定も難しくなかったように思えます。
序盤、パブの店長がとても良い存在感を出していて、映画全体の期待感も高まっただけに、少し残念に思えた映画でした。
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