「単なるサン・ラーのミュージックビデオだ。」サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
単なるサン・ラーのミュージックビデオだ。
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2000年は23年も前に過ぎ去った。さて、黒人は今一体どうなったか?
『結局、金さ!』と言っている背後にマルコム・X。
さて、さて
映画は単なるサン・ラーのミュージックビデオだ。
残り15分で内容は集約する。前半の殆どが全く意味が無い。私はこのミュージシャンをただのキーボード奏者と見ていた。従って、この映画の存在すら知らなかった。
テナーを奏でるのはファラオ・サンダースだと思うが未確認。
以前から申し上げた通り、私はフリー・ジャズは大好きである。だから、サン・ラーの名前は知っている。しかし、ジャズとしての彼の存在は、寧ろフリー・ジャズの終焉と言える。やはり、フリー・ジャズと言えば、オーネット・コールマンやアルバート・アイラーの存在があり、コンポーザーやアレンジャーとしてはクィンシー・ジョーンズやチャールズ・ミンガスがあげられる。
だから、この映画は近年になって発掘されたフリー・ジャズを主題にした古いミュージックビデオの類と見るべきだ。
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