「学校の屋上でタバコの煙りをくゆらしていた恩師への恩返しの話し 🎵ボクの好きな先生~ ボクの好きなおばさん みたいな」浜の朝日の嘘つきどもと カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
学校の屋上でタバコの煙りをくゆらしていた恩師への恩返しの話し 🎵ボクの好きな先生~ ボクの好きなおばさん みたいな
銀座のシネスイッチ銀座で見ました。
ビルに挟まれた古い建物の雰囲気のある老舗の単館です。邦画を掛けることは珍しい。しかし、今月は「先生、私の隣に・・・」との2本だけの上映です。
トイレが和式で、お尻ふくのも立ち上がるのもすごい大変。
地代も高いでしょうし、閉館しないか心配しています。
早くウオッシュレット付きの洋式に変えてくださいな🙏
東日本大震災のあとタクシー会社をやめて、自分で新しいタクシー会社を興し、震災成金と言われた浜野朝日交通(こ~ちゅ~)の会社社長(光石研)の娘、浜野あさひ(高畑充希)が映画好きになったきっかけをくれた高校の恩師、田中茉莉子(大久保佳代子)の夢を実現させようと福島県相馬市に実在する100年の歴史のある映画館朝日座(ASAHIZA)の再建に奮闘する、タナダユキ監督のオリジナル脚本のヒューマンドラマ。
若尾文子や大地喜和子主演の昔の映画もチラッと見られます。
新宿武蔵野館のプチセットもいい雰囲気で、勉強になります。「怪奇、幽霊スナック殴り込み」って主演タナダユキの杉作J太郎監督の2006年の作品。
大久保佳代子のイタイ恋愛遍歴多めのぐっちゅぐちゅの熟女キャラを存分に生かし、最後に落としてきた。
臨終の茉莉子の最後の一言は、「なんだ、(バオ君と)やっときゃよかった」だった。
バオ君役の佐野弘樹がベトナム人の実習生役を好演。8年間毎日、「茉莉子ちゃん大好きだよ」と言われる幸せを手放ししたくなかったのでしょう。死因は乳ガン。ヤっていれば、バオ君が早期のうちに気が付いたかも。本当に好きで大切な男の子は最後まで襲えなかったのね~ そーゆうところも大久保佳代子にはある。自分でウソツキ鴎になっちゃったんだね(注1)。
名画座vsスーパー銭湯&リハビリ施設じゃ、癒しのツボが違います。
知らない他人と同じところで笑って、違うところて泣く。それが醍醐味。
柳家喬太郎はキザな落語家なんで、映画館の席亭似合ってた。クラウドファンディングのことをクラウドチアリ?って、ボケかまし(注2)。
予告編での高畑充希のセリフがこの場面のこの下りかと大変楽しめました。
ばかやろーまだ始まっちゃいねーよ。
じじい、ぶっ飛ばすぞ。
高畑充希は元気がよくて、共演者を巻き込んで引き立ててくれますね。なかなか貴重な人材だと思います。オイラもぶっ飛ばされたい🤩
注1:ウソツキ鴎は小林幸子のデビュー曲。
注2:壁に耳あり、クロードチアリ。古典的なダジャレ。
カールⅢ世さん
コメントありがとうございました。嬉しかったです。
オススメのこの映画、早く長野県まで来ないかなぁー
我々映画フリークは映画館そのものにも惚れますよね(笑)
ちなみにこちらの東座は内村光良の映画のロケで使われたことがあるんだそうですよ
😉
カールⅢ世さん、コメント返信ありがとうございます。
>基本、女性客に合わせた映画を掛けるところ
そうだったんですか。
映画館を選ぶ際、気にしたこと無かったです。
この映画館で観た作品を確認してみたら3本でした (…ヒマ人)
「裸足の季節」 まあ女性向け?
「しゃぼん玉」 市原悦子&林遣都 ヒューマンドラマ
「猫が教えてくれたこと」 トルコ版・世界ネコ歩き
まあ確かに上映している作品に
穏やかな作品が多いといえばそうかもしれませんね。
>どちらのトイレをご使用ですか?
空いている方です。 (・_・) …☆
カールⅢ世さん、お邪魔します。
「シネスイッチ銀座のトイレ」
何度か行ったことある映画館ですが
トイレが和式(!) だったとは気付きませんでした。
ビル自体が古いのでしょうか。
(古くとも地代は高いでしょうね…。)
カールさん、コメントありがとうございます。
やっぱり『ベルリン天使の詩』と『天使にラブソングを…』のカップリングが最高だったかな~単に天使だけって感じの・・・
ドラマ版では川島監督が泣けなかったと言ってたんですけど、やっぱり映画の泣けるシーンは人それぞれなんですよね。