ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価
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妻の異様な艶かしさが気持ち悪く、最初はちょっと引いた感じで観た。岡...
妻の異様な艶かしさが気持ち悪く、最初はちょっと引いた感じで観た。岡田将生のキャラもアレだし、長いのに大丈夫かと思ったが結構見入った。
バーで突然「知ってるよ」と言わんばかりに当然のように例の話をし始める家福がすごく疑問だったけど、きちんと理由があったんだな…
岡田将生からちゃんとヤバい奴感が出ているのがすごい。
「こうはならないだろう」と(勝手に)思っていた展開に驚いた。みさきは仕事として家福の運転手を続けていくと思ってた…
私には合わなかった(^_^;)
期待しすぎたのでしょうか…。
私には合いませんでした。
性描写がしつこすぎるし(あんなにまでいるものなのかなぁ(^_^;))
(友人には「村上春樹だもん」と言われました笑)
前半は退屈で退屈で。
とにかく長かったです。
子の喪失、妻の浮気…妻の喪失…
子供を失ってから妻と間に隙間ができてしまった。体の関係はあり、繋がっていると思ったものの、他人との浮気を目撃してしまい、動揺する。しかし、それを責めることもせず、できないまま、妻は死んでしまう。正直に妻と向き合わず、どこか遠慮してしまって、ぶつかっていかなかったことに妻は感じていただろうし、死んでしまった今となっては後悔しながら生きていくしかない。それをドライバーであるミサキの境遇話を聞いたことで気付き、人生を取り戻していくというストーリー。ラストは二人共、韓国で暮らしているのだろうか。互いの人生の傷をなめあってという言い方は適切ではないかも知れないが。
おもしろかった
準新作になってたのでレンタルしました
物語の展開が面白くて飽きなかった
舞台の元ネタとか知ってたらもっと楽しめたのかな
日本の道を進むシーンがよく出てて「ああ日本や」って思った。
西島秀俊さんのポーカーフェイスの演技よかった
手話の女性役の方が綺麗だった
そして岡田将生さんはいい役だった。キーパーソン的な
多くは語られてなかったけど、彼も気性が荒かったりして色々とあったのだろうか。と思ったけども、さすがに荒れすぎ笑
奥さんは死ぬ前に何を伝えたかったのか分からんかった。離婚かな?
そしてちなみに、さらにネタバレですがR15に沿った濡れ場があります
緻密な仕掛けとデザイン
映画館に行きそびれていたら配信になった!
ラッキー
まずこの車、何?古い外車
そう思ったら気になってしょうがない
止めて調べる SAAB900turboふむふむ
こういうところが配信の良さなのよ
ロードムービーだと思ってたからなんか意外で
おされなマンションとセクシーシーン…
かと思えばチェーホフ、しかも他言語
軽くいなされている感覚
だけど賞をとってるので腹を立てず冷静に見る
(笑)
全体的に細微に至り美学が感じられ丁寧だと思うけど
白けたことを言えば
2日間で北海道往復を車ではキツイ
どこでスノータイヤに履き替えたのか?
序盤でも
急な変更で家に帰る時は奥さんに連絡して!
と強く思ってしまってたけど
あとで一度や二度ではなかったのかぁ〜と理解
車とカセット、だけどスマホやビデオ通話
時代がいつのドラマなのかちょっと分かりにくかった気がする…
あらゆるパーツがしっかり機能した映画
3時間に及ぶ大作ということでかなり構えてたんですが、見てみたらのめり込みやすくて2日連続で見ちゃいました。
ドライバーと主人公の信頼関係が増していく過程が丁寧に描かれていて、
特にふたりが初めて車内でタバコを吸うシーンで、サンルーフからタバコの煙を逃がすように2人揃って手を上げているシーンが妙に沁みた。
ゴミ処理場やドライバーの故郷をはじめ、背景もひとつひとつ印象に残してくるし、
石橋英子の音楽も、それ以外のBGMが全く無いのもあって素晴らしく際立っていたし、
岡田将生が絶妙におじさんをムカつかせてくれたのは好演技だったとも取れるし、
あらゆるパーツがしっかり機能した映画という印象。
前半、奥さんに運転させたくない気持ちを滲ませていたのと対比するように
ラストシーンで車を完全にまかせているところから彼のマインドの変化を描いているのも秀逸だと感じた。
感想。
感想。ネタバレあり。
色々と受賞してるのを知っていたので見たいと思っていた作品。三浦透子さんが出るのも楽しみだった。
海外で賞をもらわなくても国内が先に評価して話題にしてほしいみたいなのをどこかで見た。
本編感想。
最初は少しびっくりした。ベッドシーンが多くて。PG12表示があったけど、なるほどとなった。12でいいのか…。
性描写は撮り方配慮されているのが感じられた。夫婦が親密なのを表すための性描写。
音はとてもミステリアスに描かれてる。美しく魅力的な雰囲気はあるが、家福と高槻が好きになるのは分からなかった。
原作未読。本だったら気にしなかったと思う。女優さんは素敵。
彼女が何考えてるか分からない家福の視点だから、家福と同じ側から見てるからミステリアスに感じるのは当然か。余計なシーンはないから仕方ない。
車に家福、みさき、高槻が乗ってて話してるシーンを見て色々考えた。
家福は自分の行動を後悔してる。こうしていたらああしていたらと後悔する時、どこまで遡ればいいのか考える。
はじめ私は、遡るとそもそも浮気したからだと思った。家福を楽にしてあげたかった。妻が浮気して家福が傷付いて話さない選択をしても仕方ないし、見て見ぬふりや帰るのが遅くなるのもわかるから、後悔の分岐点は映画でわかる範囲だと、浮気したとこだと。
でも、家福が探しているのは自分の選択の中からで彼女がした行動を変えようとは考えていない。
彼女の浮気は起こったこととして、それに対して自分は他の選択があったと悩んでる。
みさきも、母親に酷いことをされてたが、違う選択もあった。みさきも家福もそれをわかってて、自分の取った行動を自問してると思った。
高槻は相手が亡くなってしまい分かりやすく間違った行動だから、責任があるとすぐ思えた。
相手が盗撮してても、色んな選択肢があるはずで、たとえば無視したり話しかけたり、写真取り返したりポーズ決めたり…。相手が嫌なことをしてきた返しに暴力を振るう選択をしたのは高槻。
家福とみさきも自分の選択したことに苦しんでいて、私がそもそも相手が先に〜とか言うのは違うなと考え直した。
でも、相手が生きていたら話せたのに、居ないから自分側の後悔ばかりで慰めがなくてつらいと思う。
自分の行動は自分の責任というのは当然のことで、現実は全部そう思うとつらいけど。
このいろいろ勝手に考えてたことは映画の言いたいこととは関係ないかも。
タバコがよく出てくる。アイテムとして分かりやすい。ハードボイルドに見せたいとかかっこいい仕草とか、タバコの演技は色んな作品でよく見る。
タバコは不安や疲れたとき落ち着きたくて深呼吸するのを助けるものと思う。
映画では共通点で、距離感の変化をわかりやすくしてくれた。
あるシーン、抱きしめたくなりそうと思って見てたけど、抱きしめるとこは違うなと思ってしまった。
村上春樹の世界には「正解」が無いのが「正解」では?
映画が語りたかったエッセンスに対して、サスペンスの謎解きのようにいろいろと明白に答えを出しすぎている(しかもセリフとして)と思った。映画全体に漂うトーンでいうと「ノマドランド」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「スリー・ビルボード」などが同じ方向性だと感じるが、これらの方が正解の無いなんともやるせない人間模様があって個人的には好みだ。原作となった短編はどのようなものか、読んでみようと思う。
加害者、それとも被害者?
突然、妻を失った主人公(西島秀俊)は広島の演劇祭に招かれる。
出演者は各国から集まり、自分たちの言葉で話し、ろう者は手話で演じるという多様さだ。
専属の運転手(三浦透子)がつき、親しくなるにつれ生き方を考え直すことに。
3時間あるが退屈はしなかった。
付箋を回収していく
村上春樹はノルウェーの森しか読んでないけど
ノルウェーの森でも感じたがこの作品でも
官能を絡めてくるので少し苦手
PG12とあったので予想はしてたが。
ミステリアスなドライバー含めて
キャラクター達の付箋を回収していく感じは見事だと思う
長い映画だけど何故か見れてしまうし
HIROSHIMAの瀬戸内を舞台にしている所
地味だけどそう田舎でもなく美しい街
ヴィンテージカー
ダラダラと長くアンニュイで
だけど何処かオシャレで
まるでフランス映画みたいだ
てんこもり
よくできた話で、総じて面白かったけどエピソード盛りすぎで冗長。無駄なシーンが多い、というほどでもない。もっと短くて面白いものにできる、ということ。ってことは無駄なのか。そうかも。
例えば死の話が多すぎる...まあハルキだからしょうがないのか。
最後の15分間(北海道以降)はちょっとクサい話だった。家福の気恥ずかしい独白など、なくても余韻として感じるように演出できないのかな?というかあのセリフを聞いても「ほぼわかってた」ってたいがいの観客は思うんじゃないの? 「言語によるコミュニケーションのあり方」も一つの主題だからそうなっちゃうという言い訳は成り立つのかもしれないが、そこは行間を読ませる演出が欲しかったね。
カンヌ国際映画祭4冠受賞作品ということで、観る前にハードルを上げ過...
カンヌ国際映画祭4冠受賞作品ということで、観る前にハードルを上げ過ぎてしまった。
3時間近い大作はちょっと長く感じられた。
女性ドライバーの故郷に行くシーンはなかなかよかったが。
広島から北海道まで車で行くという大移動、タフだ。
この女性ドライバーが終始ほぼ無表情で、特別美人でもない点がリアルだったかもしれない。
ラスト、女性は韓国に住んでいたが、舞台の主催者夫婦と一緒に暮らしているのか。
そして、赤い車に乗っていたが、あれは家福から譲り受けたのか、それとも自分で似たような車を購入したのか、謎のままだ。
正しく傷つきましょう。
幸いなことに2回目を見る機会を得た。2回目ということで1回目の見落としたところもかなり埋まって理解が深まった。なにせむず痒く脳を刺激してくれる映画であることは間違いない。最近見た映画の中では一番脳味噌を揺さぶられた作品である。物語はワ―ニャ伯父さんとシンクロしていると思うが、現況からの突破口は何か。何せ韓国手話女優が素晴らしい。見る者を引き付ける。涙があふれる。最後は韓国の日常風景の中に、心なしか晴れやかなみさきの顔が出てきて救いを感じた。家福、音、みさき、高槻を通して本来、人間が潜在的に持っているものを再認識できた。チエホフも読みたくなった。
好きな世界観
飛行機の中で鑑賞。
「自分自身の心なら、努力次第でしっかりのぞき込むことができるはずです。結局のところ、僕らがやらなくちゃいけないことは、自分の心と上手に正直に折り合いをつけていくことではないでしょうか。」そんな高槻は人を殺めてしまう。その事実から逃げることなく正直に向き合った。人間は弱い。それと向き合わないことはもっと弱い。
この映画はどのシーンを切り取っても美しい絵になる。家福と渡利が高速道路で車に乗りながらタバコを空に向けているシーンは何とも良かった。
家福の舞台。テキストに身を投じるという役者の姿勢。家福はもう二度と身を投じることができないと言う。その精神性。
どの役もいい。コン・ユンスという役は素晴らしい。心の美しさが伝わってくる。「妻の言葉を知りたいと思って手話を始めました。一目惚れでした。」
「僕は音に会いたい。会ったら、怒鳴りつけたい。責め立てたい。僕に嘘をつき続けたことを。謝りたい。僕が耳を傾けなかったことを。帰ってきて欲しい。生きて欲しい。もう一度だけ話がしたい。音に会いたい。でも、もう遅い。取り返しがつかないんだ。どうしようもない。」妻を愛する気持ち。痛いほどに伝わってくる。
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