ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価
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西島秀俊は名演であった
シチリア民謡に五木寛之さんが歌詞をつけた「ひとり暮らしのワルツ」という歌がある。早稲田大学のロシア文学科にいたためなのか、歌詞の中に次の一節が出てくる。
タバコをふかして チェーホフなんか読んで
悪くないものよ ひとり暮らしも
男と別れた女性が男と暮らした部屋に住み続ける心境を歌っている。「悪くない」ではなく「悪くないもの」という表現にしたところに五木寛之さんの工夫があると思う。「もの」が付くことで、俯瞰した見方になる。いろいろな暮らしがあって、どれも悪くないが、ひとり暮らしも同じく悪くないという言い方である。本作品にはタバコを吸うシーンも割と多いし、自然にこの歌が頭に浮かんだ。
本作品はまさにチェーホフの代表作のひとつである「ワーニャ伯父さん」が劇中劇として展開される。チェーホフは大雑把に言えば人生の意味を問いかける戯曲を作っていたので、そういう意味でもこの作品にぴったりだ。ちなみにワーニャはイワンの愛称で、アレクセイがアリョーシャだったりドミートリーがミーチャだったりするのと同じである。英語圏でも同じように愛称が決まっていて、ジェームズはジミー、ウィリアムはビルである。愛称で呼ぶのは平素や親しみを込めているときで、改まったときは正式の名前で呼ぶ。ビル・クリントンは例の不倫騒ぎのときはヒラリーからウィリアムと呼ばれていたに違いない。さぞ怖かったと思う。
セックスは食と同じく人生に必要なものだが、それを正面から捉えようとした映画は少ない。特に邦画は少ないと思う。あってもマイナー作品だ。しかし本作品には西島秀俊と岡田将生という有名俳優が出ている。しかも3時間の大作である。あとは相手役となる有名女優が出演すれば本邦初のセックスがテーマの映画になったはずだが、そうはならなかった。映画にもなったドラマ「奥様は取り扱い注意」のヒロイン綾瀬はるかが西島秀俊の相手役を務めれば最高だったのだが、ちょっと残念である。
しかし霧島れいかも悪くない。ネチャネチャと音のする濃厚なキスシーンは、そこらへんの恋愛映画が逆立ちしても映せないシーンだ。舌を絡め合う濃厚なキスは、恋愛成就の証であり、セックスの入口でもある。互いに舌を相手の口腔へ入れ合い、歯の裏や口蓋の奥まで舐め合って、溢れる唾液を飲み込めば、心が溶けて脳は興奮の坩堝と化す。
このシーンがあったから有名女優が出演しなかったのかもしれないなどと考えたりもしたが、必要なシーンだから誰が監督でもカットはしないだろう。濃厚なキスの向こうにあるのは相手の人格だ。しかしである。人は可能性としては誰とでも濃厚なキスを交わすことができる。つまり濃厚なキスやセックスをしたからといって、相手の人格を理解できるわけではない。人は他人によって高められも貶められもするが、他人の生を生きることも他人の死を死ぬこともできない。どこまでも孤独なのである。
西島秀俊は名演であった。この人にはこういう複雑な人格こそ相応しい。
本作品にはセックス、暴力、肉親との関係性など、多くのテーマが重なり合うように登場する。どのテーマも最後はひとつの結論に収斂していく。人はひとりで生き、ひとりで死んでいくのだ。それを受け入れるしかない。奇しくも劇中劇「ワーニャ伯父さん」でソーニャが最後に語る台詞の骨子でもある。
濱口監督の心地よいハンドルさばき
村上春樹の持つ言葉の引力。
シンプルなのに沁みるようにスッと入ってくる。
冒頭から全てが美しい。
みさきの運転のように心地よい濱口監督の演出。
次々と目に飛び込む美しい景色。
目で追ってしまう魅力的な女性たち。
そんな時、アクセルを強く踏まれ感じる重力。
深い闇を照らすヘッドライト。
明確な感情を捉えることが出来なかった
失ったパートナーや家族に対する想いが
ライトの光で浮かび上がる瞬間。
こんなに清々しいドライブは久しぶりです。
過去を悔い、心に傷を持った男女が、生きる意味を問いかける物語
映画『ドライブ・マイ・カー』の感想です。
ブログではネタバレありで書いています。
監督:濱口竜介
制作年:2021年
制作国:日本
カンヌ国際映画祭 脚本賞、他3賞
原作:『ドライブ・マイ・カー』(短編小説集『女のいない男たち』) 村上春樹
【あらすじ】
舞台俳優の家福は、自身の不在中に妻が男を家に入れ、性交している現場を覗き見てしまう。
妻にはそれを告げずに夫婦生活を続けるが、妻は突然亡くなる。
二年後、舞台に上がれなくなった家福は演出家として広島に招かれるが、そこでの日々を通して、徐々に過去と向き合い始め。。。
【感想】
過去を悔い、心に傷を持った男女が、生きる意味を問いかける物語です。
男女の心情を丁寧にゆったりと描いており、観客として彼らに寄り添う時間とスピードは3時間という長さでも丁度良いと感じる程でした。
村上春樹原作。カンヌで日本映画初の脚本賞受賞作です。
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ブログの方では、ネタバレありで個人感想の詳細とネット上での評判等を纏めています。
興味を持って頂けたら、プロフィールから見て頂けると嬉しいです。
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文学的か?
わたしとは、だれか。
村上春樹の小説を読み終えた後に、つい反芻しながら咀嚼する時のような時間を味わいました。
短編がなぜこの長さになるんだ…と思わなくはないですが、だからこそ伝わる後半の「向き合い」があるのだろうとも感じます。長い分だけ、西島さんと三浦さんで良かったと思いました。
自分の気持ちを真っ直ぐに受け止め表現することは、自身の傷つきを受け入れること。その一方で、傷つくことへの恐れは、目の前の(どこか偽物の)心安さに簡単にかき消されるのだと知りました。
そして自分と向き合うことがこんなにも難しいのだから、他者を正しく知るなんてことはより難しく、「そのまま」受け容れるしかないのだと教えてくれた映画でした。
劇中劇と並走させることで狙いたかった効果をどのくらい感じられたかわかりませんが、多様な言語や手話、淡々としたセリフまわしの醸し出す世界観は、自分で意味を付けて補いながら観るような、不思議な感覚でした。
狭い車内、広い大地、そして舞台。
人は誰もが役者で、セリフや言葉を通じて、自分と向き合い、その過程で自分を知るのかもしれない。
数年後に見て、その時の自分とまた向き合ってみたいと思いました。
喪失と後悔と真実を観ること
映画が始まってすぐに、この映画🎬は、絶対面白いな。と、確信できて、最後まで裏切らない映画でした。
大切な誰かを亡くした時に、
なんとか出来たのに、それが出来なかった、、
という場合は、、やはり後悔が、しつこくて、深い。
そうしたことを乗り越えて生きたい、すべての方に
オススメな映画です
そして、声、言語、音、セリフ、コミュニケーション
って、なんなのか。。ということが、伝わってくる映画でもあります。。
カンヌの脚本賞✨を受賞したことに
深く納得が行きました
こころが、ほんとうに静かに満たされました。。。
見る前に「ワーニャおじさん」は読んでおこう
映画普段全然見ません。
村上さんの作品はほぼ全て読破しています。
今まで村上さんの作品の映画化は、いまいちピンと来ませんでした。
そのため今回もがっかりするのでは、、。と思いましたが、映画を見付けない人にも楽しく見ることができました。
本作は「村上さんの作品を監督はこう解釈した」と真正面から向かっている姿勢がとても良いと思いました。
原作を読んだ者としては、鏡の使い方が上手いなあ、と思いました。
村上さんの作品では鏡はとても重要なモチーフだから。
性描写がありすぎて途中で気持ち悪くなって席を立ちそうになりました。ディープキスの音などいたたまれなかったです。これは不要かと。
「シエェラザード」との組み合わせはいらない気がします。
妻は話の中だけの存在としているだけで十分なので実在の音役は映像としていらないと思いました。テープの声だけの方が想像が膨らみます。「女のいなくなった男たち」でなく、「女のいない男たち」なので。
原作でも、妻は既に亡き存在として、他者からただ語られるだけの不確かな存在です。
できればサーブは黄色であってほしかった。村上さんの作品では色は必ず意味があるから。原作への敬意として。
十二滝村のシーンは、どこかで羊男が出てこないか注意深く見ていたが気づきませんでした。残念。
最後10分急に陳腐になりました。抱きしめあっちゃダメでしょ。「音を怒ってやりたかった。」とセリフで言わせてはダメだと思います。言葉でなくてそこは映画なので、映像とか音楽でなんとかしてほしいです。そのセリフは見る人に想像させてほしいです。
最後明るい話になって大団円だったので原作至上主義者には違和感は感じつつ見終わった後は明るい気持ちになったので良かった気もします。
高槻役の岡田さんは、秘めた挑発性がこの展開につながったのかと後半でしっくりきました。
でも、高槻という存在と家福との関係を丁寧に描き切らないままキメの台詞が来たので、いまいちのることができませんでした。
家福が高槻の懐に入り込んでこそ、あの台詞が家福の心に深く降りてくるのではないかと思います。あのキメ台詞を引き立たせたいのなら、関係性をしっかりと映画内で描き切ってほしいとも思いました。
西島さんが目薬さすシーンが、時々あってそれがよかったです。
なによりも、一番光っていたのは、韓国語の通訳スタッフとして出ていた俳優さんです。あの方の地に足のついた演技で浮世離れの話でなくなった気がします。彼の存在だけでこの作品は★4つ。
追記:考えてみると、物語と映像には、一貫して死がまとわりついています。妻の死、みさきの母の死、抑揚のないセリフの練習。広島のゴミ処理場で出てくる原爆ドームを繋ぐ吹き抜け、北海道の雪景色の白。
だからあの芸術祭の担当の女の人はあんな無表情な話し方をするんだろうなと思いました。あの物語自体が異界の物語なのでは。ロードムービー仕立てになったことでお遍路さんを想起させます。その中を巡る赤いサーブは血の色ですね。それを生の象徴ととるか死の象徴ととるか。
連絡船で真っ黒な夜を越えて行くふたり
村上春樹の短編小説が原作。濱口監督の脚本。韓国の俳優たちを含めた多言語の舞台芸術場面に没入できないもどかしさを感じつつも、3時間の上映時間に長さを感じることはなかったのは、原作をかなり変えた脚本と西島秀俊と三浦透子を含めたキャストのためと思われた。
俳優で演出家でもある家福悠介(西島秀俊)は広島での芸術祭の期間中の約2ヶ月、愛車のSAAbの運転を任せることになった左頬に切り傷のある寡黙な蔭のある若い女みさき(三浦透子)は韓国出身の主催者の家に招かれ食事をともにすることをきっかけに話をすることが多くなったり、ふたりとも喫煙者なので話すことが多くなり、ゆっくり距離を縮めてゆく。悠介は3年前に妻の音(霧島)をくも膜下出血で亡くしていた。みさきは北海道の辺鄙な村(上十二滝町)の出身で、裏山の崖崩れで母子家庭のひとり親を亡くしていた。ふたりとも親しい者の死に際して、誰にも言えない愛憎と罪悪感の入り雑じった苦しみを伴う秘密を胸に生きていた。
芸術祭参加演劇に応募してきた俳優の高槻は女にも喧嘩にも手が早く、公演初日の数日前に傷害殺人罪で逮捕されてしまい、悠介は主催者側から公演中止か悠介が主役の代役を勤めるかを数日中に決めることを求められる。悠介が自ら主役を演じたくなかったのは、劇の主人公を演じると妻のことを色々思い出して辛いからなのだろう。
悠介はみさきに故郷の村をみせてほしいと言う。広島から北海道に車で向かうのだ。運転を代わろうかと申し出る悠介を拒むみさき。中学生の時から運転していたみさきのプロ根性(暴走族ではない)。青函連絡船(青函トンネルが出来以来、運航しなくなったのでは?)で仮眠をとって、故郷の雪に覆われた廃屋を前にして、抱き合い、涙するふたり。確か、連絡船のデッキから悠介は子供モノの防寒服を海に捨てたようなシーンがあり、仮眠するみさきに女性モノの防寒コートをかけてあげていた。悠介がこれまで大切にしていた思い出に一区切りつける決心をしたんだと思った。悠介には4歳でひとり娘を肺炎で亡くしている過去があった。生きていればみさきと同い年らしい。夫婦はその後、子供をもうけないことに決めて、妻もドラマの脚本家として活躍していた。夫婦がベッドでかわすピロートークはオーガズムに達した妻がうわごとのように言うことを悠介が翌日妻に口述するかたちで紡いでゆくドラマの脚本だった。思いを寄せる男子生徒の家に昼間忍び込み、タンポンや下着を置いて来て、自分の気配を残すという奇行を繰り返す女子高校生の話し。ここらへんは村上春樹っぽいのかなぁ???初期の村上春樹しか読んでないけど、こういうエロはちょっと春樹らしくない気がする。
霧島れいかはけっこうご年配なのにきれいなお背中でした。ありがとうございました🙏
脚本では原作での舞台の東京を広島に移し、撮影は主に釜山を使ったらしいので、青函連絡船は釜山の連絡船だったのだろう。
最後!悠介は芸術祭の舞台に立っていた👏乗り越えたのだ。
ラストはみさきがSAAbを運転する韓国の広い道路や量販店の駐車場で終わる。主催者の家にいた犬も一緒だった。左頬の傷もきれいに消えかかっていた。実に清々しい終わりかただった。みさきに赤いSAABをあげた悠介。車のナンバーは多摩503つ3982だったのが韓国のナンバーに変わっていた。犬はくれって言ったのかな?
サスペンス映画だったら、みさきが悠介と主催者夫婦を殺して、韓国に高飛びしたってことになるんでしょうけど。
#70 ラスト近くまではほぼ完璧
普通の映画ならなんでやんねんってツッコミたくなるところがいっぱいあるけど、この映画はラスト近くまでどんなことが起きようともツッコミどころがなくてほぼ完璧に私の心を鷲掴み❣️
仲良さそうな夫婦に実はドロドロした側面があっても、一つの舞台で色んな言語が飛び交っても、若い女の子がドライバーさんやろうとも、全てこの自然な流れですんなり受け入れられる。
他の男と寝ててもダンナのことを愛してる奥さんの気持ちも、それを見て見ぬふりをするダンナさんの気持ちもわかる。
でも、でも、主人公達がドライバーの故郷に向かうあたりから、だんだん理解不能なことが起きてきた。
ゆっくり下道の国道8号線通って2日間で北海道に行って帰って来れるのか不安になってきたが、なんとか目をつぶって物語に入り込む。
こんなに夜暗くなってもフェリーにチェックインできるのか?ってところもなんとかスルーできた。
しかし北海道到着後スタッドレスタイヤ無しで雪道走るのはどうしても納得行きませんでした。
いや、途中のオートバックスでタイヤ履き替えたのかもしれんけど。それとも多摩ナンバーだから元々スタッドレス持ってた?
こんなイケズなことばっかり考えちゃってごめんなさい🙇♀️
それをさらにスルーしてメガマートで買い物する彼女の顔を見たら、終わりはめでたしめでたしで一安心。左ハンドルで良かったね。
欲を言えば空き巣の女の子の話、好きな男の子のお家がどうなったのかもっと知りたかったなあ。
轍は続いてゆく。
村上春樹原作。カンヌで4冠。西島秀俊を主演に迎えたロードムービー。なんかすでに華やか。
演出家の悠介とその妻で脚本家の音。若手俳優で音の不倫相手高槻。そして音の死後、仕事先の広島で紹介された寡黙な若き女性ドライバーみさき。
初恋相手の自宅に忍び込む女子高生。まるで幻影のような幸せの形。妻に対する後悔と自戒の念。大切な人を失った喪失感。芽生える嫉妬心。自分自身と向き合わなければならない覚悟。赤い車が辿り着いた先。点と点が線になりやがてその線が轍となって道が繋がってゆく。そんな旅物語でした。全体的に丁寧に描かれています。ちょっと丁寧過ぎなくらいです。
ラストシーンはどうとでも解釈も考察もできるんですけど、めちゃくちゃ分かりにくい。これがさては村上ワールドなんだろうか。文学的な表現も多用されていてやっぱり179分は私は長く感じてしまった。
岡田将生は最近一癖ある役が多い印象。でも合ってました。三浦透子の淡々とした雰囲気も良かったです。西島さんはいつもの西島さんでした。
詳しい事は分かりませんが良い映画でした
何の予備知識もなく原作も読まず、ただ友達が西島さんのファンの為、観に行きました。
最初は激しい性の描写に驚きましたが、最初だけでした。
運転が心地よいと聞かされると、上映中多くある、車に乗っている場面は不思議と心地よく感じました。長距離のドライブをすることは最近めっきりありませんが、昔のドライブを思い出し、自分も乗っているような錯覚をしました。
広島の美しい景色を交えながら国際的な演出の舞台を作る様はとても素敵でした。愛人の1人であった岡田将生への対応もとても冷静で、判断を誤らない大人の男性を演じられていました。反面こんな素敵な男性でも、過去の失敗を省みて正直に言葉にすることが出来た所は素晴らしいし、膿を出し切った後進んで行くことも可能であると、悩む時間を交えながら、ごくごく自然な形で投げかけている、良い映画だったと思います。
残念だったことは、ラストのシーンは必要だったのかがよく分かりせんでした。
賞を受賞された素晴らしい作品との事で納得出来ますが、個人的には11月公開のあの作品を心待ちにしています。
カンヌって感じの映画だなと思います
この手の映画が好きな人は面白いのかも
しれむせん
邦画の波の無い映画というか…
受け手側で思いを汲んで下さいみたいな感じです
無音に近い所が多くIMAXやド派手に音を鳴らしている
作品どぶつかると最悪の映画かもしれません
何となく女々しい話しだなと感じでしまうし
色々どうなんだろう? という所あり
相性かもしれませんね
ごみ収集車はサイズ的には普通免許な雰囲気は
ありますが、大型免許は必要なんですよね
郵便局の配達カブが50なのに原付ではダメな様に…
と尺が長いく勢いで見る作品ではないので
色々と気になってしまいます
正直、エンドロール後は何の為に?
と思ってしまいます
犬が居るからあの夫婦に着いて行ったんですかね?
車は貰ったのか? 2人で行ったのか?
兎に角 尺が長いのでお腹には何か入れて
おく方が良いです
そして、疲れている時もやめた方が良いです
あとポップコーンみたいなものも音が気になるかも
最近はcocoaのためにマナーモードで鑑賞下さいですが
バイブの音が気になる作品です
大きなスクリーンは必要ないので配信で見るのが
ベストな気がします
脚本賞は納得
よく分からんなりにいい感じのドライブ
相手の心の奥に届く誠実な会話劇
妻の心の内が見えない。
仲良い夫婦。ベッドの中で妻の話から始まる。何? 異様な感じを受けた。脚本家の妻 舞台演出家の夫。あり得るのかこのような夫婦。
全体的に台詞が感情なしに話すのでちょっと馴染めなかった。また無駄な台詞はないけど決めつける様なところが全く心に響かなかった。大きく感動するところはなかった。
唯一。良かったのは舞台。情熱的な人たちで中国語、韓国語、英語、日本語とまた手話とバラエティにとんだ舞台が素晴らしかった。韓国語が柔らかな印象を感じた。妻が障害を持ちつつもお互いを思いやる韓国の夫婦が幸せに思えた。(奥さんの明るい笑顔に癒される)舞台で手話での演技。(感動)
女性ドライバーと関わったことで妻の心の内を知りたい。もっと妻と話したかった。生きてて欲しがったと後悔する。静かで見守る夫で理想とするところがあったが最後に自分の本当の気持ちに正直に話す。
よかった。自分の気持ちが知ることが出来て。
最後はドライバーの女性が韓国で買い物している。赤い車を運転し(韓国の夫婦で飼っていた犬もいたので)男性と共に韓国で暮らしているのかと思った。
この映画は凄く丁寧に作られていると感じた。劇中で出演者の名前が出てきた時。またエンドロールでも出演者 キャスト 関わった人達の名前が分かりやすく見やすかった。制作者たちの愛を感じる。
全795件中、701~720件目を表示