劇場公開日 2021年8月20日

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ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価

全795件中、681~700件目を表示

4.5暗喩が凄いです…!

2021年8月28日
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原作の村上春樹作品は未読ですが、予告が何となく懐かしいというかノスタルジーで観ようと思っていた本作!!

車好きとしては、SABBが懐かしく「走るやろなー」が第一印象。

ストーリーも重厚で、演出の一つゞが意味を持っていて、観賞後は心地よい疲労感でした。

俳優では、岡田将生が良かったです。俳優が俳優の役というのは難しいor簡単なのだろうか…(*´Д`)この年代の俳優で今後期待したいと思います♪

タバコのタイミングや子供の事、頬の傷など各所に爆弾があると思いました。(私のオツムでは、あと2回観ねば理解が…笑) 私自身未婚ですが、結婚したら1日2回は、“目薬をささないと”と思いました◡̈

激しいのが好きな方は、無理かもしれません。後、お腹は空いて無い時に!(無音シーンが多々あります。お隣の女性が盛大にお腹鳴ってました(´・ω・`))
是非ご観賞下さい。

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白長須鯨

5.0直ぐに映画館に駆けつけろ!

2021年8月28日
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いなかびと

4.0織り重なる人、劇中劇、妻の脚本、現実、多層構造のリアル

2021年8月28日
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・余計な要素が多いとの指摘もあるが、この映画で描かれる人間がそもそもテーマとして余計な要素から成り立っている事を突きつけてる。純な要素だけで人はできてない事が、震えさせる映画だなち。

・演じる俳優がバラバラの言語を話す演劇の妙味。
言語が棒読みから感情を乗せる事が劇中劇でも本編でもなされていて、あたかも登場人物が棒読み的ステレオタイプから背景のある影も毒もある立体になっていく事が浮き彫りななる。しかも、それは言語自体で説明不能なものも含む。見事に体現してた劇中劇。

映画や意味を直線的な説明で観るなら、批判しか出ないかもしれないが、
でも、主人公も運転手も岡田も妻も、みんな余計な要素を含んで生きている。
その余計なモノの摩擦が、人生に与える大きさに苦しくもあり、救いでもあり。

そういう立体化された人間劇に震えた。

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kurako

3.03時間飽きずに観れたが車酔いしました

2021年8月28日
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3時間飽きずに観れたが車酔いしました

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まる

4.5なんだか引き込まれる

2021年8月28日
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好き嫌いが大きく分かれる映画。一部が終わりキャストクレジットの入れ方がすごく良い。今までは全て前フリでこれから何が始まるのかって感じで引き込まれる。全体を通しての抑揚のないセリフだからこそ淡々と見れるし流石の演出。これがテレビや下手な映画みたいな感情爆発分かりやすいセリフまわしだと絶対に白ける。脚本もあまり抑揚がない分感情を乗せる演出を取りがちだがそこは監督の手腕だと思う。
西島も三浦も役を作って来てるって感じがせず素晴らしい。変わり者同士が惹かれ合って行く感じが良い。
最後の手話メッセージもラストに相応しく見応えがある。現実と劇中劇のリンクも前半と後半にあり伝わる。
撮影や絵の構図が素晴らしくだから観ていられるってシーンも多々ある。監督、役者、カメラ等などすべてが噛み合って素晴らしい映画になっている。映画の教科書を作るならこの作品は載せないとって作品。

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ゆう

5.0「言葉」を体に慣らしていく

2021年8月28日
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多くの方がおっしゃる通り、3時間の長尺がまったく気になりませんでした。
独特なセリフ回しのなか、ストーリーが大きく展開するわけでもないのに、最期の最後まで惹きつけられました。

作中劇のワークショップシーンは、濱口竜介監督の実際の演出方法だそうです。
台本(テキスト)を淡々と読み上げる作業を繰り返し、言葉を体に慣らしていく。

きっと本作でも、丹念にこの準備がなされたのだと想像しています。

この演出方法により作り上げられた、多言語による作中劇は見事で、コミュニケーションにおける「言葉」の持つ役割を考えさせられます。

コミュニケーションにおける、言葉(テキスト)に、感情、体感覚、相互の関係性、空間、環境要因が取り入られながら、コミュニケーションが成立していることが良くわかります。
公園での練習シーンや、ラストの舞台でも、そのことが深く染み入りました。

西島さん演じる主人公が亡き妻に対して抱いてきた特別な想いや、向き合うことのできなかった感情は、演じないことによって表現されていきます。

だからこそ、ラストシーンでの「言葉」を使って発露される感情は、私には大きく響きました。

そして運転手の彼女は、運転しないときには「文庫本(言葉)」を手放さない。感情に向き合わないようにするため、言葉の中に逃避しているように感じました。

濱口竜介の次回作「偶然と想像」(2021年12月公開予定)も楽しみです。

ビートルズは大好きだけど、村上春樹作品はまったく読んだことがありません。
読んでみたいという欲求が高まるまで、もう少し待ってみます。

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まさ

3.53時間って長い

2021年8月27日
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ミーノ

5.0八目うなぎ

2021年8月27日
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興奮

知的

幸せ

役所広司だったらと思うと、、

酌み交わす酒よりたばこの一服が人と人を近づける

ゴミ処理場のシーンから始まるみさきとの心のドライブ
で靄が晴れていく

岡田将生が素晴らしい

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労働4号

4.5大事なことは小さく語られる

2021年8月27日
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泣ける

悲しい

知的

原作の要素は、パン作り過程のイースト菌くらいの存在でしかない。むしろ、作中劇として出てくる「ワーニャ伯父さん」をどれくらい知ってるかの方が、登場人物の心情理解に必要。

全てのことが、直接ではなく、間接で語られる。

ネタバレにならない部分で好きな所を言うと、SAABのエンジン音と、旅情を掻き立てる広島と瀬戸内海の風景。長距離のドライブや旅行に行きたくなります。
上映が3時間と長く、トイレ行かない対策しても、ラストは我慢してしまった。ワーニャ伯父を読んでないせいで、理解が充分でなかった。これ以外は、素晴らしい作品でした。

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norikof

5.0福井の映画好きは映画館で観なかったことを後悔する

2021年8月27日
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映☆画太郎

4.0「言葉」なんて

2021年8月27日
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私にとって

「村上春樹」…苦手
「演劇」…不勉強
「チェーホフ」…誰だっけ

というレベルの前提弱者として観賞。
もちろんそんな予習は必要ない訳だけど。

車内での膨大な心情吐露。
そして膨大な「間」

2時間にわたる長い長い前フリは、ストーリーが動き出す残り1時間のための重要な助走。

どれだけ近しい人物であっても、「言葉」で相手を知ったつもりになっているだけかもしれない。

しかし。
主人公が演出する芝居は、多くの言語どころか、手話まで表現に利用する。
「言葉でわかり合う」という事への皮肉なのか、熱望なのか。

淡々と、無感情に見える会話、そして物語は、彼のお芝居の稽古ともリンクしていたり。

…とまぁ、分かったフリして書いてみているが、多分印象はそれぞれだと思うし、この「淡々と」に飽きてしまう人もいるだろう。

私はあの韓国式手話で会話する女のコに感情を寄せていた気がする。
観た方なら、それぞれ心を寄せるキャラクターがいたのではないだろうか。

「こうあるべき」を押し付けてこない。

分かりあえなくてもいい。
でも、それぞれ大事なものがある。

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キレンジャー

3.5不思議な空気感

2021年8月26日
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難しい

先週末は特に観たい新作がなく、たまたま上映時間の都合がよかった本作を鑑賞してきました。事前情報をいっさい入れずに行ったので、冒頭から流れるいつもの見慣れた作品とは異なる雰囲気に、やや違和感を覚えました。しかし、ほどなくこれが舞台演劇の醸し出す空気感だとわかり、徐々に浸ることができました。もっとも舞台演劇を鑑賞したことがないので、想像でしかありませんが…。

そんな独特の雰囲気を作り出しているのが、車内でカセットテープから流れる、やや無機質な音声。それとオーバーラップするかのような現実の流れ。しかも、それが重なっているような、いないような絶妙な台詞回し。そんな実在の戯曲と重ねられた脚本を、序盤は霧島れいかさん、中盤は岡田将生くん、終盤は三浦透子さんがグイグイ引っ張ります。この三人が西島秀俊さんとのやりとりで見せる演技が、三者三様ですばらしかったです。

特に大きな事件が起きるわけでもなく、淡々と流れるストーリーなのに、なぜか目が離せませんでした。夢中になって観ていたというより、気づけば浸っていたというような不思議な感覚でした。途中で、演劇論や人生哲学的なくだりがあり、難しくて理解できない部分もあったのですが、それさえ心地よく感じてしまいました。

最も印象的だったのは、ラストの家福とみさきのシーン。このシーンのためにここまでに長い時間をかけて二人を描いてきたのかと、ここで一気に収束するような感じがしました。みさきが語る過去から、彼女の人柄や人生観が伝わり、家福も自然と自分と向き合っていきます。人は矛盾に満ちた生き物で、それを他者が論理的に理解できない。そもそも自分を理解するのも単純なことではない。さまざま飲み込んで生きていくしかないが、そこにあるのは絶望ばかりでもない。二人のやりとりを観ながらそんなことを感じていました。

ただ、自分にはちょっと難しい作品でした。普段ほとんど読書をしないので、村上春樹さんの作品にもロシア文学にも疎く、本作を十分に味わえなかった気がします。特に劇中劇の内容がさっぱりわからなかったのは致命的でした。他のかたのレビューを参考にして、機会があればまた観てみたいと思います。

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おじゃる

5.0タイトルなし(ネタバレ)

2021年8月26日
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りゃんひさ

4.5素晴らしい映画でした

2021年8月26日
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知的

最近、歳のせいか映画の最中で睡魔に襲われることがあり、レビュー等を見て不安を抱きながらも村上春樹ファンとして必須の映画なので平日の映画館で鑑賞しました。僕が思う素晴らしい映画は最初のシーンが良い。
この作品も冒頭からスクリーンに釘付けになりました。
主演の西島秀俊さんはもちろんの事、すべての俳優さんが素晴らしいです。特に個人的にはあまり好きでなかった岡田将生さんが最高でした。長い上映時間もあっという間に過ぎ、切ない感じのラストシーンもとても良かったです。

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tomクルー

5.0最近の邦画でほぼお見かけしない類い。器が大きい。全く焦らない。重奏...

2021年8月26日
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最近の邦画でほぼお見かけしない類い。器が大きい。全く焦らない。重奏的。久々に、この映画は終わらなくていい、と思った。

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kazuyuki

4.0丹下健三氏、谷口吉生氏

2021年8月26日
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21107.巨匠達が作り上げた建築物、流れるようなカット、濱口メソッドが織り成す世界。物事を面倒にする登場人物を包み込む

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movie

4.5難しい!たぶん素直に難しいと受け取るべき!

2021年8月26日
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Rewind That

3.5よかった

2021年8月26日
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吉泉知彦

1.0長すぎる

2021年8月26日
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今更 村上春樹を云々いうつもりはありませんが。
長い映画でつらかった。

しかし西島秀俊さんの表情の演技は良かった。

手話で語る演劇も、ストーリーの良いアクセントととして好感がもてました。

その他の出演者ははっきり言ってよくわからない。
奥様のただの性癖をあのように文学的に扱うのが笑ってしまう。
子供を失い夫婦間にいろいろな葛藤があるにしても、暗くて見ていていい感じがない、美人なのに勿体無いと思いました。あのヤツメウナギも気持ち悪い!
ながくなかったらまだゆるせたかなぁ、フランス人好みに仕立てただけの映画

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レイ

3.5幻想的なロードムービー?

2021年8月26日
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上映時間が長いのは物語の進みがゆっくりだから
と言うより、間が長いのと繰り返しが多いから
ドライブシーンはもっと内容が欲しかったのに残念
長い映画の割に案外集中して観れてしまったのは映画のつくりが良かったからでしょう
でもこれが長いのを容認する理由にはならない
こんな終わり方をするのであれば2時間にまとめて欲しかった

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シネパラ
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