劇場公開日 2021年8月20日

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ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価

全789件中、621~640件目を表示

5.0余白の使い方が美しい

2021年9月7日
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よっちゃんイカ

4.0長さを感じない

2021年9月7日
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見てください。
村上春樹が好きでも嫌いでも、興味なくても。
良い映画です。

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ぷぷぷ

4.5やっぱり西島さん好き

2021年9月7日
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3時間かぁ。ランチ後だし寝ちゃうかも。村上春樹あんまり知らないし。
でも始まってすぐ引き込まれちゃってあっという間の3時間。
ストーリーに入り込みながらも頭の片隅で、あー西島さんカッコいいってずっと思っちゃってたけど。

観て良かった。

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まろ

4.0ゆったり鑑賞できた3時間

2021年9月7日
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泣ける

幸せ

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スモーキー石井

4.5答えの出なかった『ノマドランド』、答えを出した『ドライブ・マイ・カー』

2021年9月6日
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『ノマドランド』を観た時、夫の影を追い求めてどこまでも遊牧民の生活を続ける主人公の姿に、物凄い絶望感を覚えた記憶がある。
底無しの絶望。どんなに他の“遊牧民”達と交わろうが、絶対に埋められない、ぽっかりと空いた愛すべき者が居るべき場所の空席。

『ドライブ・マイ・カー』もよく似ている。主人公は夫の方だが、わだかまりを残したまま居なくなった妻の影を追い求め、仕事である筈の舞台の主役すら出来なくなってしまう。
ただ、この主人公が違うのは『ノマドランド』と違い、自分と同様に喪失感を知る人間達が近くに居てくれるという点。
特に無表情な運転手の“みさき”。
彼女が言っていた「周りの大人たちに嘘ばかり吐かれていた」の理由を知った時、ようやく主人公も抱えていた荷物を下ろす決心をする。

…非常に心地の良い映画でした。
同じ境遇だけど、そうと口に出せない大人達が、不器用に袖を擦り合わせに行く物語と言うか。

ところでこの映画、物語も素晴らしいですが、ドライブ好きにはたまらん映像描写で、まさに一粒で二度美味しい作品でありました。
星5でないのは、若干言い回しが苦手な場面があったという理由なだけで。

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BONNA

4.0言葉、テキストをめぐる物語

2021年9月6日
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村上春樹の短編集を基にした濱口竜介脚本・監督作品。俳優・演出家である主人公が、妻の不貞現場を目撃したまま、不意に妻を失ったあと、広島での演劇制作と、無愛想な送迎ドライバーとの交流によって、再生していく。
濱口作品は初見だが、作中、演者にチェーホフの「ワーニャ伯父さん」のテキストを、感情を入れずにゆっくりと読ませ、体に染み込ませていく手法は、監督自身の演出技法とのこと。
原作未読なので、どこまで創作要素を入れたのかわからないが、画面上に字幕を映す多言語演劇は興味深いし、韓国手話まで取り入れているのは秀逸。脚本家である妻が語る話、「ワーニャ伯父さん」の朗読テープを含め、言葉、テキストをめぐる物語と言える。言葉の意味ではなく、言葉そのもののやり取りが、互いの感情に作用するというか。言葉すらなく、手振りだけで感情を揺すぶるラストは象徴的。
主人公役の西島秀俊は素晴らしい。三浦透子と西島秀俊が並んで車のサンルーフから煙草を差し出すシーンがいい。難役の岡田将生も頑張っていた。あと光っていたのが、ユナとユンスの韓国人夫婦。妻役の霧島れいかには、もう少しミステリアスさがほしかった。
作品全体として、外国映画のような肌触りで、近いところでは、ジャームッシュの「パターソン」、イランのファルハディの諸作品を思い出した。
主な舞台となった広島と瀬戸内のロケーションも良い。ごみ処理施設のエピソードも。
あらためて原作を読んでから、また味わい直してみたい。

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山の手ロック

4.5演技

2021年9月6日
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殆んど会話劇

三時間観せていく演出がすごい

人間、白黒で判断できないんだな

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うんこたれぞう

4.0村上春樹とともに、村上春樹を超えて/「マイ」カーとともに「マイ」カーを超えて

2021年9月6日
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critique_0102

4.0何事もなかったような夫と妻の関係はいかに

2021年9月5日
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179分という長さを感じさせない映画だった。
妻の隠された行動に対し、夫は何事もなかったようにふるまう、また妻は人がうらやむような幸せな夫婦として愛情を注いでいるように見える。
本質的なことを語ることのない夫婦、それはどういうことを意味するのか。
劇中劇の台本読みのシーンは結構長く、多言語で行われるため、映画のストーリーとの関係がしっくりこなかった。これは私の理解力不足によることかもしれない。
西島秀俊の目線で進むので、岡田将生のみが知る妻がとてもキモとなる。
見終わって男女の関係を考えさせられた映画であった。
広島でのロケが多く、よく行く場所での撮影であったので、見慣れた風景だと映画がつくる創造の世界に入り込めないところもあった。

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M.Joe

5.0作り込まれた映画

2021年9月5日
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感動と同時に押し寄せてくる尿意という誰かのレビュー以上のものをかける気がしません
そういうことです笑笑

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ドンテヌン

4.5世の「忙しい」男性に見てほしい映画

2021年9月5日
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気づいたら寝てた

3.5ビートルズの曲名をタイトルにしがち(RGっぽい村上春樹あるある)

2021年9月5日
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妻が他の男と浮気している現場を目撃するってどんな気持ちなんだろう。怒り狂ってしまいそうだけど、関係が壊れるのを恐れてその場を離れて黙っている気持ちもなんとなくわかる。家福と妻の音の幸せな生活が描かれる冒頭。音が亡くなった後に、演じている西島秀俊の文字がスクリーンに現れて(それなりに時間は経っていた)ここで!?と思ってしまった。たしかにこれでは長くなるはずだと思ったが、その後広島での演劇の演出、妻の浮気相手?高槻とのやりとり、ドライバーのみさきとの関係、みさきの過去といろいろとてんこ盛り。なるほどそりゃ長くなる。
家福の妻への愛、みさきの母への思いが絡みあって、お互いの思いを語るようになる2人。この流れはよかったし、最後もどういうこと?と思いながら清々しい終わり方だったので印象は悪くない。原作は未読だけど、これ短編なのか?
妻の不貞に振り回されるって話は村上春樹っぽい。雰囲気は好きなんだよね。個人的には演劇のシーンが結構長くてつらかった。これがないと手話のシーンが活きてこないという理由もわかる。でも、もっとコンパクトにできたはず。

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kenshuchu

3.5長さを感じさせないと言ったら褒めすぎだけど、飽きずに観ることができ...

2021年9月5日
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長さを感じさせないと言ったら褒めすぎだけど、飽きずに観ることができた。原作で印象に残ったみさきの台詞が使われなかったのは少し残念。

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Mr. Planty

4.5乗り越えられないものと向かい合うささやかな試み

2021年9月5日
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濱口竜介「ドライブ・マイ・カー」、単なる喪失と再生の物語ならここまで心を打たれなかったと思う。もう取り戻せない、今も乗り越えられないものを抱えながら、そして向き合いながら生きていく人生も祝福されるべきだという映画だと思う。傑作。

そして、全編に渡ってパク・ユリムさんの演技が圧巻なんだけど、終盤のあそこはもちろん、夕食のシーンでも素晴らしかった。というか、あのシーンは4人とも素晴らしい。

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ピンボール

4.0霧島れいかの冷ややかな視線と赤いサーブが夢に出てきそう

2021年9月5日
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ゾンビ2

4.0ふむふむ

Nさん
2021年9月4日
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やっぱ、、長いねw
ただまぁもちろん長いだけではありませんし、丁寧に描かれてるんだなと伝わってきました。

正しく傷ついてなかった。
結構あるんだろうな、そういうこと。
逃げて、逃げて、、、

長いとその世界に入り込みますね。
音が一切なくなった瞬間とか不思議な感覚でした。

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N

3.0三浦透子の面構え。

2021年9月4日
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支持。

この距離感の群像によるこの物語でないと描けない事を描けている。

超ハードボイルドな三浦透子の不敵な面構え、
三時間と長いはずが展開が緩まないかに思える作劇と密度、
運転が上手いとして安心して物語に身を委ねられる快適を評す。

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きねまっきい

4.0以前とは違う

2021年9月4日
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村上春樹の作品はいつも喪失の物語だ。少なくとも以前はそうだった。
最近はあの特徴的だった文体が変わってしまった気がして読めていないのだが、この作品を観ると今でもそうらしい。
ただ、以前は喪失を前に呆然と立ち尽くしてしまう、あるいはなんとか折り合いをつけてゆくようなところだったのが、どうやら先に進めるようになってきたようだ。
あの懐かしいサーブのルーフに掲げられる二本の煙草は、先に進んでゆくための、墓標に供えられた香のようなものだったのではないか。
そうした「再生」を思わせる終わり方に、以前はなかった希望を見出してしまう。が、これが映画によるものなのかを原作を読んで確認してみようかな…
しかし、なんぼなんでも、長い!

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ぱんちょ

5.0大人の映画

2021年9月4日
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原作を読んでいたのでどう味付けされるのだろうと興味津々で鑑賞した。村上春樹の「女のいない男たち」の中の二つの話が上手く組み合わされ、さらに話が膨らんで素晴らしい作品になっていて驚いた。
いくつかオリジナルのディテイルが足されていたが説明くさくなく、自然にその意図がわかるし、心理描写が的確で見る者の気持ちを上手くリードしてくれた。ストーリーに破綻がなく、なるほどと驚いた。脚本賞を取ったのに納得。特にチェーホフの「ワーニャ伯父さん」を持ってきたのが凄い。脱帽。
西島秀俊も上手いが、岡田将生が少しいやらしい若者をわざとらしくなく演じていて素晴らしい。三浦透子も存在感がある。多国籍で作る芝居の役者さん達も皆さん的確。
主人公もドライバーの若い女性も心の底にしまっていた澱を洗い出し、それでも生きていく姿が、舞台に戻った主人公、韓国で暮らしているドライバーの姿で表わされ、終わり方が秀逸だった。

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たこ姫

5.0凄い

2021年9月4日
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なんで泣いただろう!
気付いたらぼろぼろ涙が止まりません。
良い話といい表現。
伝わなかったことを丁寧に伝えようとすると、
伝えます。
最後の舞台、台詞なくて字幕を読んだら奥さんの声が聞こえます。最高の響きになります。
今日もいい作品と出会えて良かった。

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ミサト