劇場公開日 2021年8月20日

  • 予告編を見る

ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価

全795件中、441~460件目を表示

5.0多言語の劇中劇が輝く美しい瞬間

2022年2月12日
iPhoneアプリから投稿

全編、素晴らしい映画である。大人の鑑賞に耐える、夫婦や恋人など最も親密な人と見たい映画である。チェーホフの『ワーニャ伯父さん』を演じる多言語・多国籍の俳優たちの劇中劇(オーディション、稽古、本番)が輝く美しい瞬間は永遠に見たくなる。「ワーニャ伯父さん」の台詞がなぜか映画を見ている人間の心にまでシンクロする。人が理解し合うことの難しさ、大切さを深く感じさせる。最後のシーンだけ、なぜだろうと疑問を残したが、その理由を考えるのも楽しい。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
Boncompagno da Tacaoca

4.0最後もマイカー?

2022年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2022年2月12日
映画 #ドライブ・マイ・カー (2021年)鑑賞

アカデミー賞ノミネートを受けて劇場公開されてましたので行ってきました。

まずは3時間を超える長編で、しかも人間の内面にフォーカスされた内容で、派手なシーンもまったくない、この作品が作品賞にノミネートされたことに驚きます。

濱口監督の会話劇は、舞台慣れしている人には好きなタイプでしょうが、ハリウッドの映画関係者が本当に見たのかな?と疑ってしまいます。
構成と脚色は素晴らしいので、そこがやはり評価されたのと、#村上春樹 のネームバリューもあったんだろうな。
#三浦透子 は着実にステップアップしてるね

コメントする (0件)
共感した! 9件)
とし

4.0影のある女性ドライバー

2022年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 15件)
tigerdrver

1.0エンタメを期待して行ってしまった。。

2022年2月12日
iPhoneアプリから投稿

賞レースの快進撃のみの前知識で、期待値高く
全くの予習なしで鑑賞。
呆然となって劇場を出ました。

監督ファン、村上春樹の原作が好きな方は
評価が高いのでしょう!
監督の過去作品などをみて、好きな方は是非!という感じでしょうか。
ドンデン返しやエンタメ性を期待していくと全く駄目です。

サーブ900はカッコよかった。。位しか頭に残りませんでした。恥ずかしい。。。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
Tak

4.5令和版、不器用な男たち

2022年2月12日
iPhoneアプリから投稿

西島秀俊を陰とするなら岡田将生は陽なのか。いずれにしても彼等のやりとりに引き込まれた。
芝居演出に没頭するあまり自分の感情を出せずにいる家福こと西島秀俊、対して自分の感情のままに突っ走る高槻こと岡田将生。2人の男がそれぞれ違ったタイプの不器用さを絡ませながら、映画は179分進んでいく。

例えば「Wの悲劇」(劇中劇作品というだけで恐縮だが)が179分あったら、不器用な女たちをもっと分かりやすく見せていて違う評価になっていただろうか。そんな事を考えていた。長尺の問題では無いけれど、本作は長いだけの中身がある作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
にゃす

5.0ここ1年観た映画でベスト。 春樹の小説の様に、淡々と時間が過ぎる。...

2022年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ここ1年観た映画でベスト。
春樹の小説の様に、淡々と時間が過ぎる。
人が知るのは、物事の一つの側面でしかなく、全体を知ることは無い。
皆 何かを抱えながら生きる。
乗り越えられることもあるし、何時までも引きずることも有る。
しかし時間は流れる。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
東條ひでき

3.0なるほど海外ウケ

2022年2月12日
iPhoneアプリから投稿

ある評論家が「3時間があっという間にの極上のエンターテイメント作品!」とべた褒めしていたので、ハードルが上がってしまったのかもしれない。
自分的には正直それ程ではなかった。
話の内容としてチェーホフというちょっと難しい演劇が分かっていれば、なお楽しめたんだろうけど一般ウケではないと思ってしまった。
静かに淡々と進む村上春樹節、こういうのが好きな方にはたまらないんだろう。
この辺のところが海外ではウケてて、カンヌで受賞した要因のように思います。
とはいえアカデミー賞で作品賞とか受賞したら快挙だけど、果たして「パラサイト」に続き海外作品にとらせるだろうか?とうがった見方をしてしまうのは自分だけでしょうか。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
bull

3.5良い作品だと思う

2022年2月12日
iPhoneアプリから投稿

海外で評価された作品です
私的には普通に良い作品と思いました
また見たいとは思わないかも…
この映画を見て色々感じ考えると思います
私はこの映画で元気がもらえるとは思わないです
辛さだけはもらえたかなと思います
そこがこの作品の売りだと思えば良いのだと思います
この作品を見て特した気分になれることを祈ります

コメントする (0件)
共感した! 6件)
883HT

3.5私達は映画を通して自分を見つめ直す

2022年2月12日
Androidアプリから投稿

原作は読んでいないのですが、村上春樹さんが好きなので映画を観ました。

現実世界で十分起こり得る出来事だからか
長い映画でしたが、自分もその場にいて、彼らに寄り添うような形で鑑賞できました。
自分とリンクすることがある人も多かったのではないかなと…

しかし、なせ男の人は、伴侶の浮気を見て見ぬ振りをする人が多いのでしょうか。
今の生活を変えたくない、揉めたくない、
現実を受け止めたくないというのは分かりますが
自分の気持ちにフタをしてはいけないですね…

演劇を沢山観たわけではないのですが
手話でのラストは心に響きました。
彼らは演劇を通して自分のことを見つめ直し、
私達は映画を通して、自分を見つめ直しているんだなと感じました。

また数年後に観たら違う感想になるんじゃないかと思わせるなんだか深い映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
ぞの

1.5お尻痛くなった

2022年2月12日
iPhoneアプリから投稿

学生時代に起こした村上春樹への拒否反応がフラッシュバックした作品。
とにかくだるくて疲れた。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
ルナ

2.5めんどくさい不思議

2022年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アカデミー賞ノミネートで話題のドライブマイカーを観た。本日封切りのミッドランドスクエアシネマは超満員。事前レビューでは酷評もあって覚悟して観たが、前2列目だった事もあり長くて最後は腰が痛くなるほどだった。

全体を通して難解なのかな? 色々と疑問が生じる展開だったね。それぞれの言語の多国籍俳優でめんどくさい演劇が成り立つのかどうかはともかくとして、いくら子供を亡くしたからと言って妻の不貞現場を目の当たりにしても知らぬふりをしたり、夫が知らない妻の脚本の続きを他人から聞かせられたりしても妻を愛してると言える不思議さ。ラストシーンは何故韓国なのか、意味があるのかと考えなきゃならんめんどくさい内容だったな。まあ深いところで生きる意味を悟ると言う事なのかもしれないが、残念ながらお薦め映画とはちょっと言えないね。満足感や爽快感が得られる映画ではなかったよ。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
重

3.0さすがアカデミー賞関連(候補?)作品

2022年2月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

いつも思うけど、賞取り系作品は
思慮の浅い私には全く響かなかった。

チェーホフを私が知らないから楽しめなかったのか、村上春樹(?)が趣味に合わないのか。

いずれにせよ、なぜ最後韓国?
あのワンコはひょっとして・・・・・。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
ぷぅ

3.0若い人の映画かな?

2022年2月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

60代後半のジジイには殆ど意味のない映画だった。原作が村上春樹と知っていたなら見なかっただろう。アカデミー賞云々にすっかり騙されてしまった。今更生きる意味を押しつけられても殆ど迷惑千万。自分なりにもがき苦しみやっと今の平穏な生活を維持してるのに、おまけに宗教観も違うし、人生なんて人それぞれ!

コメントする (0件)
共感した! 6件)
カントリージェントルマン

2.0わかるかわからないかで言ったら

2022年2月11日
iPhoneアプリから投稿

よくわからんかった。

でも、

なんで下道?

とか

スタッドレスはいてんのかな

とか

しょうもない事気にしながら観ていたら、

あっという間に終わっていた。

劇場を出て初めてこんな長尺の作品だったんだと
気づくほどには最後まで集中できた映画でした。

コメントする 2件)
共感した! 6件)
ヒビノミライ

1.5所々に凍りつくようなベストショットが…

2022年2月11日
iPhoneアプリから投稿

脚本や構成はおいておき、この映画には武者震いするほど美しいショットが所々入っています。
映画史上に残るだろうという映像です。
それが濱口監督らしからぬミドルショットであったりクローズアップであっありするから濱口監督の進化がすごい!と手叩きしたくなります(もちろん伝家の宝刀ロングショットも素晴らしいものがあります)。

しかし、内容が万人ウケするものではないので、ニワカの観客が観てもポカンとなるのが目に見えます。
チェーホフをからめた多言語の高尚な芸術に一般大衆がついていけるのか…。疑問でしかありません…。
前作もそうでしたが、一部のマニアにしか受け入れられない作品は映画としてどうなのか…という事です。

あ、あと追記しますが、現在海外でワールドプレミア中の某監督作品にも言えることなのですが、ある一定の団体(というかグループというか…いわゆる派閥)から支持を受けた作品はカンヌ、ベルリン、ヴェネチア 、ロカルノで知名度を上げています。

数年前に騒がれてた監督も一時その団体の方々がかついでいました。

ようするにある強い力が作用してのし上がっていく映画があるのです。

世間が賞レースに賑わっていると、なんとなく良い映画なのだろう…と思いがちですが、賞に惑わされず色眼鏡を外して観た方がいい。傑作というのは、作品とは無関係な所で勝手に作られていくことがあります…

コメントする (0件)
共感した! 8件)
フラ

4.0「アカデミー賞作品賞受賞は•••」

2022年2月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

とりあえず 3時間コース、セックスが大いに物語に絡むというのを心してみたほうがいい。

かなり良い評価
ゴールデングローブ賞外国語映画賞
キネマ旬報ベスト・テン第1位
全米映画批評家協会賞作品賞
ついには本家本元 アカデミー賞作品賞ノミネートというところまでいってしまった為 期待値は高かった。

初めて満員(立見もいた)の映画館を見た笑

普通な平凡人生を送っている人は1人もいないということ。

笑える場面は1つもないところ、笑顔シーンすらもひとつもない映画

ほぼほぼ「ワーニャ伯父さん」という演劇作品を創っていく過程でおける人間の複雑な描写

私は演劇には興味はないので難しい部分は多かった

ハルキストこと村上春樹が好きな方は好まれる作品だと思う。

小説を1冊見終わったような重厚な達成感はある

見所は
西島秀俊の肉体美
自分がドライブをしているかのような映像
ドライバー三浦透子の演技

おもしろくなくても、合わなくても高評価しないといけないわけではない

多分家で配信作品になってみたら キツイと思う。
映画館で 絶対逃げれない状況下で観るのがオススメ

アカデミー賞は難しい •••と思う。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
幕張豊砂の弟

2.0ごめんなさい、わからなかったです

2022年2月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

自分に感性がなかったのだと思います

説明的なセリフ、演劇的?な感じ。

長い。

ごめんなさい。

あまり思うことないのですが、3時間あったら、できることあったなーと。

コメントする 1件)
共感した! 14件)
昔から映画好き

5.0高い完成度

2022年2月10日
Androidアプリから投稿

上映予定も無ければレンタルでも借りれなかった映画が、海外の映画祭で話題となったためなのか、突然、雪深い田舎街の映画館でも上映され始めた。

沢山のメッセージと沢山のセリフが心に滲みた。

ワーニャとラスコーリニコフのモチーフを現代における希望と再生の物語に散りばめた。

最初から最後まで、ハルキの風が吹き渡る。称賛と喝采に値する作品でありパーフェクトな映画。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
十二滝わたる

4.0車の中で向かい合わずに対話する二人の魂のゆくえ

2022年2月10日
iPhoneアプリから投稿

とにかく脚本がすごい。
さすがにアカデミー作品賞は難しいとしても、国際映画賞と脚本賞ではガチの本命じゃないかと予想する。
妻を亡くした男の喪失と再生を綴った村上春樹の同名短編を下敷きにしているが、そこにチェーホフの戯曲「ワーニャ伯父さん」の多言語劇と、そのオーディションやリハーサルの過程を丁寧に巧みに織り込むだけでなく、彼の愛車SAABの専属ドライバーとなる寡黙な若い女との対話と告白に厚みを持たせることで、ストーリーが重層的に呼応してクライマックスの感動へと静かに緩やかに疾走していく。

多くの場面に登場する"台詞を読む"という行為と、妻の発想を紡ぐ行為がとても印象的で、オープニングからリアルなのにどこか演劇的な空気感を纏っている。主人公たちの対話もところどころ台詞を読んでいるのか、心からの言葉なのかがあいまいになる。
多言語による劇中劇というエッセンスがまた巧妙だ。
演技とリアルの境界線、閉じ込めている心の扉、言葉からは伝わらない秘密、知らず知らず仕舞いこんでいる想い。それらが移り変わる風景の中を滑るように走る赤い車に乗って徐々に紐解かれながら何処かへと向かっていく。
人は自分の奥底にある想いを秘めながら、あらかじめ用意された予定調和の言葉で日常の多くの時間を生きている。
生前も死後もたくさんの言葉と声で対話する妻、言語に"音"を持たない女優、向かい合わない運転席と後部座席という車中で言葉を交わし続ける女。
それぞれとの対話の中で孤独な男の魂はどう変化していくのか。

3時間という長尺だが時間を忘れ、観終わってから感じたことや解釈を整理するのも楽しい。叫んだり泣きじゃくったりする展開が一つも無くたって、感情は揺さぶられるし感動する。
ハリウッドが評価したのは少し意外だが、韓国映画とはまた異なる日本映画の知性的で奥深い魅力が伝わったという点で嬉しくもあり納得でもある。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
SG

4.0三浦透子の存在感に100点

2022年2月9日
iPhoneアプリから投稿

監督のとんでもない村上春樹愛を感じた。あの短い短編をどうやって3時間も?とは思ったが、そこは原作にはないエピソードをソツ無く引っ着けて見応えある作品に。なんといっても三浦透子の演技に圧倒された。しっかりと映画を観た感じです。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
Paulくん
PR U-NEXTで本編を観る