「映像作品としては楽しめますが、ピンとこなかったな〜」ドライブ・マイ・カー スキピオさんの映画レビュー(感想・評価)
映像作品としては楽しめますが、ピンとこなかったな〜
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異文化交流とジェンダーと少し格差社会を取り上げており、ポリティカルには正しい作品なんでしょうが、正直いって、長くて説教くさい話。あ、あとハルキね。インテリリベラルな目線感がハルキっぽい。といっても、ノルウェーの森しか読んでいないので、違ってたらゴメン。
テーマになっている演劇もさっぱり門外漢。演劇もチェーホフですからね。まあ、チェーホフなんて吉田秋生「桜の園」しかしらんしな〜。あ、もう1本の「ゴドーを待ちながら」はアニメ「SHIROBAKO」でも出てきたから、オタクとして戯曲の有名ところは嗜まないといかん、ってことかね〜。
う〜ん、抽象的なテーマで言えば「現代社会のミスorディス・コミュニケーション」ってことですかね。社会性に乏しい生き方をしている自分にはピンときませんでした。
映像作品としては楽しめると思います。アカデミー作品賞ノミネート、おめでとうございます。最近の作品賞傾向的には可能性ゼロではないと思いますので、見ておいた方が良いでしょうね。
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