「過大評価」ドライブ・マイ・カー eigAChaさんの映画レビュー(感想・評価)
過大評価
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私の感想としては、綺麗な熱帯魚の水槽を眺めているとフワフワとして眠たくなってくるようなそんな映画です。
見慣れないデザインの真っ赤な車
舞台俳優と脚本家の夫妻
妻の不倫の謎
短気な子供っぽい俳優
謎の運転手
手話を含めた多言語劇
ワーニャ伯父さん
‥
社会的時代的背景を感じさせないフワフワした世界の中にいろいろ詰め込まれています。
不自然な存在感の有りすぎる赤いサーブは若干滑稽にすら感じます。
生き残ってしまった者の傷と再生が一番のテーマでしょうか?本作のように色々な要素を組み込んで焦点が拡散するくらいなら、もっと削ぎ落としたほうが良いです。
役者さんたちの演技も下手ではありませんが、心を掴まれ惹き込まれるような場面は訪れませんでした。
ワーニャ伯父さんを演ずることや妻の名前を通して、傷つけない主人公と神との関係性を描いているのは面白いと思いました。
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