劇場公開日 2021年8月20日

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「"よく理解出来なかった…"な映画」ドライブ・マイ・カー stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0"よく理解出来なかった…"な映画

2022年2月7日
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鑑賞方法:映画館

昨年2021年の邦画No.1に推せるほど、この作品を楽しんだか?…全然ダメでした(笑)
上映時間3時間は多少長くは感じましたが、思っていたほど苦ではありませんでした。それは多分、物語自体は分かりやすいストーリーだったからだと思います。あと、多少サスペンス的な味付けもありましたし…。

原作者である村上春樹…正直、一冊も読んだ事がありませんし、あまり興味もありません。もちろんノーベル文学賞にも(笑)

この映画のタイトルを聞いて、最初に思ったのは、「あぁ、またビートルズのタイトル、パクってるなぁ…」ぐらいのもんです。常習犯ですね、この人(笑)…私の村上春樹の知識は、その程度です。

大学時代、友だちの何人かが「ねずみが…」どうたら「小林薫が…」どうたらとよく言っていました。ちなみに僕はストーンズ派ですが、その友だちはビートルズ派です。ちなみに、僕はビートルズも好きですが、彼はストーンズは…特にミック・ジャガーは嫌いだと言ってました…シド・ビシャスも好きな彼でしたから(勿論、当時はシドの裁判費用を用立てたのは、ミックだったなんて知る由もありませんでした…ザマァ見ろです笑)

なんだかんだで疎遠になってしまった、その友だち…元気にしてるんでしょうか?もう10年どころかそれ以上。連絡しても全く返信がありません。もしかしたら、もう生きてないのかもと…ちょっと不安になったりすることもあります。とても時間が経ってしまったなぁと…。

で…この作品。

まあ、人生それなりに生きてくると、自分の内なるものに正面から向き合っていないこと…沢山あり過ぎて…(笑)

色んなことから逃げて、自分を騙して、犠牲にして?、後悔しっぱなしですけど、それでメンタル保てれてる…って事、ありますよね…(笑)

*図らずも突然死に別れた人に向き合えない、あるいはその人との思い出に素直に向き合えない…自分が殺してしまった様なものだと罪の意識に苛まされて…。何なんでしょうか?震災のことでも扱っていたのでしょうか、この作品…?
正直、よく分かりませんでした。

*西島秀俊演じる男(家福)の妻…あの亡くなった夜、最後に夫に別れを言い出したかったんでしょうね。まあ、そう考えるのが普通の展開だったと思います。SEXシーンでの、あの表情…ほとんどホラーでした…怖かったです。インスピレーションが湧くのか何なのか知りませんが、旦那のいない間に間男を家に連れ込むような妻に、家福は何年も未練たらしい思いを抱き続けていたなんて…。何だかなぁ、という感想です。自分が見殺しにしてしまったようなもんだと罪悪感を抱く必要はあったのかと思います…冷たいようですけど。冷たいですか?(2人の間にいた亡くなった娘が浮かばれません…娘が可哀想です)。

*メインとなる物語と、劇中の演劇との関連性は、全く分かりませんでした…分かったら、面白いとでもなるんでしょうか?

*この監督の前作『寝ても覚めても』は、意外と高評価していました(笑)…あの作品はなんか面白かったですね。主演の2人があんな事になり、作品にケチがついてしまいましたが、この『ドライブ・マイ・カー』で世界的な評価を得て良かったなと思います。とりわけ、アメリカで高評価だったようですね…。

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stoneage