劇場公開日 2021年8月20日

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「アダルト動画へのオマージュ?」ドライブ・マイ・カー テニーさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5アダルト動画へのオマージュ?

2022年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

久々に退屈映画が登場した

これを絶賛する人は村上ワールドの信者なのか
それとも過剰なアニメ映画絶賛への反動なのか知らんが
とてもじゃないが誰にも勧められない映画だ

村上小説が嫌いだけど評判が良いから観たが
最初の中途半端な官能シーンや卑猥言語の乱用で幻滅

そして延々と見させられる稽古と舞台にショットバー

これらは雰囲気を大事にする村上作品だからこその
小道具と化しているのは分かるが
それでも安易すぎるのでは

そして西島秀俊がいい役者なのは否定しないが
どの作品も常に100%西島秀俊を演じている
多少は髪型を変えるとか太る痩せるとか
何かをしてくれよ

タイトルはビートルズの楽曲からだと思うが
曲からの陽気な雰囲気は皆無で
ただひたすら暗くて重い

そしてスケベな人妻も序盤で死んだ後は
一切登場しない(多分)
せめて回想シーンぐらいあっても良いのでは

大半の村上ファンはこの人妻が登場すると
鼻息を荒くしていると思うが
残りは個性的な外国の女性陣が何人か登場するが
揃いも揃って思わせぶりに暗くて暗くて

それはこんな映画があっても良いが
大勢に受け入れられる作品ではないし
外国で絶賛するほどの何かを秘めているとは
到底思えない

散々はっきりしない展開が続き
最後も思わせぶりで終了する

そう言えばビートルズのラバーソウル1曲目が今作で
2曲目も村上作品だと思い出してしまった
それしか印象に残らん

テニー
銀麦さんのコメント
2022年1月15日

コメント失礼します。
同感致します。
私は村上ファンですが、ファンであればある程、原作と映画の乖離が酷いなあと感じました。
おかしな現象ですね。

銀麦
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