「アダルト動画へのオマージュ?」ドライブ・マイ・カー テニーさんの映画レビュー(感想・評価)
アダルト動画へのオマージュ?
久々に退屈映画が登場した
これを絶賛する人は村上ワールドの信者なのか
それとも過剰なアニメ映画絶賛への反動なのか知らんが
とてもじゃないが誰にも勧められない映画だ
村上小説が嫌いだけど評判が良いから観たが
最初の中途半端な官能シーンや卑猥言語の乱用で幻滅
そして延々と見させられる稽古と舞台にショットバー
これらは雰囲気を大事にする村上作品だからこその
小道具と化しているのは分かるが
それでも安易すぎるのでは
そして西島秀俊がいい役者なのは否定しないが
どの作品も常に100%西島秀俊を演じている
多少は髪型を変えるとか太る痩せるとか
何かをしてくれよ
タイトルはビートルズの楽曲からだと思うが
曲からの陽気な雰囲気は皆無で
ただひたすら暗くて重い
そしてスケベな人妻も序盤で死んだ後は
一切登場しない(多分)
せめて回想シーンぐらいあっても良いのでは
大半の村上ファンはこの人妻が登場すると
鼻息を荒くしていると思うが
残りは個性的な外国の女性陣が何人か登場するが
揃いも揃って思わせぶりに暗くて暗くて
それはこんな映画があっても良いが
大勢に受け入れられる作品ではないし
外国で絶賛するほどの何かを秘めているとは
到底思えない
散々はっきりしない展開が続き
最後も思わせぶりで終了する
そう言えばビートルズのラバーソウル1曲目が今作で
2曲目も村上作品だと思い出してしまった
それしか印象に残らん
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