「妻の心の内が見えない。」ドライブ・マイ・カー しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
妻の心の内が見えない。
仲良い夫婦。ベッドの中で妻の話から始まる。何? 異様な感じを受けた。脚本家の妻 舞台演出家の夫。あり得るのかこのような夫婦。
全体的に台詞が感情なしに話すのでちょっと馴染めなかった。また無駄な台詞はないけど決めつける様なところが全く心に響かなかった。大きく感動するところはなかった。
唯一。良かったのは舞台。情熱的な人たちで中国語、韓国語、英語、日本語とまた手話とバラエティにとんだ舞台が素晴らしかった。韓国語が柔らかな印象を感じた。妻が障害を持ちつつもお互いを思いやる韓国の夫婦が幸せに思えた。(奥さんの明るい笑顔に癒される)舞台で手話での演技。(感動)
女性ドライバーと関わったことで妻の心の内を知りたい。もっと妻と話したかった。生きてて欲しがったと後悔する。静かで見守る夫で理想とするところがあったが最後に自分の本当の気持ちに正直に話す。
よかった。自分の気持ちが知ることが出来て。
最後はドライバーの女性が韓国で買い物している。赤い車を運転し(韓国の夫婦で飼っていた犬もいたので)男性と共に韓国で暮らしているのかと思った。
この映画は凄く丁寧に作られていると感じた。劇中で出演者の名前が出てきた時。またエンドロールでも出演者 キャスト 関わった人達の名前が分かりやすく見やすかった。制作者たちの愛を感じる。
共感ありがとうございます。
私はこの映画の“芝居がかった演出“嫌いでなかったです。
日本映画では過去に類似した手法がまったくありませんね。
独創的だと思います。
“制作陣の愛“
2時間59分の作品を一般公開すること。
その会社の覚悟も凄いですね。
それだけ製作陣が惚れ込む作品だったのでしょうね。
私も韓国の家で、家福が待っている気がしました。
幸せになってほしいと思いました。
しろくろぱんださん
コメントを有難うございます。
高槻に物語の先を語っていた音は、高槻にも強く惹かれていたのでしょうね。
一方で「あなたを本当に愛している」と夫に語っていた音は、もしかしたら夫と高槻との間で揺れる自身の心と身体を、夫に引き止めて欲しいと願っていたのかも知れません。
鑑賞者によって解釈や感じ方が異なりそうですが🤔