地球外少年少女 前編「地球外からの使者」のレビュー・感想・評価
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ストーリーもキャラクターも好みでした
緻密に計算しつくされた設定、ストーリーの予感?
名作テレビアニメシリーズ、「電脳コイル」の監督の最新作です・・・というか、久々の作品だと思います。なぜこんなに時間が空いたのか謎。私が知らないだけかもです。
「電脳コイル」は確かに名作ではありましたが、近未来設定というのもありお恥ずかしい話ですが私は、なかなか作中の独特な設定の把握そして咀嚼が自力では難しく・・・結局、最後に種明かし後もリアルタイムでの完全な理解が出来ませんでした。詳しい方が解説されたブログを拝見し、やっとのことで追いついた感じです。
今回もいきなり、当然の様にAI制御や暴走、地上を離れた人類、大人と子供の対立構造、テロ組織の暗躍など・・・数え上げたらキリがないくらいの重要で難解な設定、要素が宇宙ステーションのある事故を皮切りに、まさに雪崩のごとく視聴者に押し寄せてきます。何せ文字情報が過多!
しかも、それが美麗でよく動くアニメーションに乗ってだからタチ悪いのですよね(笑)。
正直な感想は、「なんかよく分からんがすげー!だけどあと後半3話くらいでまとまる話なん?監督大丈夫なの?そして何より理解度の低い私・・・。」でした。
エヴァほとじゃないけど、それに近い不安、そして期待が共存する内容でした。
電脳コイルファンなら間違いなく必見だと思います。
磯監督の未来の描き方が最高すぎる
秀逸な近未来SFアニメとして
名高い作品「電脳コイル」。
その原作、監督、脚本などをつとめた
磯光雄さんが15年ぶりに監督として
手掛けた本作品。
ネトフリでも見られますが
映画館でも観られるということで
観賞しました。
ネタバレなしで感想をいうと
とにかく終始、未来の描き方に圧倒されます。
もちろんSF要素は沢山出てきますが
突拍子もないようなトンデモ設定は少なく、
「こんな未来があるかもしれない」と
思わせてくれるような丁度よさがあります。
そこら辺のSFより難しい事をしているのに
かなりうまくまとまっています。
23世紀の宇宙が舞台なので
その話に沿った専門用語なども
結構出てくるのですが
アニメを見ていくうちにその専門用語や
23世紀の状況が自然に説明されるため
説明パートなどでグダつく事が少なく、
すんなり身体に世界観が入ってきます。
とても見易いです。
タイトルの通り、主役は少年少女。
今作はいわゆるSFジュブナイルものですが
それぞれのキャラクターも魅力があり、
愛着が持てます。
たまに空気の読まない事を言うキャラもいたりしますが、子供だからこそそういった負の面もあたたかく見る事ができます。
作品は全6話。
映画は前後編に分かれており、
今回見たのは前編(3話まで)。
まだ最後まで見ていないため
作品の総評は出来ませんが
少なくともこの前編までは
素晴らしい作品だと感じました。
後編も楽しみです。
AIは本当に失敗してたのか
早く次が見たくなるアニメ
何の予備情報もなく取り敢えず見たと言う感じですが思いの外良かった。面白くて直ぐ話が終わってしまい時間が流れるの早く感じたな、と思ったら約30分の番組が三本入っていました(恥)。後で調べたら前後編合わせて6話の作品でした。
とにかく話のテンポも良く内容も分かりやすく科学的な考証も変な所が少ないのは好感。
前半となる今回の作品は導入編で登場人物の紹介とトラブルに巻き込まれて何とか生き抜くサバイバル編と言う所か。
後編は話の本質に迫る所と言った感じか?
次の展開が早く見たくなる構成は良いね。
一本の映画だとかなり違った構成になったかも知れない。分割しているから一話毎に盛り上がる展開がある。映画としてこんな作りも有りか。無かった訳では無いが別々の話をくっつけたのが殆どで連続した話としては珍しい。ちょっと新鮮。
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