「「楽しい宇宙」を彩るガジェットが満載、心地よい軽さが保たれている凄さ」地球外少年少女 前編「地球外からの使者」 五所光太郎(アニメハック編集部)さんの映画レビュー(感想・評価)
「楽しい宇宙」を彩るガジェットが満載、心地よい軽さが保たれている凄さ
「電脳コイル」の磯光雄監督は、本作で「楽しい宇宙」を描きたかったと語っています。少し先の楽しげな未来が感じられるガジェットが満載で、しっかりそれがストーリーに溶け込んでいるので、意識して見なくても十分面白いし、その意味を考えるともっと面白くなるはずです。
「フォロワー数が正義」の宇宙(そら)チューバ―少女など今っぽいキャラクター造形や、ベタなユーモアがところどころで放り込まれているのも楽しく、膨大な考証や設定が背後にあるはずなのに、心地よい軽さが保たれているのは本当に凄いことだと思います。
本作はNetflix版の1~3話にあたる内容で、劇場上映版には冒頭に製作会社のロゴ、最後に後編の予告(YouTubeで公式配信中)が入るところだけ違っています。
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