「適役だけど、バレ過ぎてる配役は先が見えて、ちょっとつまんない。」総理の夫 ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
適役だけど、バレ過ぎてる配役は先が見えて、ちょっとつまんない。
ある日突然、妻が総理大臣になるお話。
突然政治の偉い人になる設定は、よく見かける設定だが、
総理大臣というポストは、日本では未だ、男社会の象徴的ポストで、
日本的価値観の、主従の逆転現象を表す設定でもある。
でもどうなんだろうなぁ、岸部一徳の配役。絶対悪役だもんなぁ。
岸部一徳が悪い事するんだろう、絶対そうだろうと、脳裏にチラついた分、
盛り上がりに欠けた気がする。
適役だけど、バレ過ぎてる配役は先が見えて、ちょっとつまんないかな。
あと、設定ありきで始まる割に、
女が女であることに縛られ心折れていくってのも、
よくあるパターンで、新鮮味がなかった。
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