「見る順番間違えた。でも中谷美紀の美しさは全然負けてなかった」総理の夫 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
見る順番間違えた。でも中谷美紀の美しさは全然負けてなかった
直前に「ロングショット」を見てしまったのは、良くはなかった。
初の女性トップという設定と彼女の夫という立ち位置が同じのを見てしまった事になる。
まあそこを一旦 忘れる事にする。
夫側の田中圭の家がお金持ちで、びっくりするほどゴージャスな家に住む夫婦。
しかも都内!
どんな固定資産税か!
一生そういう富に縁のない平民都民の私はそこを心配してしまう訳で。
携帯の圏外である北海道の森林を抜け出した夫が百件を超す着信履歴に驚くと共に妻の顔が日本初の女性総理として目の前の状況に右往左往させられ、おまけに鉢巻きして選挙カーに乗り街頭演説にも駆り出される事態が待ち構える。
政治とはなんだ?
たぶん崇高な理念だけでは叶えられない様々な要因がある。
アメリカもEU諸国もそしてロシアも近隣諸国も
さらに中国も
そう簡単に容易く平和を享受させてはくれない。
取引き駆け引き 本来の人間力
今の日本の政治家の動向を見ていると 田中圭の実家の兄
愛之助の言動が根源にあるのでは?という部分を垣間見る作りになっているが
経団連の意向の強さ
ここがネックとなって政治を動かす。
ここを変えるにはもう 国民が皆 賢くなって一人一人が自分の1票を確実に有効化していく事が望ましい。
そこでメディアが誘導する危険性に気づく事も含め。
と言ったようなマトモな理想論を思ったりする。
今の時代 既存のメディア以外にSNSというものが登場し
これはもちろん諸刃の剣であって
陰謀論などを支持するオトナ厨二病もいたりと
物事はそう簡単には行かないのだが
まともな国民も簡単に発信出来るツールとして今後も期待出来るのでは、と私は個人的には思っている。
なので
妊娠がわかって 引退を決意する女性総理に
「彼女の作る国を見てみたいと思って私も1票入れたのに」
というセリフは重要である。
総理は我が国で最大の公人と言って良い。
その人間が妊娠という自己理由で引退すると言うのは如何なものか?
彼女の率いる政党に投票した者を裏切る事にはならないのか?
跡継ぎ?
工藤阿須賀じゃ全然ダメに決まってる。
もう一度戻るとは言えその空白期間はどうする?
じゃあやっぱり女性ではダメなのか?
いやいや 安倍総理も病気で辞任したよなあ。
な〜んて
自分の国の事だと いろいろ 単なる娯楽としてだけ楽しむわけには行かなくなって困る。
ただ言えるのは
中谷美紀の美しさは シャーリーズ・セロンにも全然負けてないって事だった。