「不都合は、まったくございません‼️」総理の夫 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
不都合は、まったくございません‼️
ひと昔かふた昔前なら、ジョディ・フォスターとトム・ハンクスあたりで演じたら⁈
比較的新しいところでは、ナタリー・ポートマンと眼鏡をかけたインテリ系のマット・デイモンとか。
大御所シャーリーズ・セロンさまは既に大統領やってましたね。
そんな感じに置き換えてみると、アメリカ映画で感じることの多い〝小気味良さ〟とラスト近くに用意された、〝生死に関わるほど大袈裟ではないけれど、結構ホロリとさせられる感動シーン〟という定番要素が定番通りに機能して、十分に満足できる平均点の高い作品だと思います。日本映画だと、すぐ目の前の政治家センセイたちの顔が浮かんで、始めからドラマとして楽しめればいいかな、と思ってしまいがちですが、たまには政治に夢を見てもいいのかな、と思わせてくれます。
原作との違いもまったく気になりません(というか、もう詳細は忘れてしまっただけなのですが)。
大物政治家や企業グループの会長といった守旧派の代表みたいな人たちも、最後になって、実は彼女の作る新しい未来、新しい日本を見てみたい、という思いに突き動かされていることがわかります。その思いは映画を見終わり、席を立つ私にも少なからず芽生えていました。
あの元総理に応援されて喜んでいる同類の人ではなく、むしろあの手の人たちから疎まれて恐れられるような女性総理が見てみたい、と切に思いました。
それで、何か不都合はある?
いえ、まったくございません。
今晩は
仰る通りですね。
弊社で、セクハラ教育の教材にしようかと思いましたが、”ある年代“以上の一部の方には通用しないかなあ、とも思いました。
勝手に、ニュージーランドの首相の様に行くのかなあと思っていたら、ナカナカ爽快なラストでしたね。
多くの方に観て頂きたいと、勝手に思った映画でもありました。
<印象的だった事。>
エンドロールの途中で、席を立ったのは年配のオジサン。客電が上がった際に席を立ったのは、お若い人々が多い気がしました。
良い事だと思いました。では。