DIVOC-12のレビュー・感想・評価
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さようなら、12人の怒れた演出家達♥
1.『何かを忘れたまま私はここで暮らしている』
主人公の少女は一体いくつなのだろう?まぁ、28歳位として、『春はいつも・・・』ってセリフが年寄り臭い。
それで?
2.尼寺へ行け この演出家に言いたい。『まだそんな映画撮ってるの』兎に角
この映画は−600万YEN
3.恥ずかしいよ。家族捨ててこんな映画作って。全然似てないし。子供の前で煙草吸うな!
4.砂浜に建つ電信柱。昼の花火。大道具、小道具感丸出し。世間様を騙せば、こんな映画で稼げる。いくつになってもね。犯罪映画に方言を使うな!
そもそも、ハーゲンダッツなんか最初から買わない。ベートーヴェンを汚すな。
5.『太っちゃうから大丈夫。』何が大丈夫なのだろう。多分、飾り窓の少女の話?さておき、日本人のアイドルで世界に行けたかもしれないのは、美空ひばりさんくらいかなぁ。歌の上手い歌手はいるだろうが、めちゃくちゃ上手くて演技も出来る芸人は見たことない。
6.口パクの振り付け無しのカット多めは感動しない。チバラギ県のオランダじゃん。垢抜けない。耳飾りもイスラム教なら魔女と割り切る意味がわからん
7.女の子に守られると男はプライドが傷つく!?女の子らしい?『し◯むら』とジョ◯フ◯ホンダ村上店だろー。行った事あり。チバラギ県ダァー。
8.『一緒にいたら君の命が危ない』なんかおかしなセリフ。政府の秘密基地ってロスに辿り着くつう事はアメリカ?
映画なんてモニター使って配信作を見れば良し。画面の汚いリクライニングもない画面では見たくないね
9.シュールな話を作る理由。多分、ちゃんとした本がかけないから。それが丸だし映像。古典から引っ張れない。それはリテラシーすらないから。
10.チバラキ県のプラント夜景?流行ったね。
11.言葉なんか覚えるんじゃなかった。意味が意味のある世界が云々。中絶の話?うましかな男の言い訳?
料理人はタバコ吸うと海原◯山に怒られるぞ。おフランスでの実地研修?ってなんの?まさか、フランス料理?あり得ない。タバコやめろ。少女に注ぐこの男は止めろ。まぁ、男目線ダネ。ウマシカな男にはどうしたら女性が妊娠擦るかも知らない。
12.ミーハーな場所を写した観光映画なのに内容が無い。
よくもまぁ似たような話を作ったもんだ。12人集まっても全く個性が無い。脚本が全くダメ。
共通点は?どっかの大学の学閥?大昔は灯台で昔はソウケイで今はニチゲ◯?伝統的なのは職人がいないってことかなぁ?
12連発の地雷除去には時間がかかるぜ。まぁ、一旦、カメラは止めたほうが良いと思うけどね。
12人の監督の創作熱溢れた『DIVOC-12』その中でも…
メイキング映像から期待していた、三島有紀子監督の『よろこびのうた Ode to Joy』
もう呼吸するのも忘れてしまうくらい期待以上の作品で、また一つ好きな作品が増えました。
《以下ネタバレ有り》背徳的な仕事をした後、ささやかな希望でもあったハーゲンダッツを食べるシーン。あれは、あの時に2人で一緒に食べたからこそ想像を遥かに超えた美味しさがあり、価値のある豊かで崇高な喜びに気づいてしまった(感じてしまった)んだと思いました。良くない事をした2人なのに、なんだかあのシーンは心の中がほっこりするような温かくて不思議な感覚に包まれ、親子のようにも見えるし、
良くない事をした後の2人なのに汚れていないというか、まるで付き合い始めのカップルみたいな妙な初々しさすら感じなくもなく、微笑ましかったです。
希望の大金を手にした冬海のもの悲しい複雑な表情に、抗えない世の常?普遍性⁇みたいなものを感じて、とっても切なかったです。
冬海の手から次々と舞ってゆく万札のように、即物的な喜びは得た直後からどんどんどんどん逃げてゆき、喜びと虚しさというアンビバレントな感情が隣り合わせでやってくるのであって、人や人の営みから生まれた真に心が震える喜びは、決して逃げていかない(心の中で生き続ける)ということを物語っているようで…。
だから、ラストで、散々カラオケで吐露して(この時の歩の物悲しい表情も切なかったです。)生まれ変わったかのような(真っ白になって真っ新な人生を生き直す決意をしたかのような)歩が、また砂浜に来て冬海に駆け寄っていくシーンが、たまらなく感動的で、観ている私まで嬉しくなってしまいました。
まるで真っ赤な血が巡り出したような強い動的なものを感じ、後光のような希望の光が差し込んできたようで、絵画みたいな美しさがありました。
“共有”から“感触”への架け橋になる見事なラストシーンにゾクゾクしました。
12人の監督の創作熱溢れた『DIVOC-12』
どの作品も短時間の中にぎゅっと濃縮されていて、宝の箱を開けたように贅沢で豊かな瞬間を沢山観る事ができ、心が大喜びしていました。その反面情報量も多く、まるで竜巻にあったような忙しさもあり、見落としている事も沢山あるような気もして、全作一気に観るのは勿体ないような気もしました。
今度は日めくりカレンダーのように、1作品1作品を大切に拝見してみたいなぁと思いました。
そして、私の推しDIVOC-12である三島監督の作品は、是非長編版としても拝見してみたいと思いました。
松本穂香目当てで観に行って、松本穂香かわいかったから、まっいいか。
初っ端からこんなのか、大丈夫か。次もか、次もか。
と思いながら観てたらゾンビで目が覚めた。ゾンビなかったら危うく松本穂香見逃してしまうかもしれなかった。
松本穂香 最高のコメディエンヌ。
ハリウッド進出しても成功するんじゃないかな。
かわいいし、変な顔だし(失礼)。
「アブアス鈴木さん」のエンディングのダンスも、「君が世界の始まり」のエンドロールの独唱も、ずっと観ていられるし、聴いていられる。飽きない。
今作ではいろんな松本穂香が見られて楽しかった。
これで二時間観たかった。
クリエイター支援 いい企画だけど、あまりできが良くなかったものをそのまま公開してしまって支援になるのかなぁ、と心配になる作品もあった。劇場で普通に公開する以上、観客のことも考えてほしい。
津南イオンシネマ貸し切りで残念でした。
俳優さんたちはみんな良かったです。
映像も、音楽も良かったです。
10分で何が描けるか、キングオブコントお笑いの人たち才能あるよ。もっと短い時間でドラマ作って観客喜ばしてるよ。
同じ日に午前10時の映画祭で「隠し砦の三悪人」観たんで、落差が大きくて少し厳しくなりました。
ごめんなさい。
大きく言えば
三部の構成になっていて、初めは人間の弱さ、二つ目が夢、三つ目が人生の流れ でしょうか。それぞれの監督さんの個性が短い作品の中でも表現されています。今、好調の若手俳優陣が多数出ているので、その点も楽しめます。
十二人十二色
正直この星の付け方は難しいですが、全体をごちゃ混ぜにした感じ平均値くらいに落ち着きました。作品順に簡単に評価していきます。
①睡眠倶楽部のすすめ
・いい作品なんだろうなとは思いつつ、結局最後まで分からなかった。
②YEN
・1番意味の分からない作品だった。そりゃ自分の父親に1円の価値をつけたら誰だってブチギレるし、その後のストーカー的行動や、子供の有無など、回収するべきところを回収していなくて面白くなかったDIVOC-12の中ではワースト1位。
③海のそらごと
・生き別れの母子の話。ちゃんと物語自体に芯はあったけれど、口数が多くなくて感情がわかりづらかったり、血の繋がらない親子なのかも?と言われても10分程度では回収できていなくて心残りが。もう少し尺があったら…
④よろこびのうた Ode to Joy
・物語自体はなんのこっちゃだったけれど、「ハーゲンダッツを自分の金で買えるって幸せ」みたいなフレーズにはとっても共感できた。
⑤あこがれマガジン
・鏡写りというのをうまく表しているなーと思った。でもそれだけ。
⑥魔女のニーナ
・しっかりしたミュージカル、魔法で日本語を喋るようにするというちょっとした工夫が好き。
⑦死霊軍団 怒りのDIY
・ぶっちぎりで面白かった。雑にゾンビを舞台装置に使い、ホームセンターならではのスコップや鎌でゾンビを薙ぎ倒していくのが最高。ゾンビの目ん玉が口の中に入るという非常に悪趣味な感じも良い。清野菜名さんの身のこなしや、アチョーというセリフの愛らしさがベストマッチで、役者の特性を活かして作った作品でとても良かった。ゾンビ集合体も呆気なく倒すのも良い。その後ゾンビがうろつく街でのうのうとご飯を食べる呑気さも最高。ぜひ単独作品として見てみたい。DIVOC-12の中ではナンバーワン。
⑧ユメミの半生
・上田監督の安定感。様々な時代を行き来する映画背景、特に最初の無声映画での濱津さんのコミカルな動きが見事すぎた。松本穂香さんの語りもヒートアップしたいき、テンションもずっと昂っている状態で、現代のこれからの映画を担う少年にバトンを渡すという形式が映画への愛を凝縮させていてとても良かった。ナンバーツー。
⑨流民
・見終わって特に何の感想も無いけれど、馬をぶち殺すと言ったので嫌いな作品。
⑩タイクーン
・雰囲気はとても好き。まろやか〜な作品。
11 ココ
・コロナ禍をがっつり描いた作品。ただ、登場人物の過ごし方に違和感を感じたり、オチが文字だけで終わったりしたので不完全燃焼。
12 名もなき一篇・アンナ
・藤井道人監督×横浜流星さんという中々に豪華な作品。でも中身はMVにはぴったりだなっていう感じ。映画的な背景の美しさは綺麗だけれど、映画じゃなくてもいいなってのがある。起承・・みたいな。
半分くらいは何だこれ?感が否めない作品ばかりだったけれど、その中でも光る作品、「死霊軍団」「ユメミの半生」が見れたのは良かったです。中元雄監督は追っかけていきたいです。yamaの「希望論」がとても良かったです。
鑑賞日 10/3
鑑賞時間 15:10〜17:30
座席 E-7
変わる世界
まず最初の四本は、“共有”をテーマにした作品だったんですけど、私はこのブロックを感触がテーマの作品だと勘違いして観ていました。
誰かに手を握ってもらった時、誰かに抱き締めてもらえた時の感覚を大切にしている作品に思えたから。
それで、次が“感触”がテーマの四本だったんだけど、ここが成長がテーマの作品だと思い込んでたの。
そしたら、最後の四本が“成長への気づき”がテーマだったんです。
この四本は、コロナ禍を経験した事で感想が変わってきそうな作品だと思いました。
ここからは、作品ごとの感想を少しずつ。
『睡眠倶楽部のすすめ』
この作品、素敵だなと思いました。
まず、人物を撮る角度とか映像が好きな感じだったんです。
それで、映画は静寂な雰囲気の落ち着いたテンポで始まって、主人公は段々と喧騒の中に戻って行くのだけど、ゆっくりとした空気感だけは流れ続けるの。
それが、自分のペースで良いんだと語りかけている感じで良かったです。
『YEN』
これ、ちょっとドキドキした。悪い方に話が進むかもと思って。
ちゃんと、落ち着く所に落ち着いて良かったです。
『海にそらごと』
人と人の絆って、どこか依存している部分も有ると思うの。
それで、良いんじゃないかと思える作品。
『よろこびのうた Ode to Joy』
これ、コロナ禍でなくても日本の問題になっている部分を取り扱った作品かな。
内容が有る分、この長さだと物足りない感じも有ったかな。
『あこがれマガジン』
オシャレな感じが良かった。
それが有って、現実との差がはっきり出てましたね。
『魔女のニーナ』
これもオシャレな作品。
しかも全体的に温かい空気が流れている感じがするの。
この作品、好き。
『死霊軍団 怒りのDIY』
振り切った笑えるタイプのゾンビアクションなんだけど、自分を見つめ直す様子も上手に入ってました。
最期のワンシーンも面白かった。
『ユメミの半生』
上田監督の映画愛を感じる作品。
映画の世界は現実の世界より自由で、現実の世界と違ってどこまでも広がる物なんですよね。
『流民』
これ、私にはちょっと難しい作品でした。
『タイクーン』
前半の忙しなさ、後半の緩やかさの緩急と、時を刻む時計が巧く嵌まってた。
時の流れって同じはずなのに、同じじゃない。不思議な物ですね。
『ココ』
これが一番重いかな。
コロナ禍で人生が変わってしまった人がいると思います。
ただ、コロナ禍のせいで人生が変わってしまったのかは、誰にも分からないのかも。
『名もなき一篇・アンナ』
もっと観ていたいと思わせるくらい、情景とその中で微笑むロン・モンロウさんが美しかったです。
コロナ禍で世界は変わってしまったかも知れない。
そして、自分一人では世界は変えられない。
結局、変える事が出来るのは自分で、自分が変わらない様にする事が出来るのも自分なんでしょうね。
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