「家族、について考えさせられる作品」ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌 こころさんの映画レビュー(感想・評価)
家族、について考えさせられる作品
ディズニー映画「 魔法にかけられて 」で、愛らしい
ジゼル姫を演じたエイミー・アダムスが、愛してはいるものの時に激しく子供を叱責する薬物依存症の母親べヴを熱演。
煙草を吸いつつ、老いた身体を奮い立たせ、孫の J・D に努力をする事の大切さを説き、自立を促す祖母マモーウをグレン・クローズが熱演。
祖母の助けを借り、母親との軋轢を乗り越え、名門イェール大ロースクールに通う苦学生 J・D ・ヴァンスを
ガブリエル・バッソが、母親と弟 J・D を優しく気遣う姉リンジーをヘイリー・ベネットが好演。
グレン・クローズとエイミー・アダムスが、母親の逞しさを体当たりで演じられており、見応えが有りました。
エンドロールの笑顔溢れる写真を観て、実話だと初めて知り、感動がよりこみ上げてきました。それぞれが互いを思い遣る姿に胸が熱くなりました。
映画館にて鑑賞
コメントありがとうございます。
そうなんです、アメリカでは酷評優勢なんです。ラジー賞でも監督賞・助演女優賞(グレン・クローズ)・脚本賞にノミネートされてますし。
何でも…、元々の原作は白人貧困層の現状や問題を掘り下げ称賛されたらしいですが、映画はそれを薄めてお涙頂戴の家族物語に。原作者も苦言。そこが評価が鈍い所だとか。
まあ、評価は人それぞれ、ですよね。
こころさんへ
コメントありがとうございました!
エンド・ロールを見て、何に驚いたかと言えば、実在の人物のソックリさんメイク!
お婆さんの再現度には「何もそこまで」って思いましたw
本作、とても良かったですね!
視点の異なる2人の対比が素晴らしかったです。
本作もそうだったのですが、皆さんの好レビューを参考に観賞作品を決めることもあるので、今後どうぞよろしくです。