ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢のレビュー・感想・評価
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音楽という縁で結ばれたサクセスストーリー
レビューの評価が高かったので観てきました。
グレースは歌手として精力的に活動していたが、若い頃のようなヒットを出せずにいた。停滞期を脱するべく、グレースは新作アルバムの製作に乗り出そうとしたが、周囲の反応は芳しくなかった。マネージャーのジャックに至っては「貴方の新作アルバムに関心を持つ人がいるとは思えない。業界の一線に居続けることはもう諦めた方が良い。これからはラスベガスのショーを中心に活動してはどうか」と言う始末であった。
その頃、グレースの雑用係、マギーは日々の仕事にうんざりしつつも、音楽プロデューサーになる夢を叶えるべく奮闘していた。そんなある日、マギーは歌手の才能を秘めたデヴィッドと出会った。先が見えないことへの焦りもあって、グレースはデヴィッドを巻き込んで賭けに打って出た。そのことがマギーとグレースの人生を大きく変えることになった。
グレースに付き人を一旦宣告されたマギーだったが、グレースとデヴィッドの思わぬ形での再会に一同唖然する。
デヴィッドのステージでサプライズとして母グレースが登場し、親子デュエットに。
こうしてマギーは念願のプロデューサーになり、マギーの元でグレースも新作のアルバム制作に意欲を出し、ハッピーエンドに。
ダイアナ・ロスの娘だった。
ベテラン歌手がダイアナ・ロスの娘だって。なるほど…似てた…。
歌手の話かと思って行ったらプロデューサーを目指す女性の話だった。単純にハッピーな気持ちになれます。人の巡り合わせもここまで都合良くつなげるとイヤミなく、良かったねー、と。
歌がもっといろいろ聞ければ良かったな。
アメリカ音楽業界立身出世物語
アーティスト名や楽曲名など、
音楽好きなら思わずニンマリな嬉しい台詞満載。
アメリカ音楽業界のデフォルメされた内幕、
レコーディングスタジオでの
演出過剰な段取りやエンジニアリングが
ちょっと受け入れ難かった。
ストーリーに絡むサウンドトラックは全て良い曲。
ICE CUBE安定のヒール演技が冴えるも
主人公の女の子の演技力が著しく低くて残念。
映画館で観るほどの作品ではなかった。
聞いたことあるようなオリジナル曲
ダコタ・ジョンソン目当てでしたが、やっぱりグレース役のダイアナ・ロスの娘でもあるトレース・エリス・ロスの貫禄が目立ちました。
マギー(マーガレット)役のダコタ・ジョンソンはお化粧などかなり控えめで、やや普通のおねーさんでございました。
一緒に曲を作るシンガーソングライター青年との関係も爽やかで、劇中歌はなんか聞いたことある感で、もやもやしましたが、しばらくして思い出しました。サビのリフレインの感じが、ドリュー・バリモアとヒュー・グラントの映画 Music and Lylics 邦題: ラブソングができるまで の劇中歌に似ておりました。このてのラブロマンス映画での曲としてやはり王道の曲調なのだと、妙に納得して、家路につきました。
最後の方はかなりサプライズでした。
四十を過ぎて、新作アルバムがベストテンに入った歌手は数えるほどしかいないというマネージャー役のセリフが気になってしまいました。誰かなぁ。ティナ・ターナーかな?
WAVES/ウェイブスのアル中の兄、タイラー役のケルヴィン・ハリソン・Jrとは意外でした。爽やかで、歌もお上手。コメディもイケるんですね。最初、東野幸治かよと思いました。でも鈴木雅之の方が上手いと思いました。マギーはちょっと、梨花ぽかったし。
グレース役のおばさんは、両手に🌺の幸せなエンディングでございましたなぁ。
二人ではなくて3人で叶える夢でしたね。お父さんも入れると4人かな。
森昌子の息子たちは誰と結婚するのかなぁ?なんて余計なことを考えてしまいました。
見終わった後、楽しい気持ちになる映画
予告編のみの印象で鑑賞。誰にでも自信を持ってお勧めできる音楽業界のサクセスストーリー。しかしミュージシャンではなく大スターの付き人がプロデューサーを目指すというのも意外で面白かったです。
ステージやスタジオでの歌のシーンが多いのですがミュージシャンたちの安定の歌唱力で見ていて安心できます。
主役のダコタ・ジョンソンの自然な演技がとても魅力的です。
ラストに意外なオチもあり誰にでもお勧めできる作品です。
池袋で公開日初日の鑑賞でしたが館内空席が多くて残念。ぜひ公開中にご覧ください。
楽しい気分で映画館を出れます。
好きこそものの上手なれ
グラミー賞獲得数11個、全米No.1の人気を誇った歌手グレースデイヴィスのファンで、3年間付き人をする音楽プロデューサー志望のマギーの話。
確かにセンスは良いのだけれど、何の実積もないのに自身の編曲に自信満々過ぎるマギー。
マネージャーの苦言にはぐうの音も出ないけど、町で出会ったプロを目指すデビットに入れ込み、素性を偽りプロデュースを手掛けて行く。
迷い間違い見失う王道な流れからの終盤の展開はちょっとびっくり。
あえて急にコミカルに畳み掛ける流れはツッコミどころなんだけどノリが良くて、すんなり入ってくるし、歌い上げて聞かせる感じの作品ではないけれど、流れる劇中歌はやはり心地良くてとても良かったし。
恋愛要素はちょっとチャラくも感じたけれど、テンポも良くて最初から最後まで楽しめた。
この時期に安心して見られる映画です
この時期だから、マギーのひたむきさを観て、自分の心を再生することができました。
何と言っても、ダコタ・ジョンソンがいい。
フィフティシェイドの時もそうだったが、ひたむきな役がよく似合う。
それにしても宣伝不足のせいか、観客が少なかった。
みんな、こういう映画も見た方がいいですよ。
楽曲のよさと歌のうまさは感動もの
グレース・デイヴィス役のトレイシー・エリス・ロスの歌が感動レベルの上手さで、歌声を聞いているだけで涙が出そうになる。そりゃそうだよね、お母さんはダイアナ・ロスだもん。
楽曲がやたらといい上に、失敗と挫折そして復活の黄金ストーリーだから泣いちゃうでしょ。やっぱり。
『WAVES/ウェイブス』出演してたケルヴィン・ハリソン・Jrもソウルフルな歌声を聞かせてくれる。これだけ上手かったら、シンガーとしても活躍できるね。
グレースの秘密は、感の悪い自分でもわかってしまった。わかっていても感動のラスト。
やっぱりいいねミュージック映画って。見終わった後、サントラをダウンロードして二度楽しめる。
ダコタジョンソン、可愛よ!
久しぶりのハリウッド映画の映画館鑑賞。今年は洋画と英語に飢えた一年、年末にホッコリ映画を観られてよかったです。
洋楽好きの私としては、どんなストーリーでも4つはつけるw
知ってる曲がかかるほどの興奮はなかったけど、ダコタの歌声も可愛くて、かなり前に観た「はじまりのうた」のキーラナイトレイみたいで、聴きやすかった。ダコタ、もうちょいボイトレしたら、歌手でブレイクしたかも?
付き人とプロデューサーじゃ全然違うけど、彼女の誠実な仕事ぶりからしたら、職場で嫌われなさそうだから、そこがちょっと違和感あったかな。
それにしてもダイアナロスの娘、めっちゃ歌が上手かった。あんなに歌がうまくても親の七光りがあっても売れないなんて、アメリカは厳しいんだな。
意外な展開は出来過ぎな気もするけど、マギーのお父さんもいい味出してたな。マギーのDJもいい声だった。
恋愛要素はいらなかった【ネタバレ】
全体的には面白かったのだけど、主人公と歌手との恋愛要素はない方がよかったと思う。
ラストの展開はあまりにも唐突な気もしたけれど、21世紀のおとぎ話としては悪くはなかった。
トップシンガーの傲慢さや繊細さもよかった。
だからこそ、あの2人の恋愛関係はない方がよかった。
才能はあるけれど女性関係にはだらしない彼が、プロデューサーである彼女の熱意に打たれて、シンガーとしての実力を開花させていく。
そういう彼女を信じていたからこそ、あの裏切りが「自分を利用している」と思って怒りを感じたわけで。
そこには恋人としての関係はない方が良かったなぁ。
あの新人シンガーは女性でも成り立つストーリーのはずだから。
その一点がすごく惜しいし、逆に言えばそこが解決されれば、今年のベスト級になったかもしれない。
#109 ハリウッド音楽ものにハズレなし
途中からネタに気づいちゃったけど、それを引いても凄い面白かった。
ワガママで傲慢な往年のスターとか、売上を伸ばすことしか考えない音楽業界とか、アメリカっぽさが詰まった映画。
曲も良いけど、いい感じに韻を踏む歌詞が素敵。
やっぱり歌詞は脚韻を踏まなきゃ美しくないっしょ🎶
願わくばもっと音響が良い劇場で観たかった。
上映されてる映画館で1番音響が良いところ、誰か教えて(チネチッタのLIVE ZOUNDで観たかった〜😭)。
実は『大人の信頼』を問う素晴らしい物語。
疲れきった土曜日。
職場は師走の迷走。頭がなかなか切り替わらない。
やっぱり映画館だ。
映画があってほんとによかった。
そうだ、洋画がいい。華やかなアメリカのエンタメ界の作品。切り替わりそうだ。
そんな選択。我ながらいい選択。
予想をはるかに越えるいい時間になった。
実は、結構深いストーリーだった。
仕事における『信頼』、大人としての『信頼』を突きつけてきた。
マネージャーのアイス・キューブ、素晴らしかった。
チャレンジではなく、安定を選ぶ理由が徐々に明らかになる。鮮やかに明らかになる。切なく、明らかになる。
そこにあったのは、積み上げた『信頼』のひとつの素晴らしい形だった。
そしてダコタ・ジョンソン、もう、何しろかわいい。どこを切り取ってもキュート。2時間、眼の保養をさせてもらった。
切り替わった。
映画館、そして映画、やっぱりすばらしい。
音楽のセンスが抜群に良かった
ハリウッド音楽業界のトップ歌手のアシスタント(という名の雑用係)をしながら、密かに音楽プロデューサーを目指している女性が主人公のサクセスストーリー。
ダコタ・ジョンソンが好きだからという理由で予告も観ずに観たけど、めちゃくちゃ好きな映画だった。
ポスターにもそう書いてある通り、まさに音楽業界を舞台にしたプラダを着た悪魔。
ダコタ・ジョンソンは勿論文句無しに良かったんだけど、そのトップ歌手グレースを演じるトレイシー・エリス・ロスさんも凄く良かった。
この方のことは全然知らなくて、最初は「歌手の方が演じてるのかな?」と思ったほど歌声が魅力的で、終わってからパンフを読んだらなんとダイアナ・ロスの実の娘とのこと!
でも「ダイアナ・ロスの娘」を売りに親の七光りで活動を始めたわけじゃなくて、着実に自分の実力でここまで辿り着いた人だからこそこの役を演じきれたんだろうと思った。
あとケルビン・ハリソン・Jrが出てることも知らなくて、出てきた瞬間「またお前か!」と思った笑
今年彼の出てる作品は「ふたりのJ・T・リロイ」「ルースエドガー」「WAVES」に続いて4作目の鑑賞(たぶん)だけど、1番この役がハマってるなと個人的には思ったな。
彼も歌がめちゃくちゃ上手くてビックリ!
今作の何が素晴らしいって、魅力的な登場人物や分かりやすく気持ちの良いストーリー、表情豊かに切り取られたLAの映像もそうだけど、とにかく音楽!音楽のセンスが抜群に良かった。
それもそのはず、今作の音楽プロデューサーはマイケルジャクソンからマライアキャリー、ビヨンセにレディーガガ等を手がけた正に伝説と呼べるロドニー・ジャーキンスが務めている。そりゃ良いに決まってるよね。
今もサントラ聴きながらこれを書いてます。
今作を観ようか迷ってる方が居たらまずサントラ聴いてみても良いかもしれない。
聴いたら絶対観に行くから。
サントラはSpotify等の各種配信サービスで配信されてるので、気になった方は今すぐ原題の「HIGH NOTE」で検索!
いや〜とても良かった。
音楽好きの映画好きは必見て感じです。
個人的2020音楽映画でナンバーワン!
110本目
心地良いバーチャルリアリティ
音楽といえば、歌うのも弾くのも聴くのもすべて不得手な私ですが、とても楽しく観れました。
音楽制作に関わるプロの方や専門技能をお持ちの方の目にはどう映るのか分かりませんが、〝音作り〟の現場の雰囲気の一端に触れることができて、大満足です。
おまけにダコタ•ジョンソンの音楽愛に溢れた〝準天然ぶり〟と澄み切った笑顔が、終始、映画を見てるこちらまで優しく包んでくれます。
そのせいか、ほかの映画だとセレブな世界の派手さやけばけばしさが鼻についたり、皮肉っぽく見えることがよくありますが(もちろん、それも演出のひとつであることは承知しておりますが)、素直に憧れの世界を疑似体験しているかのようでした。
晴れやかで多幸感に包まれるエンディングの映画を観るのはとても久し振りな気がします。
ユニバーサルのオープニングロゴも含めて、なんだかとても懐かしさと暖かさに満たされた2時間でした。
優しい気持ちでゆっくり観られる
D.ジョンソン演じる主人公のマギーはアメリカのトップシンガーの一人として活躍するグレースの付き人として働いている。
そんなマギーは音楽一家に生まれ大学まで音楽の勉強をし、音楽を心から愛している。故にトップスターの付き人として働きながらも自身の音楽プロデューサーになる夢を捨てきれずにいる。
そんな中素晴らしい歌声を持った男性と出会いそして恋に落ちる。彼との出会いがプロデューサーへの想いが高ぶり、彼をなんとかデビューさせようと必死になる。
それが本職に響き、グレースのイベントの一部を台無しにしてしまい解雇処分を命じられ、また恋人とも溝ができる。
彼らとの関係に距離をおき故郷に戻る。距離をおいて初めてマギーの存在の貴重さに気づきグレースに戻るよ言われ、そして念願だったプロデューサー職に就く事になる。
そして恋人はグレースの息子だったと知り最後はハッピーエンドに終わる。
まぁストーリーはありがちではある。特にオチのグレースの息子の存在も早々と察してはしまう。あんなに互いに恋人は作らない、母親は幼い頃に出て行ったという描写が冒頭にあると登場人物が少ないこの作品ではある程度は察してしまう。
ただこの作品に関してはそれで良い。大きな変化や描写はないが、ゆっくり観られてそして人間関係や、人との繋がりといった所を優しく温かく描かれている為こちらもやさしい気持ちでゆっくり観賞ができる。
挿入歌なんかも優しい曲調の曲が多くさらにこちらも温かい気持ちで鑑賞ができる。
人に強く勧めたくなるほど魅力ある作品ではないかもしれないが、音楽とそして人と人との繋がりの大切さに魅了され優しい気持ちになれる作品だったように思えた。
好きなタイプの映画
そこそこほんわかホロリ出来て、曲も結構好き。
テレビとかでやっていたら何度でも見てしまう感じ。
若いが故に自分の気持ちと考えが一番になってしまうマーガレットと、経験を重ねたが故に周りと上手くやっていく為に自分の気持ちを抑えるグレース。
どちらが良い悪いではなくて、そこから学んで前に進むのだと教えてくれる。
この映画はマーガレット目線で進むけれど、主役はやっぱりグレースだと思う。
製作費があまり無いのか?と感じる部分もあったけど、見て良かった。
全80件中、61~80件目を表示