「さすが…」KCIA 南山の部長たち ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
さすが…
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どうしてこのような映画を韓国は作れるのだろうか。キム部長演じるイ・ビョンホンの緊迫感溢れる、迫真の演技が素晴らしい。共に革命を起こし、長年支えてきた朴大統領の暴政に、これ以上国民を虐げられない、国際政治からも孤立してしまい、民主化は遂げられないと判断し、また支えてきた自分の身の危険も感じたことから、自らの手で殺害しようとした決意は並々ならぬ決断だったであろう。その心の揺れ動く様もイ・ビョンホンは見事に演じている。キム部長がそのまま、大統領になっていたら、歴史はもう少し早く動いたのかも知れない。韓国映画の底力を見た。
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