「そのまんま「麒麟が来る」ではないか」KCIA 南山の部長たち あっきーさんの映画レビュー(感想・評価)
そのまんま「麒麟が来る」ではないか
主人公は光秀、朴大統領が信長、全斗煥らしき後継者が秀吉、主人公に消される前上司はさしづめ朝倉義景といったところか。暗殺後の行動計画があまりに杜撰ですぐ破綻するところもそっくり。数百年の時と場所を隔てても、げに人間とは同じことを繰り返すということかねー。
結局主人公も光秀も、動機は理想国家建設というより懸命に尽くしたボスに邪険にされたことへの恨みみたいな単純なことのように見える。
それにしてもすぐ上には北朝鮮、内政は軍事独裁と、すぐ隣ながら何と難しい戦後を過ごしてきた国かと改めて驚く。韓国の同世代ととことん話してみたい。
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