「偶然と必然の暗闇」NO CALL NO LIFE lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
偶然と必然の暗闇
2017年開催の第9回ちば映画祭で上映された「溶ける」が印象的だった監督。
テイストはそのままに、着実に前進している感じで嬉しかったのが、一番の感想ではありましたが、内容はそんなほんわかにこにことは無縁なソリッド青春ムービー。
あり得ないっちゃあり得ないが、あり得ると言えばあり得る、不思議な感覚。心の奥底で既視感が蠢いているのだけれども、そんな事はお構いなしに、ぐいぐい引っ張られました。
鑑賞後、時間が経つ毎に「あっ…」って感覚がすり寄ってきて、暗闇の中を反芻する羽目になるので、ご用心ご用心です。
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