劇場公開日 2022年9月16日

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川っぺりムコリッタのレビュー・感想・評価

全162件中、121~140件目を表示

4.0距離感

2022年9月19日
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鑑賞方法:映画館

137本目。
作品の中身を考えれば、重くなりがちなのかと思うけど、夏の景色だったり、周りの人達でうまい具合に中和されてる。
死と、どう向き合うのではなく、死だったり人だったりの距離感をどう取るのかといった作品なのかな。

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ひで

3.5短く評価/観てみて

2022年9月19日
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過ぎた 過去
小さな幸せを探して 今
どうなるのかな 死

みんな 川っぺり

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ハロン

4.0ムコリッタ、仏教言語なんだ。

2022年9月19日
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鑑賞方法:映画館

好きな映画かも。小さな小さな出来事の積み重ね、それが人生。登場人物は皆、家族の誰かを失っているし何か人生につまづいている。それでもまだまだ人生は続くし過去は許されると。パターンは大好きなドラマのすいかみたいだけどこれはこれで好き。

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peanuts

4.0本当の豊かさとは何か

2022年9月19日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

どうせ人はいずれ死ぬ

なのであれば

ちょっとやそっとの事で妬んだり

腹を立てたりしている時間は勿体無い

何もなくても

豪華な家に住んでいなくても

ささやかな暮らしの中で

人の温もりや

ご飯のおいしさに気付くだけで

心は満たされる

そういった事を思い出させる作品。

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BAMBi

4.0あなたが忘れない限り、その人は確かにこの世に存在し続けているのだ。

2022年9月19日
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鑑賞方法:映画館

登場人物はそれぞれ大切な人との別れを経験してて、どこか喪失感を抱えながら生きている。しかしそれは人生においては必然でもある。「ご安心ください。亡くならない人はいないのですから。」時は積み重ならず、川は絶えず変化しながら流れていくだけ。でもかつて豊かさの象徴だったガラクタは、それを使っていた人の記憶をそこに留めている。自分には生きる価値がないと悩む主人公に対して「その人が居なかったことにしてはいけない」「僕がなくなったら君に淋しいと思ってほしい」というセリフが刺さる。
その人が確かにそこに居たと、少なくとも自分は覚えていたい。色々考えさせられる映画でした。

あと風呂は直ったんだろうか?付帯設備の修理は大家さんの義務、なんだけど多分家賃払ってないから、要求できないんだろうなー(;^_^A

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HAL-9000

3.5確かに死なない人はいないよね。

2022年9月18日
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予告編からかる〜いコメディを想像してたんだけど、クスクス笑いながらもジワジワ染み込んでくるお話しだった。
松山ケンイチ演じる前科者の山田が富山の塩辛工場に就職。同時に築50年のハイツ ムコリッタに引っ越してくる。
引越し初日から隣に住んでいるムロツヨシ演じる島田がズカズカ接してくる。初対面のお隣さんに、風呂貸してなんて笑える〜!その後も一緒ご飯食べるシーン、楽しかった〜。そのままのコメディかと思っていたら、子供の頃に別れ別れになっていた父親の遺骨を受け取るかどうかの選択に悩む山田。記憶にも無い親の死、自分ならどうする?難しい選択だ。
最初からずっと心を開けない山田のモヤモヤ感、松ケン、凄く良かった。今まで観た中で1番ハマってた気がしました。周囲のみんなも色々背負うものがあって、人生は十人十色、価値観もそれぞれ。結構考えさせられました。
えっ!隣の婆さん、幽霊!?とか、巨大なイカのお化け!?とか、遺骨でエッチ!?とか不思議なシーンだらけで楽しかったですよ。

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涼介

3.5 ピアニカの音色がぴったり

2022年9月18日
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かもめ食堂のように、ただオシャレっぽい映画で終わるのかなと思ったら意外に話が深い。しかしそれぞれの苦悩がやんわりとしか描かれていないので??が多く残りますが、それでも最後みんなが上を向いて前へ進んでいたので良しとします。ときどきくすりと笑えて、私は好きですこの映画!ピアニカの音色が頭から離れません。

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かおり

4.0出演者、とてもよかったです。

2022年9月18日
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鑑賞方法:映画館

ご飯、美味しそうでした。
すき焼きの肉美味しそう!
今日は、すき焼き食べたいと思います。
ピアニカの音、とてもよかったです。
金魚とイカ

江口のり子さん、どこに出てらっしゃいましたか?

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かん

3.0小さな幸せ

2022年9月18日
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幸せの価値観は人それぞれで、生きてていいんだよって思える映画でした。
食べるご飯がほとんど同じなんですが、とても美味しそうに見えました。人は1人では生きていけない、大切な人に連絡もしたくなります。

松山ケンイチさんとムロツヨシさんはとてもハマり役な気がしました。重いテーマだとは思いますがクスッと笑える所があるので終わった後はジワジワくる感じです。

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あおい

4.0パスカルズの音楽が世界観にぴったり♪

2022年9月18日
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誰もが、それぞれ、人に言えない過去や、近しい人の死や、いずれくる自分の死に対する思いを抱えながら生きている。ムコリッタとは、1/30日とのこと。1日と言わず、目の前の30分、1時間を、穏やかに、ちょっと誰かのことを大切に思いながら、生きていけるといいなぁ、と思いました。

それにしても、労働のあとのお風呂、炊き立てのご飯に塩辛、とれたての野菜、ハレの日のすき焼き^_^ 笑顔が漏れる瞬間はいいですね!

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Sakiko

3.5命とか魂とか、大事なものだよね

2022年9月18日
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予備知識ゼロで観賞、松ケンとムロさんのコメディかと思いきや、主要キャストそれぞれが抱える逝ってしまった者たちへの想いがフワリと描かれ、それが不思議なテイストで観る者の心に染み入ってくるようなストーリーだった。これはこれで悪くない。
失った人のことは詳細なディテールが示されないので、なんとなくこんな背景なのだろうと推察しながら、自分に置き換えて考えられる部分もあり。
父と息子を割と近い時期で亡くしている私には共感できるところもいくつかあり、魂よ安らかになどと観終えてから祈ってしまった。
不思議だけれど温かい、そんな作品でした。

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ニコラス

3.0なるほど、原始宗教的映画ですね。

2022年9月17日
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うん、なかなかの俳優力、女優力ですね。
満島ひかりさんも、なかなか素晴らしい。こんなオバチャン役もいっちゃいますか。
松山ケンイチもムロツヨシも細かい表情まで演技してますね。さすがです。
ストーリーは、まあ不思議な話ではあるわけですが、ちょっと長く感じるところもあり、満島さんのシーンでそれいらないでしょというシーンもあり、もう少し時間をまとめた方が見やすかったかもしれません。
コメディーとしてのシーンはおもしろいところもあり、シリアスなシーンはよくわからない感じなので、もう少しコメディー方向に振った方が映画としてはおもしろかったかもしれません。
エンドロールで薬師丸ひろ子の名前があったが、どこで出ていたのかわからなかった。集中力が途中で切れてましたかね。
まあ、そんな感じの映画だと思います。

#152

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caduceus

4.0生きていてそれが何なのどうなんの?

2022年9月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

寝られる

オリジナルの脚本が一旦頓挫し小説に書き直してからの映画化だそうで時間をかけたが故に成しえたシーケンスの積み重ねがツボにはまる映画ですごく面白かった。ヤギを筆頭に役者がことごとく良い。チラシの最初に江口のりこと記され冒頭の主要な舞台であるイカの塩辛工場で主人公の横に彼女が登場したらこれで何かしらのエピソードが作られるであろうと想像するのだが100%肩すかしをくらう。炊きたてのご飯の逆光で食らうキュウリの風呂上がりの冷たい牛乳の美味そうなことよ食が生きている証を与え命の恵みが自ら生きることに何の意味があるのかを真っ向から描いておりこれはこれまで世の中に無かった傑作映画である

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たあちゃん

4.0適材適所

2022年9月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

観る人によって、気持ち悪い話にもハートウォーミングにもなり得る面白いストーリーでした。
私は泣くまでは行きませんが、ちょっと共感します。
ところどころ、面白い撮影方法の映像が入ったり、とても映画らしい映画です。

ほんわか温かいストーリーかも思っていたら、結構重い内容。

また、松山ケンイチ、ムロツヨシ、満島ひかりと、ハマり役っぽい。
監督も、自分で小説書いて、自分で映画にできるのはとても幸せですね。

ちょっとマナーの悪いおじさんがいて、スナック菓子やビニール袋がうるさくて集中出来ず。
お父さんはどっち向いていたんですかね、、、聴き逃しました。
(T_T)

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だるまん

4.5刹那とムコリッタ

2022年9月17日
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鑑賞方法:映画館

〝幸せ〟には持続性はありません。
基本、瞬間的、或いは一定時間に限られたものです。

愛の告白が実った瞬間。
試合に勝った瞬間。
何かの記録を達成した瞬間。
喜ばしいことのピークが幸せな瞬間なのであり、決してピークの状態は持続してくれません。
仏教用語では、瞬間=刹那。

人生の長い時間の中での思い出としてなら、学生時代の数年間とか、子や孫に恵まれた晩年、という年数単位での〝幸せな時間〟は存在しますが、限定的なものです。ムコリッタが、1/30日(48分)…転じてささやかな幸せ、という意味であるならば、そのような時間のことを指すのかもしれません。

あなたの人生は幸せですか(幸せでしたか)?
と聞かれたら、おそらく大半の人は、直近の記憶の印象から回答すると思います。
政治家や企業経営者としてトップに君臨した人が晩年は寝たきりの闘病生活だったり、妻や子どもたちのことで、不運な状態に置かれていたら、たぶん〝幸せな人生だった〟と即答できない。
反対に人生の大半を辛い環境で生きてきた人が、人生最後の何ヶ月かを愛する家族に囲まれて毎日の食卓が満たされたものであったなら、〝幸せな人生だった〟と迷わずに答えるのではないでしょうか。

だからこそ、人生のどんなタイミングであれ、幸せを感じる〝ムコリッタ〟を経験できたなら、それを忘れてはいけないし、永続性がないからこそ、刹那もムコリッタも大切に感じなければならない。
そのことを知っていれば、幸せな瞬間や幸せな時間への感謝の気持ちは今よりも深まるし、そうでない時間に対しても少しは寛容になれるかもしれない。

そんなことをつらつらと考えてしまう(悟りとは程遠いけれど)なかなか珍しい、そして体温に近い温もりのような感覚を味わえる不思議な映画です。

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グレシャムの法則

2.0小さな幸せを感じる

2022年9月17日
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原作小説を映画化した作品で孤独な青年のささやかな幸せを描いた人間ドラマ。キャスト陣も豪華だが地味な展開が淡々と続くのでメリハリに欠ける印象を受けた。私生活の小さな幸せを感じることが出来る作品。
2022-157

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隣組

3.5普通に「刹那の哀切・・生きること、生まれたものは必ず死に向かっている」感じる叙情作。

2022年9月17日
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悲しい

幸せ

食とか富山の素朴な叙情と静かな時間がテーマと思ったら

基本「死生観」「一期一会」的な主題。

もっとも、事前に無料のリーフレットと小新聞みたいの観ていったから
内容察しがついたけど

貧乏、前科、朴訥
それが故に見えてくる刹那の積み重ねの重要さ。

誰でもわかる。誰でもある程度共感できる。

🥒🍅野菜や塩辛、味噌汁だけの粗末な膳が故、かえって美味そう。

東京ではなく、富山だからこそ表現できた、静かな叙情。

金持ちも、極悪政治家も 名を残さない人も、死は平等
そんなことを深く感じ入る作品。

設定はフィクションの賜物だけども気にはならない。
こういう人たちのアパートがあっても良いよね・・という感じ

小さな小さな幸せでもイイじゃないか、そういう作品。
1億9千万円かけなくても、心のこもった「送り出し」はできるよなぁ・・という作品
命の重さは皆平等。孤独死した人も、いろいろあったはず・・

ダレないので時間は短く感じる、ただし印象は「薄い」カモしれないねぇ。

作中は富山のイカ墨塩辛だけども、塩辛シンプルに飯に乗せて食べたくなった。
納豆と違って毎日は要らないけど、時折、無性に食いたくなるよねぇ。

配信で倍速では意味のない作品。ぜひ劇場で、せめて配信なら「通常速度で最初から最後まで」
観るべき作品。
脇役 柄本佑が何気に好演。
薬師丸ひろ子どこ出てた?と思ったら
「いのちの電話📞の相談員の声」ね。
富山オールロケ、なんか富山での作品、令和に入って多いねぇ。

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満塁本塁打

4.5安心してください、死なない人はいません。

2022年9月17日
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この映画

なんていうことのない日常を切り取っただけなのに、観ている人にささやかな幸福感を与えてくれます。(合掌)

人は良い別れ方が出来なければ、いい出会いもないのかな〜ぁと思ったりします。

だから父親と、いや、自分の引摺っている過去といい別れ方をしているラストはこれからのいい人との出会い、触れ合いを暗示してるのかな・・

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ちゆう

3.0長い長い長ーい、夏。

2022年9月17日
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雑な画、昭和脚本、そこはかと芳るプロレタリアに、いきなりのぶっ飛びエピソードで見る人を振り落とす展開。市井の人々の、小さくて塩っぱくて温かい物語りを、言葉少なに描写して行くところは好きですが。

朝日新聞がらみでは、まくこやツユクサに比べれば全然良いんですが。

なんか。やっぱり。素人がやってるのか?なセンスですよ。画にせよ、ロケーションにせよ、音楽にせよ。プロが本気出した感が無いってのが。

出番少な目ですが、キャストは豪華。薬師丸ひろ子は声だけ出演。流石に役者さんで見せると言う要素や、地味な長回しには感服です。

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bloodtrail

5.0大好きな作品、増えた

2022年9月17日
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約一年公開延期になりようやく観れたムコリッタ。登場人物も雰囲気もストーリーもストーリー展開も音楽も全て良い◎。これまたほんと良い意味で非の打ち所がない作品だった。今年のベスト10もしくはベスト5には確実に入りますね。
主人公の山田演じる松山ケンイチ始めとして、山田が住み始めるハイツムコリッタの大家さんも隣人も皆何かしら過去がある人達、まあ過去が無い人間なんていないのだけど、簡単に言えばナーバスになるような過去を持ってる人たちで、詳細が事細かに描かれる事は劇中では無いんだけど、それぞれの暮らしぶりや人柄、癖などを見てると何となく伝わってくるものがある。そこがこの映画の凄いところのひとつだった。心の傷や暗闇を、涙を敢えて誘う演出やシーンをねじこまず、別のアクションや方法で観客に伝えてきて、そこがこの映画のもつ雰囲気を保っていた気がしました…。素晴らしい。
「すばらしき世界」同様、前科をもっている人間がその後どう日常生活を送るのか、どんな人間関係を築いていくのか、って、ドラマにして楽しむものではないけど、やっぱグッときてしまうんだよなあ…些細な事や些細な幸せを感じるシーンで。それはもはやもう些細じゃないんだよね。終盤は顔がぐしゃぐしゃになった、涙がどんどん流れた。割と8割型幸せなあったかい涙出たよ。
ハイツに住む人達の出会いから、不器用ながら徐々に距離が縮むところから、ラストシーンまで、何か分からないけど目が離せなかったのは、多分みんながみんな愛おしい、愛すべき人達だったから。かな。心あったまったな。
あと「かもめ食堂」の荻上直子なので、観に行った人ら全員期待してたであろう、最高に美味しそうなご飯シーン。今回もばっちりだった…。私も山田の炊いたご飯が食べたいよ…。あんなに美味しそうな白飯久々に見た気がする。白飯って人類の幸せアイテムのひとつだね。
これまた人生の宝物映画にラインナップだ。

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まつこ