「死と向き合う映画」川っぺりムコリッタ ひとふでさんの映画レビュー(感想・評価)
死と向き合う映画
塩辛工場で働くことになった訳ありそうな山田が、ハイツムコリッタに入居するところから始まる静かな映画。
ほとんど知らない父の死を知り、そこからアパートの住人の死生観を通じて父の死に向き合っていく。アパートの隣人、島田が本当にそのままムロツヨシじゃないかと思うぐらいムロツヨシっぽい。
微量のファンタジーが独特の世界観を作っているが、それが自分には合わなかった。もっとファンタジーに振って強いオチを作るか、リアリティを出して絶望させてほしかった。
この世界観が好きな人なら。
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