劇場公開日 2022年3月4日

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ポゼッサーのレビュー・感想・評価

全48件中、41~48件目を表示

4.070年代タッチの大人のエログロホラーサスペンス

2022年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ブランドン・クローネンバーグ監督のホラーサスペンス映画。
本作は父デビッド・クローネンバーグ初期の作風にかなり寄っており、オマージュや意識した等のご意見も散見するが、自分としては「父親と同じ路線を引き継ぎますよ」といった宣言のように思えた。
何だかよくわからない装置や機械の細かい造形へのこだわりや、精神が不安定で病んでいく様子などを上手に演出しており「戦慄の絆」に近いものを感じた。

主演のアンドレア・ライズボローは神経質で闇が深そうな雰囲気が強烈で、作品の醸し出す異様さと怖さの中核を担ったが、この人体重の増減とメイクで物凄く綺麗な時と怖い時の落差が激しく見える面白い女優さんだと思った。

VFX全盛の時代にあえてCGを使わず、特殊メイクとリアルな映像にこだわり、おそらく狙い通りに70年代風モダンホラーの不気味な雰囲気を上手に出すことに成功し、若干画面が暗く認識しにくい箇所があったものの、映像作品として総じて面白く観させてもらった。
ブランドン・クローネンバーグは次回作を観ようと思える贔屓の監督にリストアップすることにした。

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カツベン二郎

2.0"脱出"

2022年3月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

知的

アナログな特殊効果とイメージ映像的な場面に斬新さとグロ描写が物足りない、知的なものを感じながら物語は単純でありつつ複雑な印象は残しながら??

この題材、ハリウッド映画にもありそうな一層のこと娯楽作にでもした方が面白いような、序盤のテンポ良い展開から話も理解しやすく進む反面、中盤以降から物語自体が脱線しているようで暗く重い雰囲気にダルさが目立つ。

殺し屋を雇ったほうが楽な気も、拉致したり準備過程が面倒に思われ、いつのまにジェニファー・ジェイソン・リー!?

自分の趣味趣向ばかりが目立ち楽しませる娯楽性が足りないような、自分の色塗れにしない要素が父親にあるからこそのクローネンバーグ。。。。

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万年 東一

3.5思ったよりは全然面白い。

2022年3月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

クローネンバーグの子供ってだけで運が悪いのに態々映像作家になってしかも同じジャンルの映画を撮るなんて変態的なマゾヒストとしか思えない。
内容も表社会の下に蠢く裏の存在とかアイデンティティクライシスとかクローネンバーグ的。肉体の主導権の奪い合いとか『スキャナーズ』のラストを思い出した。

飽きずに観れたし、面白かったと思うし、ストーリーもまぁこんな感じなんやろなと、6〜7割位で理解しておくのが正しい観方だと思う。

ただなんつうか、クローネンバーグという呪縛に自縛している気がしないでもなかった。つくづく不憫である。

ただ、女の趣味は親父さんの方が良いな。

追記:

‪そうか、ジェニファー・ジェイソン・リーは『イグジステンズ』か。インプラントを使って他人の体(物語)にジャック・インするのが似てるなぁとは思ってたんだよな。
何だかんだ言ってそういう目配せを入れてくるのって親父の威光を笠に着てる感は有るな。

ノーランが撮ったりジェームズ・ワンが撮ったりしたらもっとエンタメで‬もっと面白くなるんだろうが、この位の面白さがちょうど良いんだろうな。

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RT65

3.5期待以上だった

2022年3月4日
iPhoneアプリから投稿
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サート

3.5タイトルなし

2020年11月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東京国際映画祭初日鑑賞
前作“アンチヴァイラル”でも独特な世界観を描いたブランドン・クローネンバーグ監督の長編作品第2弾。
美しい映像に、性器の生々しさ、頬に開く穴、首にめりこむ、、どぎつい描写。。
デヴィッド・クローネンバーグのDNAを感じ取れる描写は前作よりも顕著にあらわれていたけど、個人的にはなかなか好きな感じでした。
前日に鑑賞した“ザ・グラッジ死霊の住む家”の主演だったアンドレア・ライズボロー。
彼女の顔面恐度が本作品でも凄い!

🇬🇧 🇨🇦
制作年2020年

EXシアター六本木で鑑賞

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とみまる

3.52020年東京国際映画祭にて

2020年10月31日
Androidアプリから投稿

《脱出》ものすごくグロく生々しく、そして難しい(故に見る人を選ぶ作品だと思うし、正直{少なくとも日本での}観客受けは悪いと思う)。精神世界に入り込むようなサイケデリックな映像表現・描写が好きだった。主演は、"あの"ニコラス・ケイジ大暴れの傑作『マンディ』のマンディ役アンドレア・ライズボローでまたも、そうした独特な世界の中で時に幻のように現れるのか。人体破壊・ゴア描写はもはやフェティシズムの域で、作り手の「これが撮りたい!」というアツいこだわりを感じた!それだけに目を背けたくもなったが…。古き良きジャンル映画臭と紛れもなく刻まれた作家主義、その両輪が非常に魅惑的な語り口につながっていた。ダークで静かにスリリング。アイデンティティーの揺らぎ、自分を形作るものとは?自分も気づかなかった本当の自分と向き合うよう。監督脚本化ブランドン・クローネンバーグすごい。ジェニファー・ジェイソン・リーとショーン・ビーンは流石。ドバイでグッバイ。

勝手に関連作『ブラック・ボックス』『マトリックス』『インセプション』

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とぽとぽ

3.0タイトルなし

2020年10月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

寝られる

20220312二回目。
やっぱり眠かった。

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MARメルメ~