「東京国際映画祭 7日目鑑賞 長男に対し異常に厳格な父 寡黙な母 少...」赦し(2020) ワイルドとみまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0東京国際映画祭 7日目鑑賞 長男に対し異常に厳格な父 寡黙な母 少...

2020年11月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東京国際映画祭 7日目鑑賞

長男に対し異常に厳格な父
寡黙な母
少年期の兄が弟に向けてしまった過ち。
過ちに至るまでのプロットはそれほど目新しいとは感じなかったけれど、音楽が一切かからないなかでの、トルコの山間部の美しい自然と、長男アジズのトラウマ、母の鬱憤が心に響いてしまった。
父の怒りの頂点は地震のような揺らしか。
委ねられ系の終わり方は割りと好きなので静かなエンドロールはかなり浸りました。
鑑賞後にポスターを改めて見てみると
視線が色々語っていて、そして構図が悲しい。
しかし兄弟の顔が全く似てなかったのはちょっとおかしかったw
監督の長編デビュー作品とのことでしたが、もし公開されたらもう一度観たい作品。

とみまる