林檎とポラロイドのレビュー・感想・評価
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日常生活に散りばめられる悲哀
いきなり記憶がなくなる病が蔓延してる世界でのお話。その前提を頭に入れて鑑賞した方がいいです。それがないと「ん?何が起きてる?」ってなっちゃいます。僕がそーでした(笑)
さて、本作。シリアスと思いきや何気に笑えるんですよねー。特に治療ミッションへの取り組みについては、なんだか4コマ漫画を見てるみたい。しっかりオチがあるんですよね。そんな「クスっ」を散りばめながら物語が進むのですが、それ以上になんとも悲哀が漂うのです。その悲哀はなぜ漂うのか?というと・・・ってところが本作のミソかなぁって思いました。
人間って過去の嫌なこと、悲しいこと、辛いことっって忘れちゃいたいけど、不思議に覚えてますよね。楽しかった事以上に(これは個人差あるかな?)もしかしたら、楽しい成功体験よりもネガティブな出来事の方がもしかしたら「自分らしさ」があるのかもしれないです。思ったことを考えなくやったら失敗したとか、自分の考えを押し通したら失敗した・・ってありますもん。まぁその積み重ねが成功につながっていくわけですが。
そんなことを考えていると、本作の主人公が治療プログラムを通してちょっとずつ自分というものに触れていく様はそれが要因なのかなぁ?なんて思ったりして。どうなんだろうなぁ。そう考えたら、世の中って悲しみや辛いことが溢れているのかな?・・・あぁ、記憶喪失になりたくなってきちゃった。
結局、人の悲しみは、人との関係によってしか癒されないのかもしれない。
被写界深度が浅い画が多く、しかしそれが自然と作品に溶け込んでおり、主人公の視点が分かりやすい。
ポラロイド写真に写った記録は、自身の行動ではあるが、能動的な意識は写真のさらに奥深くに刻まれている。
無表情でリンゴを貪りひょろひょろと街を歩き行動する男は、コミカルなミッションを続ける中で、実は人との関りを欲していたのだろう。深い悲しみは忘れたいけれど、それを乗り越えた男は新たなミッション「生きる」ことに挑戦するのだろう。
ヨルゴス・ランティモスの不思議な雰囲気は好みであり、啓示的なラストにも満足した。
水底に潜っていく。そこに明るい光は届かない
思い出を失くした男は、それを取り戻すプログラムを実践し記録写真を撮る。
心震わせる記録の最後に見つけたのは、決して失うことのない喪失の悲しみ。
それでも暮らしていくのだろう。
リンゴの飯テロ
人々が記憶を失う謎の病が蔓延する世界でその病気を発症し、身寄りがない人のための新しい人生を生きるプログラムを受ける男の話。
まず、題名にもあるリンゴをとにかく主人公が大好きでずっと食べてるんだが、その食べ方が上品でめっちゃ美味しそうに見える。海外の人ってリンゴをそのまま電車の中とかでかじってたりするけど、この主人公はちゃんと適量ナイフで切ってそれをちょっとずつ頬張る。その食べ方したいけど、絶対自分の手切って終わる。
そして、リンゴと言えばやっぱり聖書の禁断の果実を連想するんだが、この物語ではリンゴを食べない人が記憶力低下しているとも言える(リンゴが記憶力低下を抑制させると市場のおじちゃんが言った後リンゴを食べるのを辞める主人公や最初隣のベットになった人がリンゴを食べない)ので、楽園追放と逆だなと思った。
でも主人公からしたら記憶を無くしたい(たぶん亡くなった妻の記憶があるのが辛すぎて忘れたい)と思ってるのにリンゴ食べてるから記憶全然無くならないという、確かに「楽園追放」だなと思った。聖書に詳しくないから、楽園追放の解釈間違ってたらごめんなさい。
何はともあれ、記憶なくしたふりしててもたまに隠しきれてない主人公が面白い。特に箱の中を答えるという記憶力テストで覚えてるのに間違ったものを答えようしてる姿が笑える。中身がサイコロをサッカーのミニチュア台って答えてるの、絶対サッカーボールにサイコロがちょっと似てるから連想したんだろうな(笑)
あとは新しい人生を生きるためのプログラムがパーティ行く、高いところから飛び込む、ホラー映画見る、事故起こすだとか意味あるのかないのかよく分からんと思ってたら、終盤慈善事業寄りになっていくのが上手く誘導してんなと思った。
当院がオススメするプログラムがあるわ、通称「新しい自分」プログラム。
なんだなんだこの世界は。ここはどこだ?時代は今か?どこの言葉だ?もしかしてSFコメディ路線?前知識なしのおかげで(それはそれで楽しめるので好き)、ストーリー以前に疑問点が多すぎて画面にくぎ付けになった。観終えてチェックすると"ギリシャ・ポーランド・スロベニア合作"とあった。それだけで、うおお!と唸った。
「心と体と」の世界に近い。画面に出ている物体(林檎、ポラロイドやテープレコーダー、)に仮託された意味、治療機関の課すプログラムの信ぴょう性、そして主人公(あれ?ほとんどのキャラに名前はない?犬だけ?)のとった行動の訳。
いたるところにちりばめられているのが、ヒントなのかトラップなのかフェイクなのか落とし穴なのか、少なくとも騙し絵に惑わされないように用心するときと同じ気分で画面に見入った。
セリフを抑えて、極力観客それぞれの解釈へと誘うような展開は上質。ラスト、意を決したかのような主人公のこの行動はどういう心境か。誰かと答え合わせをしてみたい。いくつか出てくるであろう答えのひとつひとつを。
過去の記憶とどのように向き合えばよいか。
私は主人公が記憶を失ったと思って物語を追っていました。
林檎は記憶を留める為の、カメラは新しい記憶を作る為のアイテム。奥さんを愛していたからこそワンナイトラブした後に林檎は食べられなかったし、写真も撮れなかった。ラストの無心に林檎を齧るシーンは奥さんとの記憶を蘇らせる為の行為。
ストーリーの追い方は様々あるだろうが、最後に行き着くところは皆同じであろう。それまでの道程には無駄がなく、一つ一つのシーンから主人公の人柄も伝わってくる(料理が上手だったり機械いじりもできるので細かいところまで目が届く職人気質だったのだろう。おまけに愛妻家)。仮装パーティやストリップのシーン等、要所で笑わせてくれる遊び心もナイス。ただ、記憶を忘れてる割には皆流暢に喋るし一般的な生活はできるんだなと違和感はありました。
劇場のPRポスターには写真家のコメントが寄せられており、その中に「写真は自分の経験を証明するもの」的な内容のものがありました。普段、写真を撮らない私には刺さるメッセージでした。
たんたんと綴られて
前半戦眠くなってしまった😥
全体的に台詞も少なめで、何だろう何だろうって思いながら観てた感じ。
最後もそうなの?的な
ごめんなさい前半戦の眠気のせいなのか読み解けませんでした。。
記憶喪失ものと言うので作風全く違うけどメメントと比べてしまった自分がいました。
そういう事か、と分かると、後からジワジワくる
記憶喪失を治療する、変なプログラムの数々。どんな意味があるのか分からないものが淡々と続き、正直、何回か落ちかけました。
最後も、見た時はよく理解できず(どうして記憶戻ったの⁉︎)、何か重要なシーンを見落としたのか、と思い、こちらのレビューを眺めていたところ、ようやくそういう事か、と分かりました。
あえて書くと〜
誰か大切な人を失い、記憶喪失者向けの「上書きプログラム」に期待して偽って参加したものの、喪失から逃れる事はできず、自分の痛みと向き合いながら生きていこうと思う…。
〜ということ。
そう思うと、あのシーンも、このシーンも味わいが深いように思われ、何度も思い出してしまう。
分かんなさの雰囲気を楽しむ映画なのかな、と思ってたら、低得点だけど、実はクリアな映画で、後からジワジワも、たぶん狙いすまされてる。やられたなぁ、という感じです。
#19 主人公が愛しくなる傑作‼️
冒頭では主人公がただの頭がおかしい人かと思うんだけど、絶対何か裏がある。
いきなり記憶喪失になる病気が蔓延している社会で、主人公の行動はどこか他の患者と違うから。
淡々とリハビリプログラムをこなしていく中で、女性と性的な関わりを持つことを極端に避ける点も変だ。
でも最後の最後に彼の真実がわかると、それまで淡々としていた意味が全部理解出来て愛しさが溢れて来る。
これ作った人凄い。シナリオも良いけど、1970年代みたいな雰囲気もGOOD。
もっと沢山の映画館で上映して欲しい。
ナイフで林檎を切って食べたくなった
特に説明がなく、おじさんが記憶喪失みたいなところから物語がスタートして、記憶を取り戻すために医者から指示されたミッションをクリアして証拠の写真を撮っていく。おじさんはクリマスソングまで完全に忘れている様子でした笑
終始不思議な空気感があり、主人公以外にも舞台になっている街では記憶喪失の人がいっぱいいてみんな記憶を取り戻すミッションをやらされてます。
主人公は作中にほぼ感情を出さず抜け殻のようなですが、ふと自分の中の何かと葛藤しているように見えるシーン散りばめられています。
あとはずっと無心で林檎を食べている姿に自分も林檎が食べたくなりました笑
観客一人一人に答えがあるのかも
,
林檎とポラロイド鑑賞
突然記憶喪失になる奇病が流行している社会
主人公もある日突然記憶喪失になり、病院に収容されたのち症状回復プログラムに参加することになる
回復プログラムは、いわば人生の生き直し
自転車に乗る、車を運転する、仮想パーティに行く、クラブでナンパする、お葬式に参列するetc
淡々とした映画
大きな波はないけど、小さな波が不定期に寄せては返し、ラストへ繋がっていく
主人公が記憶を無くす直前から物語ははじまり、淡々とした中に、仮装パーティやクラブのシーンなど、独特のゆるいユーモラスなシーンがクスリと笑える変な吸引力を持ちつつ、全体的には同じトーンで物語は進む
ハネケとかランティモスとかカウリスマキとか好きな人に合いそう、って思ったら、ランティモスの助監督努めてた人らしい
ラストシーンは、印象に残るラストシーントップ10に入るかも
はっきりとした答えを出さず、観客に委ねる終わり方なんだけど、これ悩む
劇中の黒い犬が再登場するシーンとか、買いかけた林檎を台に戻すシーンとか、どう受け取るかで答えは変わる
観客1人1人に答えがあっても良いのかな
彼は忘れたのか、忘れたかったのか
個人的に、☆5中☆3.2
スローテンボ
映画のテンポがとにかくスロー、セリフや説明描写も少なく、寝不足気味だったので睡魔との戦いだった
この映画の主人公、ある日突然バスの中で記憶喪失になり、過去の記憶を取り戻すのではなく、新しい経験を積んで新しい人生を生きようというプログラムに参加することになる
ただ、このプログラムの内容が怪しいものばかり、指示は毎日、カセットテープ、内容はやたら性的な内容ばかり、どんな新しい人生を歩ませようとしてるのかが、さっぱり分からない
プログラムの内容も人によって変更がなく同一、あのポラロイドで撮った写真のアルバムはなんの役に立つのかがいまいち意味不明、詐欺かなんかの加担者への洗脳プログラムと思ってしまった
ただ、この主人公、記憶喪失のはずなのに、記憶を無くす前に住んでいた近所の犬の名前覚えていたり、隣人のはずの犬の飼い主と会うのを避けたり、家の住所を聞かれて以前の家の住所を思わず答えたり、記憶喪失に効果があると言われたら林檎を買うのをやめたりと、明らかに記憶喪失の振りをしている描写がたくさん
この映画、最後のオチをどのように持っていくのかというが気になっていたが、最後まで鑑賞すると、元の生活で忘れてしまいたい悲しい出来事をこの怪しいプログラムで上書きできないか試してみたが、悲しい記憶を受け入れて生きていく決心をしているので、ある意味、人生の再生に成功している?
知恵の実では癒やされぬ哀しみ
「ん?」「んんん?」「ん!」「ん〜」等々、頭の中で「ん」がゲシュタルト崩壊を起こす映画でした。好物でございます。
直ぐに2回目を観る気にはなれないけれど、忘れた頃にふと思い出したらゆったり観たい作品でした。最初は滑稽さもあって、皮肉めいたSFコメディなのかなー?なんて思ってましたが、何かが見えて来た辺りから「愛しさと切なさ」が込み上げてきて、ラストシーンでは静かに落涙しておりました。良い余韻と良いタイトルだ。
記憶喪失のふり
途中からこの主人公は妻を亡くした喪失感から、記憶喪失のふり、行方不明者のふりをしただけなのでは?と思いました。犬の件、林檎を食べると記憶力アップになると聞いて林檎を戻す件、複雑な料理ができる件等から。あのプログラムをばかばかしいと思い、先輩彼女に利用されて彼女を哀れに思い、日常の生活、妻を亡くした生活に向き合うことを主人公は選んだのでしょう。
良い治療方法
人生は、忘れたいことばかり?本当に?
痛みとか喪失感とか、過去の嫌なこととか、今大絶賛進行中の嫌なこととか。
全て忘れて全く新しい自分になって、ゼロからやり直せたらそれはそれで良いのかもしれない。
でも、その山盛りの嫌なことの中に、奥の方でキラッと輝く何かがあったりするのだ。
都合よく良いことだけを覚えておくなんて無理で、90.%の嫌なことと、10%の宝石みたいな素敵なことが、常にセットであり続けるのだ。
でも時が経つと嫌な思い出の素敵な部分だけが残る。それには膨大な時間がかかるのかもしれない。
そしてやっぱり与えられた時間を生きていくしかなくて、諦めとか踏ん切りとか、なんかもうとにかく折り合いつけて生きていくしかないのだ…
…という映画でした。たぶん。
ラストシーンで全てが分かると、心の中にじわじわ染みてきます。
そしてこの作品を自分の人生のどのポイントで観るかで、受け取り方がちかってくるのかも。
60歳、70歳と、各年代で見かえすと、自分の気持ちが変わってて、きっと面白いのかも。
そしてやっぱり「新しい自分療法」は意味があったんだと思いたいです。
ヒゲモジャ男ばかりなのはなぜ?
喪失からどのようにして再生するかーー
というテーマをユニークな切り口で展開される。
記憶喪失する人が続出する世界を描く発想がユニーク。
脚本もユニークで、ラストは良い。
インテリアはシンプルでオシャレ。
そもそもギリシャの映画が新鮮。
それにしても、あんなに髭を生やした男性がたくさん出てきているのはなぜ?宗教的な理由?
あそこまで髭がはえると清潔感に欠けるよね。そればっかり気になって見ていた。
とにかく眠気と闘った90分でした。
静かなる映画てもあひ、眠りを誘う作品です。
失った人生は心に空いた穴
面白い作品だ。記憶とは何かについて、改めて考えるきっかけとなった。記憶喪失が蔓延するという発想は奇抜だが、それ以外は至って常識的である。常識的にするためには記憶の代用をしてくれるスマホやPCが邪魔だ。だから時代設定はそれらがまだ一般的でない年代にしたと思う。1970年頃だろうか。その場で一枚限りのポラロイドカメラを小道具にした発想もいい。
人格は記憶によって形作られる。生まれたばかりの赤ん坊には、人権はあるが人格はまだない。遺伝的な気質に加えて、乳児期から幼児期にかけて決定する気性、それに記憶が累積することによって人格となる。
記憶とは脳に入力された情報である。情報は五感から得られるものと、想像や思考によって獲得されるものがある。その大半は潜在意識に蓄積されて、ときどき取り出される。思い出すという現象だ。日常生活や仕事に必要な記憶は顕在意識に置かれて、すぐに取り出せるようになっている。
俗に記憶喪失と呼ばれる症状は、逆行性健忘症といって、顕在意識の記憶が損なわれた状態である。潜在意識にはすべての記憶が残っているから、損傷したシナプスが回復するなど、脳の回路が復旧したら、再び顕在意識に取り出される。つまり思い出すのだ。自分の名前は記憶の最初から繰り返し情報を重ねているから、忘れることはまずない。
本作品はそういった医学的な常識とは裏腹に、医師が奇想天外な治療法を施す。毎日様々な行動を課せられるのだ。患者は街の至るところにいて、何故かみんな真面目で大人しい。課題は日常的な些細なことから、真面目な人が日常生活ではあまりしなさそうな課題まで多岐にわたる。脳や記憶とどんな関係があるのだろうと考えながら観るから、単に踊っているだけの映像が違った意味合いを持つ。
顕在意識の記憶がなくなっても、潜在意識には残っているから、人格を喪失することはない。しかし長期の記憶がなくなると人生を失う。記憶が戻らないのなら、新たな記憶を獲得すれば再び人生を始められるというのが本作品である。ただしこれまでとは別の人生だ。それが本人にとって幸福なのかどうか。
痴呆症になって家族の名前さえ忘れてしまうのは、当人にとって人生を失ってしまうのと同じことだが、失ったことさえ認識できなければ不幸ではない。人生だけでなく人格も喪失しているからだ。
しかし健忘症は人格がありながら、人生の一部を喪失している。これは不幸だ。主人公が知り合った女性が課題をこなす姿に虚しさを感じたのは、当方だけではないだろう。おそらく主人公も同様の虚しさを感じたはずだ。記憶をなくすことで失った人生は、心に空いた穴である。
哀しき記憶
突如記憶喪失になる病が流行する世界にて、特殊な治療プログラムを受ける男の様子を描いた作品。
ひとりぼんやりとバスに乗っていたところ、いつの間にか記憶喪失に・・・。
次々出される奇妙な課題とポラロイド写真の撮影。一体何の役に立つのかまったくわからんプログラムだが、不意に元の住所を思い出したり、効果がでているのか?と思ったが・・・
終始、ローテンションな空気感で進む作品。
とは言え、個人的にもの寂し気な雰囲気の映画は好きなので、これは◎
記憶を失い、親族がいる様子もなく、只管主人公の孤独感がひしひしと伝わってくる。同じ症状の女性と出逢い、良い感じにもなるが好意というよりはこれもプログラムの一環。。どうやっても虚しさが漂う男の暮らしが哀しい。
スローテンポな展開の中にも、何故か袋から戻したシーンからは妙な違和感に引き込まれる。
一体この病の正体は何なのか?どういう落としどころに持って行くのかと思ったが…こういうことか。確かに、思い起こせばいくつもアレコレあったか。
終わってみればシンプルとも言えるが、これは読めなかったかな。思いの外気持ちよく裏をかかれ、映画の醍醐味も味わえたし、最後リンゴを食べる所は諦めというか決別というか…哀しさと同時に前に進む気持ちにもなれたのかな。
あとは、あまり深く考える所じゃないかもだけど、プログラムの内容はかなり気になったかな(笑)
トイレで・・・ってそんなの無理に決まってるでしょw ってかコレ記憶云々に関係あるの??
そしてもうすぐ親族が亡くなるという時にズカズカと近づいてくる他人なんて迷惑過ぎて普通誰も受け入れないでしょ。。
さておき、観る人によってはスローで退屈な作品かもしれないけど、少ない言葉でも深さを感じさせてくれる良作だった。
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