「イギリス発LGBTQミュージカル」Everybody's Talking about Jamie ジェイミー SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
イギリス発LGBTQミュージカル
2017年にイギリスでミュージカル化された実話ドキュメンタリーの、同じ監督による映画化作品。舞台よりもポップ寄りで映像のメリットを活かした演出、構成になっていて、楽しめた。
「普通って何?あなたが自分でいられるなら何を着てもいいわ。」
夢を諦めそうになっている息子に母親がかける言葉が心に残る。
自分が望む自分でいていいのだという肯定の言葉は、人からの中傷や拒絶をはねつけられるほどまだ強くはない子に、どれだけ力を与えるだろう。
イギリスでのLGBTQのムーブメントを紹介する映像を折り込んだり、歌もあったりして、ドラッグクイーンにもステージエンターテイナー以上の意味合いが込められていて、今っぽいと思った。
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