エターナルズのレビュー・感想・評価
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ダイバーシティ・ヒーローズ
クロエ・ジャオ監督では畑違いかと思ったら、堂々たる神話絵巻とも言える大作でした。現在と過去を行き来しながら、エターナルズによる影の人類史みたいな構成が面白く、人間社会にまぎれて生活していた彼らが再集結するのはワクワクします。とは言え、クリーチャーとのバトルシーンは、いわばX-MENの神様版みたいで、従来のマーベル路線と変わりなく、あまり新味を感じませんでした。色んな国籍の役者さんを揃えて、さらにLGBTや障がい者の要素まで入れているのは、昨今のダイバーシティを意識しているようだけど、詰め込みすぎのような気もします。役者では、ジェンマ・チェンは座長としては弱く、個々にいい感じの役者さんもいるけど、全体的にパンチに欠けるキャスティングなのがちょっと残念でした。
期待しすぎだったかも、、、
そんなに地球人が大好きなのか。
予想の遥か上をいった✨
期待を遥かに上回るデキでした!✨
マーベル最新作。
個人的にはあまり期待していなかった・・・というかちょっと心配していた作品でもありました。
なにせ、紀元前から人間を見守ってきた神様的なヒーローなだけに、スケールがでかくなりすぎて、今まで培ってきたMCUの世界観が崩されてしまうのではないかと。
そもそも、今までのマーベル作品に比べてかなりマイナーな部類であり、知名度の低いヒーロー達がいきなり10人登場って。果たして、この大人数を活かしきれるのかと・・・。
結果・・・
この心配を見事に裏切ってくれましたね❗😄
限られた時間の中で、各キャラクターの個性がしっかり描かれており、全く思い入れのなかったヒーロー達が、すっかり魅力的に✨
原作では男性率が高かったメンバーを、結構女性キャラに変更していましたが、これもある意味マイナー作品だからこそ許されるアレンジかw
特別な種族でありながらも人間臭く、それぞれ悩みや葛藤があり、そんなドラマパートもよかったですね😄
勿論、戦闘シーンも爽快であり、特殊能力を駆使したコンビネーションは、非常にかっこよかったです✨ちょっと戦隊ヒーローっぽくもありましたがw
そしてエターナルズの対極となるディヴィアンツ。すでに人型ですらないじゃん!といったフォルムに驚き、想像主であるセレスティアルズについては、圧倒的なスケール感に感動しました‼️
今後の新たなる伏線も当然の如く張られており、少し落ち着いていたマーベル熱も再燃焼といった感じです✨
発表されていないヒーローの登場を匂わせる演出もあり、今後もまだまだ楽しませてくれそうです😄
ところで、ちょっと気になったんですけど・・・
作中にバットマンやスーパーマンのネタを挟むのってどういうことなんでしょうか?
同じ時間軸に存在しているアベンジャーズやサノスの話が出るのは理解できるのですが、バットマンやスーパーマンも同じ世界に存在していると?
まさか、今後DCとのコラボも?・・・ってそれは考えすぎかw
ふと昔買った「DC vs MARVEL」のコミックの事を思い出してしまいました😄
とにかく
人類侵略?文化侵略?
面白いがMCU初心者にはオススメ出来ない。上級者向け。
MCU劇場作品第26作目は、前作のシャンチーが普段は気さくな感じの良い普通の兄ちゃんだったのに対して、今作のヒーロー達は存在自体が神的過ぎてドえらい緩急の付け方をしてきたなと思いました。
あくまで個人的な感想ですが、MCU初期の頃にこの作品をやってたら多分酷評しましたが、このタイミングでこの作品を公開したことはシリーズファンとしては好印象でした。アベンジャーズエンドゲームを超えるスケールの世界観としては良い規模だと思うけれど、多分シリーズ初心者の人がこの作品を観ると良くて置いてけぼり、悪くてドン引きされると思う。
ストーリーとしては他のシリーズ作品との接点こそありませんし、単独作として楽しめるようにはなってますが、それでもいきなりこの作品を観るのはオススメしません。
他のシリーズ作品を観て助走を付けてからの方が良いと思います。
おまけ映像有り
Disneyの悪い癖が出たか…
いい映画ではある
ド派手なアベンジャーズ 好きはスルーして!
MCUとしては異色
世界観やストーリー展開、キャラクター描写、映像の作り方など、これまでのシリーズのアプローチとは異なっている、MCUとしてはかなり異色でチャレンジングな作品。
原作未読のため理解が不足している部分も多いため何回か観ることで捉え方が変わる気もしますが、MCUシリーズ作品が大好きな私にとっては、ちょっと期待とは異なるものでした。
サノスが雑魚キャラに見えるくらいの壮大なスケールで繰り広げられる戦いと、全員神様以上レベルのエターナルズという規模に面食らいながらも付いて行くのがまず大変。そしてずっと暗くてシリアスでDC映画のようなトーン。アクションはカッコいいけど、盛り上がる要素が不足してた感は否めず、ちょっと物足りない…。(あとエターナルズの皆さん、みんな人間臭すぎませんか。笑)
なにより、たくさんキャラクターがいるのに「みんなで力を合わせて地球を救う」感がなかったのが残念。分かりやすくカタルシスを感じられる要素も欲しかったな…。
個人的にMCU作品に求めていたこととの乖離があったことは確かなので不満も出てきてしまいますが、美しい自然と共にエターナルズの葛藤や想いが描かれるのはとても印象的でしたし、人間の愚かさや愛おしさを語るエターナルズの面々の言葉は、どれも胸に響くものがありました。
そしてカルーン(キンゴの付き人)がナイスキャラ!キツイ状況が続く展開で彼が癒しでした…。
初見満足度はMCU作品としては高くありませんでしたが、今後のMCUの世界観の広がりがまた楽しみになりましたし、他作品と融合することでまた感想が変わってきそう。
これからに期待!
なかなかに…
長編
1度見ただけでは完全に理解するのが難しい
マーベルが威信をかけた
フェイズⅡのMCUエターナルズ
全世界に向けて公開するので
白人、アフリカン、アジア人、ヒスパニック、北欧系?までズラリと揃えるあたり
芸が細かい
人類の文明発展には
エターナルズの貢献が欠かせず
彼らは人類の成長も過ちも
介入せず見守ってきた
なんならサノスの横暴さえも介入せずに
新展開の設定を説明する2時間半なので
理解するのは大変
しかもご丁寧に伏線も回収しようするので
テンポも鈍くなる
これから続くシリーズのため
1回で理解出来なかった人は
複数回見るのがオススメです
この一作を起点に
色々な作品を展開していくとして
10年くらい楽しませてくれるはずだが
女神役のアンジーは今年で46歳だから
10年経つと56歳
女性がアクションをするのには
年齢的に相当キツイけど大丈夫だろうか?
しかもエターナルズではエース的な扱いだし
と心配してしまう
キャラクターがやや地味
賛否ありますが私はまぁ好きな方。
序盤まで「これハズレか‥??」と思ったけれど後半は良かったのでは。
ただ過去と現在のシーン、しかも場所もバラバラなのをいったりきたりするので少しややこしく感じてしまった。
とにかく主人公の女性が麻生久美子そっくりで途中から麻生久美子にしか見えなくなってきた。私だけか⁉️
綺麗だけどナターシャみたいなインパクトのあるキャラじゃなくて普通の女性といった感じ。
他のキャラクターもちょっと地味かな。。アンジーもアクション少なかったし残念。
テーブルをIKEAで買ったなどのファニーなエピソードは良かったと思う。
途中少し退屈で朝起きるの早かったから寝そうに‥
ちょうど寝そうになったときに敵が現れて助かった!(*-ω-`*).゚。. ウトウト‥( ゚д゚)ハッ!
広島の原爆投下された後のシーン(数分)出てくるのはちょっとびっくり。
エンドロール後の映像は2回流れるので最後まで席を立たないようにしてくださいね( ゚∀゚ )
エンドロール後の映像で次回作が楽しみになりました!やっぱり君、絡んでたのねー!的な感じです(笑)
愛をめぐる神々の神話
MCU過去作、ドラマシリーズ、ホワットイフは観ています。
感想
圧巻のスケールでした。見終わった後に疲れるような圧倒的スケールと情報過多の映画で監督の個性が炸裂している作品でした。
・物語
物語は自分の予想とは全く違う方向に転がっていき驚かされました。エターナルズとディヴィアンツとの善悪の戦いかと思いきや現代社会の縮図を再現した社会派な物語で圧巻でした。いつでも人を動かすのは愛。愛故に救い、愛故に決裂する。深いテーマだと思いました。今作のメンキャラクターであるエターナルズ達の多くのメンバーは愛しあっています。愛するが故に待ち受けるクライマックスの展開は驚愕でした。今作最大の難所に新設定、新用語の連発があります。今作は地球誕生からエターナルズvsディヴィアンツまでを描く物語なので新用語がとにかく多いです。最初のファーストカットからまさかの画面で始まった直後にこの映画は覚悟してみなければと思いました。覚悟してみても新用語が続々出現するので結論一回目で全てを理解することは出来ませんでした。設定の難しさが一番の今作の壁になると思われます。
また、ヒーローチームとしてエターナルズは予想通り史上最強でした。一人一人が最強クラスの強さで戦闘シーンは開いた口が塞がりませんでした。特にイカリス、セナ、マッカリの戦闘シーンがど迫力でした。戦闘キャラでなくてもメカニック担当のファストスや幻を作り出すスプライトなど視覚的に美しいキャラクター達も魅力的でした。基本コメディに徹するキンゴが面白かったです。
・演技
演技は皆さん一流俳優さんなので素晴らしかったです。
主役ポジションのセルシの葛藤場面を見事に演じられたジェンマ・チェンさんの演技は親やすいキャラクター見事に表現していたと思います。個人的にはマ・ドソンソクさんが新感染の時と同じレベルで格闘キャラを演じられていたことが嬉しかったです。カッコいいアクションシーンと緩いコメディシーンの演じ分けが上手かったと思いました。
他のキャラだとイカリス、セナが難しい役所だったと思いますがどちらとも自然に演じられていて素晴らしかったです。
・監督の作家性
アカデミー賞を受賞された監督さんの映画なので背景描写がとても美しかったです。特に浜辺での戦闘シーンでの波の美しさには度肝を抜かれました。また、終始重苦しい雰囲気で背景も暗い場面が多い⁈のでノマドランド風味がしました。
・他作品の小ネタ
今作では思わぬ小ネタが登場し、そこは驚きました。ある意味史上初のコラボでした。
・この先の展開について
今後の活躍も期待の新ヒーローチームですが、規模が大きすぎるので今後のMCU作品たちもそれに似合う規模になってくると思うと新規MCUファンには辛い未来が待っていそうだなと今作を観て感じました。
総評
予想とは全く違っていた愛する神々の戦いの神話潭。社会派なテーマも秘めていてとても興味深い作品だと感じた。
好みが激しく分かれそうな作品ではあるのであまりオススメはし辛い印象。ちなみに私は現在混乱していて答えを出せずにいます。ひとまず、深く理解したいのでもう一度見てみたいと思いました。
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