ザ・ビートルズ Get Backのレビュー・感想・評価
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音と音とがひとつにまとまる奇跡の瞬間
60分程度にまとめられたというIMAXシアターで上映されたバージョンは観ていない。配信でたいへんな長丁場を地道に見進めただけなのだが、この尺が必要だったことがよくわかった気がした。正直この『Get Back』を観た後にマイケル・リンゼイ=ホッグが監督した『レット・イット・ビー』を見直しても、一体なにを伝えたかったのかがさっぱりわからない。もちろんいろんな大人の事情があったのだろうと推察はするのだが、なぜこれほどの宝の山を編集室の床に捨てていたのかとただただ驚く。天才たちが一同に会して、曲ができあがっていく様、一緒に演奏する喜びと、相反して溜まっていくフラストレーション。乱発しまくるちょっとしたカバー曲も含めて、パフォーマー側から音楽の魅力を紐解いてくれるような刺激と興奮に満ちている。とりあえずボビー・プレストンが参加した時のアレンジに魔法がかかって全員にスイッチが入った感じ、あれはフィクション、ドキュメンタリーを問わずバンド映画の傑作には欠かせない、音が何よりも饒舌に語ってくれる最高の名シーンだと思っています。あと悪意すら感じるくらい、リンゼイ=ホッグが薄っぺらい人物に見えてしまうことに笑った。
客観的には問題点を指摘できるが、ファンにはやはり感慨深い
これは想像だが、ピーター・ジャクソン監督と製作陣は、映画「レット・イット・ビー」を鑑賞したファンをメインターゲットに想定して、この3部作・計7時間48分に及ぶドキュメンタリー「ザ・ビートルズ Get Back」を構成したのだろう。劇場公開ではなく配信を選択して時間的制約を気にしなくてよくなったおかげで、たとえばポールがバイオリンベースをギター風にコード弾きして「ゲット・バック」のワンフレーズを思いつく場面から、ジョンにアイデアを借りて歌詞を足していき、アレンジを少しずつ改善して仕上げ、さらに納得がいくまで何テイクも録音を繰り返す様子など、楽曲の誕生から完成までの過程をじっくりと再現している。彼らのファンや音楽制作に携わる人にとってはありがたく貴重な映像だが、それ以外の観客なら未完成の状態も含む演奏を延々と聴かされてうんざりしてしまうのではなかろうか。 それに、「レット・イット・ビー」なども曲をインプルーブする過程は丁寧に追っているものの、映画「レット・イット・ビー」に使われたテイクは3部の最後でエンドロールに重なり、一曲通して見せてはくれない。ピージャクはおそらく映画と同じことはやりたくなかったのではないか。屋上コンサートで分割画面を多用したのも、複数台のカメラで撮ったマルチアングルのショットを単純にカットで繋ぐだけでは映画の同シークエンスと差別化しづらかったからだと思われる。 とはいえ、ファンとしてやはり観てよかったと思うのは、たとえば2部の中ほどで、ビリー・プレストンがスタジオを訪れて「アイヴ・ガッタ・フィーリング」の演奏にローズピアノで初めて参加した時の、ポールの「ワオ!」という心の声が聞こえてきそうな驚喜の表情。あるいは、もともと人前でライブ演奏をすることを発案したポールが、屋上コンサートの間際になって決行に反対していたのも意外だった。 万人におすすめできるコンテンツではないが、ビートルズのファンならこの3部作だけでもディズニープラス1カ月分990円の価値を見出せると思う。もちろん、「スター・ウォーズ」シリーズ、マーベルのスーパーヒーローもの、ピクサーアニメなども見放題なので、たとえば年末年始にかかるように1カ月だけ契約して、休みの間に観まくって元を取るという作戦もありだろう。
映画ではなくあくまでファンムービー
ものすごく観やすくしてくれてはいるのですが、この地点の「ビートルズ」の意味を概ね理解してそれに重きを置くことができてやっと楽しめる、一見さんにはとても楽しめない、ストーリーのない映像集。ゲットバックセッションの前後のストーリーがわからなければ何を観させられてるのかちんぷんかんぷんだと思います。
「アンソロジー3」を聴き込んだことのある人には『あの音だ!』と大興奮の場面が多数あり(私はこのラインです)、ブートレグに手を出していた猛者にとっては絶頂ものでしょう。
トゥイッケナムでのダルダルでジョージが脱退するほどギスりまくりには「やば・・・」となり、アップルのスタジオに移ってからのクリエイティブ集団と化した彼らには「っぱビートルズよ!」となり、ビリープレストンの笑顔には「めっちゃいい人だなあ」と癒され、最終目的となってしまったルーフトップに至る迷走には「こんなんなるんだなあ・・・」となんとも言えない感慨に浸ることができました。
個人的な絶頂シーンは、ポール「俺たちの曲シナジーあるじゃん!」ジョン「よせやい」みたいなやり取りと、ジョージがソロ作を出そうと思っているとジョンに話す場面。たまらん!
あとはジョンがアランクラインについてジョージに話す場面は、ほぼホラーです。
全編に登場人物のセリフとして、ブリティッシュジョークが溢れていますが、ほぼなんのことやらさっぱりです。でもいいんです。4人が生々しくそこに生きているだけで、7時間なんてあっという間です。
ピータージャクソンはこれ以上ない仕事をしてくれたと思います。でもこれを作品と呼ぶかはわかりません。人には勧めません。
約8時間ビートルズのドキュメンタリー映画
約8時間のドキュメンタリー映画、 最初は劇場公開される予定であったが公開中止、ディズニープラス配信かDVD/BD購入しないと観られない状況。 今回、3枚組DVDを購入して、約8時間を朝から晩まで一気に鑑賞🎥 ザ・ビートルズは中学時代3年間に聴きまくって、それ以来大好きなバンドだが、自分がビートルズを知った時には「えっ、解散しちゃってるの!」だった😳 個人的には、スバル座をはじめとした映画館でさんざんリピート鑑賞した『レット・イット・ビー』はポールがジョージ攻撃する場面のためか、一度だけ真夜中に日本語字幕付き放送されたのを録画したVHSを観るしかない状況だった、これも繰り返し観た上で本作を鑑賞。 当然、約8時間もあるので見たことない映像も多かったが、映画『レット・イット・ビー』との被りを避けたような構成になっていて、ルーフトップ場面以外のビートルズ演奏曲がフルで収録されているのが少なくて残念だった。 映画『レット・イット・ビー』でフル収録されていた映像も断片的に使われたりしていて、ポール・マッカートニーが歌った『ベサメムーチョ』やスタジオでの『ワンアフター909』や『アイヴ・ガッタ・フィーリング』などの割愛は時間的制約に寄るのだろうが無くて寂しい。 ただ、即決でルーフトップ・ライヴをするのが決まったわけではないとか、かなり時間的制約のある中での曲作りをする姿などが良く分かって、良かった🙂 2022年に劇場公開された『ザ・ビートルズ:ルーフトップ・コンサート』はTOHOシネマズ日比谷で観たが、【IMAX】上映だったので音も映像もクリア、当時のフィルムサイズも利用したスクリーンを横に2分割・3分割…といった工夫した編集のため、ワンスクリーンに複数映像がパラランされるので眼が忙しかったが、本作でもルーフトップ場面は同様だった😄 ルーフトップ・コンサートは、1969年1月30日、ビートルズ最後のLIVEとなっただけでなく、前代未聞の街中ビルの屋上での大音響の演奏。これは、マイケル・リンゼイ・ホッグ監督の映画『レット・イット・ビー』でもクライマックスと位置付けられていた演奏シーン。 屋上での演奏曲は10曲。 1.Get Back (Take 1) 2.Get Back (Take 2) 3.Don’t Let Me Down (Take 1) 4.I’ve Got a Feeling (Take 1) ……アルバム収録 5.One After 909 ……アルバム収録 6.Dig a Pony ……アルバム収録、ジョン歌詞カード 7.God save the Queen 8.I’ve Got a Feeling (Take 2)……ジョンの歌詞が全く違う。警官が屋上へ上っていく。 9.Don’t Let Me Down (Take 2)……警官が屋上に現れる。 10.Get Back (Take 3) なお、スタジオでの演奏曲は記載できないほど多数…(笑) 冒頭に「膨大な映像や音声から抽出した」とのテロップ表記あり、たしかに端折った感はあるものの、ビートルズをたっぷりと見られる映画であり、ビートルズからロックに目覚めたファンとしてはアッパレの映画と言えよう🎶🌟
見応えあったなぁ‼️🤣
ドキュメンタリーで、淡々と進んで行くんだけど、メンバーやスタッフのやり取りも興味深いし、音楽が適度に混ざって、全く飽きることなく一気に観れました😃 でもって、やっぱ最後のルーフトップは最高😍👌
今日は仕事よりもこっち
初日! 駆けつけました! 劇場は平日昼間なのに満席に近くてびっくり。 ビートルズはリアタイではないけれど 子供の頃からずっとそばにいる音楽で。 なのでいろんな本を読んだりもして、彼らの後期から解散に向けてのいろんな話は読んだり聞いたりしてた。 ゲットバックのPVも何回も観てるけど そっかーこうやって撮影してたんだね!! もうワクワクが止まりませんでした。 もし、もし、タイムリープ出来るなら 彼らが見えるビルの屋上に行って 「ロックンロール!!!」と叫びたい きっとポールは「キミもね。」と笑顔を返してくれるでしょう笑 ジョンもジョージもリンダも笑ってた いろんな説があるけど、このライブの時の彼らはとても楽しそうで子供みたいだった あのおまわりさんは世界一有名なおまわりさんだよね ロンドンの街の人たちの服装もとても素敵です
編集で楽曲がズタズタ。音楽作品というよりはドキュメンタリー。
大いに期待した映画で、映像がこんなにクリアに!!、こんなシーンが!!の連続で見入った一方で、音楽的に楽曲を"聴かせる"という意図が殆ど感じられない作品だった。 ドキュメンタリーとして事の詳細が分かり、それらは通説を覆すというより実際の映像で詳細を確認出来たという面もあったが、こうだったのかと思わせるシーンが多くあり大変興味深かった(尤もマニアックなファンでないとそれを延々観るのは厳しいのでは?とも感じるが)。実に行き当たりばったり度が凄い企画で、今の売れ線バンドならありえないだろうって感じで最終的にどうなるかは知ってるのにハラハラの連続であった。こんな状況で極めて短期間に数々の名曲を作り、ルーフトップコンサート並び最終日にLet it BeとLong Winding Roadをびしっと決めた4人の才能に改めて敬服する。エンジニア(というよりここではプロデューサーに近い)のグリン・ジョンズの活躍など基の70年の映画"Let It Be"では削除されていた周辺の人たちの仕事ぶり、バンド内外の交流、ミキシングルームの中などが見れた事、名曲がまさに生まれ発展してゆく様や、後に"アビーロード"やソロ作などで仕上がる曲が生まれる瞬間を見れた事も非常に良かった。 だがこんなに長時間なのにほぼ全編に渡り楽曲がズタズタに編集されてて楽曲を落ち着いて観れず実にイライラさせられた。楽曲の発展過程ならこの感じの編集でよいが、楽曲の完成形は確り見せて欲しかったのと、リハやウォームアップで演奏された様々な曲もある程度完奏してる場合は確り見せてほしかった。山場のRoof Top Concertも、周辺の状況を挿入しまくった事で演奏とそのシーンがズタズタで、かつ3アングルを1画面に入れてしまいそれぞれのシーンは小さくしか見れいなど大いに不満が残った。その点、基の映画"Let it Be"は確り曲を聴かせる構成を取っており、Roof Top Concertの周囲反応の様子も必要最低限だが十分伝わってきていた。またあちらの映画ではBesame Mucho、You Really Got a Hold On Meなんて興味深い曲の演奏を完奏で見せてくれてたりもするのである(これらの演奏シーンはこの"Get Back"では全くなし)。また極めて重要なシーンと楽曲の筈である最終日のTwo of Us、Let it BeとLong Winding Roadの扱いもなんとも酷いものだった。評判悪い面もある映画"Let it Be"だが私は当時のマイケル・リンゼイ・ホッグ監督はいい仕事をしたのだとも改めて感じてしまった。 彼らのグレイトさを知っているマニアックなビートルズファンとして、今回のは"ドキュメンタリー"としては非常に楽しめた。マニアックなビートルズファンは非常に多くいるのでこれもありかもしれない。しかし、まぁまぁビートルズを知ってるファン、ないしそれ以下の人たちには恐らく全編付き合うのは厳しいのではないかと感じる。この作品がビートルズの残された映像作品の最後の決定版になるだろうと思っていたのだが、結局、映画Let it Beのレストアと、それに完奏している楽曲を中心にした映像を追加したものを今後に期待する形となった。果たして将来それはあるのだろうか・・・。 以上、本作を2度観ての感想である。
最高!
中学の頃はMTVが無かったので、洋楽は映画館で観るしかなかった。 ただ、大抵3本立てで、ビートルズ3本立てではなく、「ウッドストック」であったり、「フィルモア最後の日」であったり、何を勘違いしたのか「アバ・ザ・ムービー」であったり、そのセレクトはメチャクチャだが、500円で色々なミュージシャンが観られたのは魅力だった。 その中でも" Let it be"は特別だった。メンバー皆、明るいとは言えないし、ジョンはヨーコとベタベタしているし、ジョージは自分の曲がないがしろにされているし・・・でも、最後のルーフトップコンサート観たさに、何度も観た、曲順も覚える位にみた。 大人になったら、確か一瞬、ビデオになったものの(LDもあったか)、結局DVD化されず、大人になってからブートレグのDVDやBDを購入した。 その中、ピータージャクソンが大量のフィルムを編集し、公開する予定の情報を知り、予告編をみてびっくりした。メンバー皆、楽しそうなのだ、そして映像もメチャ鮮明だ。 一日千秋の思いで公開を待ったが、結局、公開とはならかなった。しかし、配信の内容はすこぶる良かった。敢えて言えば、自分は「地獄の黙示録」は通常版より完全版の方が好きなのだが、全てが補完されている気がしたのだ。BDが出たら、たとえ全編10時間でも購入するだろう。以下、良かったところ。 ●Get Backが出来た時の感動。 ●ビリー・プレストン、 メンバー全員のナイスフォロー ●好きなリフをあっという間にメロディにする、改めて、皆プロミュージシャンである事を認識する ●皆、仲良し。デビューの思い出で笑い合うシーンが好き ●少しだけ、ラブ ミー ドゥ歌っているシーンがあった ●映画" Let it be"ではジョンとヨーコのベタベタをメンバーが忌み嫌っていたと思っていたが、今回の映画では、あまり気にしていない感じが伝わった ●インターミッションが2回あったら、劇場でも全編観られた ●自分の持っている"Let it be"のブートレグBDには何故か日本のテレビで放映されたものも入っており、松田聖子のCMが中途にあった
A7、D7、G7を知っていればバンドに入れる!
3部構成で合計8時間にも及ぶ超大作ドキュメンタリーといってもいいのだろう。さすがピーター・ジャクソン監督。『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』の3部作と同じくらいの労力が必要だったのかもしれない。 3部構成となっているのも、一つ一つに意味があり、パート1ではだだっ広い特設トゥイッケナム・スタジオでの練習風景で3年間人前で演奏していなかったビートルズのメンバーが一発録りでアルバム制作、TV特番のために14曲の新曲を作り上げるというドキュメンタリー。この映像だけでも映画になると目論んだものだろう。2週間後にライブをやるとはいっても場所も決まっていなくて、新曲さえ完成していない・・・そんな中、8日目にはジョージが脱退??? ビートルズの曲作りの一面を長時間撮影にて残したものだけど、かなり適当な基礎となるコードと歌詞から徐々にまともな作品になっていくマジックを見せられた感じもするし、曲作りの合間に過去のオリジナルをふざけて演奏したり、他人の曲をも楽しんでいるのが普通のバンドと変わりないアットホームさが嬉しいところ。特にボブ・ディランの「I Shall Be Released」を歌うシーンには驚かされた。 まぁ、ルーフトップ・コンサートは実際に行われたのだから、ジョージの脱退騒ぎには驚かなかったけど、「代わりにエリック・クラプトンを入れよう」などと大胆な意見も飛び出していたのには驚いた。クラプトンが加入してたら歴史は変わっていたに違いない! パート2では未だにライブ場所が決まっていないという笑い話のような展開。リビアにあるサブラタ遺跡でのコンサートというのもビートルマニアが夢想したくなるような設定だ。そして俳優のピーター・セラーズが登場したり、急遽ビリー・プレストンがキーボードで参加することが決まる。そんな中、「Get Back」の出だしである歌詞・Jojoのラストネームが決まらないとか・・・大丈夫なのか?そして、移民問題へのプロテストソングだったという事実。 パート3は予想通り、映画「レット・イット・ビー」の舞台となるルーフトップで落ち着くのだけど、中学生の頃映画館で観て感動した「Let It Be」が無かったのが残念。レット・イット・ビーではなくゲット・バックというタイトルというのもあるだろうけど、50年前にタイムスリップしたかのような錯覚に陥らせる効果もあったのだろう。ホワイトアルバムでバラバラになっていたメンバーが戻ってくる意味もあるし、いろんな意味が含まれている“get back”。個人的には、50年前のビートルズを懐古的に思い出そうと、ポール、リンゴ、オノヨーコ、オリビア・ハリスンの願いが込められている気がしています。 はっきり言って、ビートルズを知らない人が観ても面白くない映画だろうし、伝記モノの一つでしかないかもしれません。ただ、アナログなバンド活動を志す若きミュージシャンや音楽好きの方にはぜひ観てもらいたい作品です。
タイムマシーンの様な動画だ
私が小6の時、父は ビートルズなんで不良だ
って言っていた その時は 髪の毛伸ばすやつは不良だと私も思った。でも、音楽室に飾ってあったモーツァルトもベートーヴェンもメンデルスゾーンもみんな長髪だと知って、BEATLESを聞き出した。聞きだしたら、止まらなかった。11歳の時、ヘイ・ジュード聞いてはいたが、フール・オン・ザ・ヒルを聞いてどハマりして、オブラディ・オブラダで覚醒した。だから、どちらかと言うとポール・マッカートニーが好きなのかもしれない。勿論、ジョン・レノンが忙殺された12月9日 日本時間 は一生忘れない位悲しいが。これから、ジョン・レノンの新曲が聞けるって思っていた。
ゲット・バックのお巡りさんヤラセだとずっと思っていましたら、お巡りさんは仕組まれたんですね。確かに、レット・イット・ビーではそれが分からなかった。
2022年9月1日に二回目の鑑賞。
『ジョージが戻らなければ、クラプトンを入れればいいさ』ジョン・レノンが酷いこと言うが、どんなバンドになっていたのだろう?
ビリー・プレストンのキーボードが加わってからI've Got a FeelingもDon't Let Me Downもガラッと変わる。
やっぱり、解散はヨーコさんの存在が影響しているのかなぁ。と言うより、ヨーコさん空気が読めていないと言う印象を持った。
ビリー・プレストンが加わってから、ジョージ・ハリスンが急にやる気を出したように見えるが、真相は?
ポール・マッカートニーとヨーコさんの不仲は良く語られるが、ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターがヨーコさんを煙たがっているように見える。
ヨーコさんは日系アメリカ人でリンダ・マッカートニーはユダヤ系ロシア人の移民のアメリカ国籍。それは有名で、やっぱり、イギリス人は差別したでしょうね。
最後のルーフトップコンサートは解散を前提に仕組まれたコンサートだった気がします。ポール・マッカートニーがジョン・レノンの顔を見つめ、『やっぱり、お前、上手いな』って名残惜しそうにしているのが感動した。
ポール・マッカートニーは天才的な作曲者だと思いますが、ジョン・レノンとのセッション(?)がやっぱり、最高です。
僕はこのバンドを一生忘れない。もう、53年も経つのですね。
ルーフトップコンサート楽しみにしてたのに(;_;)
Get Back見るために あまり興味の無かったDisny+契約したのに、これはひどい。
てっきり、よけいなシーンを無くして フル演奏が見られるはずが、途中で 他の画面へ飛ぶは、余計なナレーションで演奏の邪魔をするは、途中で切るは、でオリジナルの 映画LET IT BE より酷い、
当初映画館で公開するつもりだったらしいが こんなんを上映したら、暴動起きるで。
残念。
編集がひどかった
映画レットイットビーから50年 今回の新作を非常に楽しみにしていたが今パート3まで見終わったが映像がきれいなのは当たり前として貴重な映像が多かったのもありがたいが
全編通して編集が酷いのにがっかりした
せっかくいい演奏が始まっても途中でカットしまくり
特に最後のパート3ではビートルズ最後の演奏ルーフトップコンサートが
フルで見られるということで非常に楽しみにしてたが
意味不明な3分割やらの分割場面がやたら多くてマジでイライラした
演奏の途中に特に挟む必要のないインタビューやらをやたら挟むし
せっかくの演奏が台無しになった
この演出は1970年の映画でもやってたが今回は演奏をフルでじっくり
楽しみたかったのに非常に残念だ
もっとひどかったのが最後の最後最終日のスタジオでの撮影で
演奏が始まった途端にレットイットビーや
ロングアンドワイディングロードでまさかのエンドクレジットが入るという謎演出!曲自体もまったくの細切れ編集でまともに聞けないという
なんなんだこの監督のピータージャクソンてのは?これが何年もかけて
作ってきた結果なのか?センスのなさに怒り心頭した
とにかくブルーレイ版が出るようなんでルーフトップと最終日の演奏を
フルでじっくり見れるようにしてもらいたい!
ゲットバックは彼らのことを歌ったものだった
ビートルズのマニア向けの映画。解散時の生々しいドキュメンタリー映画。ポールが、ベースギターを弾きながら、ゲットバックを即興で歌い出すシーンには感動。ボールはその時のバンドの状態を元に戻す(ゲットバック)期待を歌にしたのだと理解した。
ザ・ビートルズも一介のロックバンドだった
『レット・イット・ビー』では作曲活動以外ほとんど会話のなかった4人が、他愛もない日常会話を交わす。それも1回だけでなく何回も。 思うように作曲活動が進まず苛立つポールを、「君が喜ぶことなら何だってする」となだめていたジョージが数日後に脱退。ジョンも「ビートルズはただの仕事になっちまった」とつぶやく。メンバーの中では口数が少ないリンゴだが、「ビートルズは常に最高でいなければならない存在なんだ」と力説する監督のマイケル・リンゼイ=ホッグに「そんなの思い込みだ。僕らは結構無愛想だぜ」と返す。 おそらく全世界のバンドがぶち当たるだろう壁に、彼らもぶち当たっていた。世界最高のロックバンドと称されるザ・ビートルズだって悩める人間の集合体であり、一介のバンドに過ぎなかった、本作ではそれが生々しく映し出されている。 確かに1969年当時の4人はいろいろ問題を抱えていたし、ゲット・バック・プロジェクトをもってしても解散は避けられなかったのは、歴史的事実が証明している。 ただ、彼らの喜怒哀楽が作曲活動の源になっていることもハッキリと映る。「ゲット・バック」、「レット・イット・ビー」などの名曲が生まれる瞬間に立ち会える喜びがある。 オタク監督ピーター・ジャクソンらしく、観る者に分かりやすくするよう、補足映像を入れる構成も際立つ(『ジョン・レノンの僕の戦争』のシーンをサラリと入れてくるあたりなど)。 トータル約8時間の長尺が短く感じるほど濃密な、間違いなく究極のドキュメンタリー映画。
ファン垂涎のプロジェクトが遂に!
Part 1 を見て… もしあなたが3分間のポップミュージックの魔法を信じていなくて、そもそも何かを表現することや創作の過程・産みの苦しみにさして興味がなく、ビートルズのファンでもないなら、この作品はきっとあなたを退屈させるだろう。 「ぼくも仕切りたくない」グループ解散に向かっていくビートルズ後期にどうにかまとめ=繋ぎ止めようとリーダーシップを発揮したポール(ぼくの一番好きなビートルはポールです)は時に独裁者のように扱われてきたわけであって、それによりジョージは"Wah-Wah"と言われてストレスをためては何かと親友クラプトンを引き合いに出すし、ジョンのそばにはヨーコがいるし、リンゴはいつも通りひとり高い位置から合わせて叩いている。まるでポールが、いつからか個々の傑出した才能の塊になって一緒に音を鳴らす必要性も無くなってしまっていたグループのメンバーたちに、「あの頃に帰ろう/取り戻そうぜ!("Get back!")」って言ってるみたいで泣けた…。それに対してジョージが「きみを喜ばせるためだったら何だってする」みたいに言ってるのが、友情なんだけど求める姿・目的が違うというか、すれ違っていてこれまたつらくなってしまった。ちなみにジョージは「(メンバー各々のソロプロジェクトのようにバラバラさの際立った)ホワイト・アルバムが唯一真剣に取り組んだアルバムだ」とまで言う始末。心が離れている。 正直、一見さんが見たらきっと"何が面白いんだ"と思いかねない、そんな作品かもしれない。けど、それは裏を返せば、こんなに創作の過程を密着して克明に見せ続けてくれるなんて、なんて歓びだろうか!なんてスリリングな2時間半! I'm in love for the first time~ 雪と雨。子供の頃からアイコニックな出来事としてルーフトップコンサートの断片を見てきた人間として、ルーフトップコンサート全編楽しみ!全力感謝。 10/26 Part 2 を見て… 「もうビートルズはただの仕事になっちまった」 「もっと互いに仲良くなればいいんだよ」 「親密さが重要なんだ」相変わらず色んな曲を次々と演奏しては、くだらない話で笑いあったかと思うとビートルズの終わりを意識した真剣な話し合いも。そんな中、ポールも相変わらずみんなで一緒にやり楽しむことこそ大切なことで、計画通りに終わる必要はないという言葉を口にしている。 ということで、やっぱり当初のスケジュールは間に合うわけもなく、けどセッションは軌道に乗り始め形になっていく。ようこそアップル・スタジオへ!僕たちが長年聴いて慣れ親しんできた形になっていく、あの名曲たちが目の前で鳴らされては試行錯誤の末にできあがっていく。今夜のホストはローリング・ストーンズです。 「解散の理由がヨーコがアンプに座ってたからじゃ50年後に大笑いされるぞ」好きに弾いて「全員が別の方向に進んでる」指示する 10/27 50年余りの時を越えて世界中のビートルズファンからリスエストだ。30分で30件の苦情、3日で8時間弱。ビートルズファンにとってのサンクスギビングとクリスマスが終わってしまった。 Part 1 でスレ違ってブッ壊れて Part 2 で歩み寄って暗中模索して Part 3 で同じ曲ばっかり練習して同じ曲を何度も演る LAST DAY Written by Lennon/McCartney 今までも曲単位など所々見てきたはずなのに、今日のルーフトップ・コンサートはポールが楽しそうで泣けた。一種の諦めじゃないけど、今までの2パートの間ずっとメンバーに呼びかけていたことが、(当初望んでいた形とは違えど)もっと終わりが近いことを当人たちがきっとどこか意識する中で刹那的に叶っていってのを目の当たりにして。ジョンはいつもの調子、つまりどこまで本気か分からないような煙に巻くノリとユーモアのセンス。事実は小説より奇なりを地で行く感動のフィナーレ。最高なライブ復帰!映画より映画的、語弊を恐れずに言ってしまえばまるでフィクション。しっかりと葛藤や障壁・対立があって、プロジェクト自体も当初思い描いた形とは違うところに収まって・落ち着いていくところなんかもドラマチック。なにより彼らが登場人物として魅力的で。だから単純な事実の羅列として客観的に見られるようなものでなく、しっかりと"物語"になっていて、最後には思わず引きずってしまうような余韻が残った。まさしくAll things must pass. 全カメラ、テイクワン!遂にこの時が来てしまった…という感じだった。見たかったはずなのに来てほしくなかったその瞬間。同じさ、曲を録音するだけ。いい素材といい楽曲から最高の物語を紡いでみせた。ママが怒ってるぞ、警官に逮捕させるって!おやすみ。最高の出来だ、家に持って変えるとしよう。 命令なんて許さない「今は僕がプロデュースしてる気分だよ。僕には無理だ、強い個性を持った4人だよ」diverse people「でも全員が個々で活動できればいいと思うんだ」地球に平和を!規格外なことをやるため The performance appears on the album "Let lt Be".
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