シャン・チー テン・リングスの伝説のレビュー・感想・評価
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ホテル・カルフォルニア殺法
しょせん中国市場向けMCUなんでしょ。と、期待していなかったが、序盤パートで評価一変。アップデートされたカンフーアクションが冴えわたっているし、ワイスピ顔負けのバスを使ったアクションが豪快に決まっている。 オークワフィナはコメディ担当だけかと思いきや、アクションでも見せてくれる。必殺ホテル・カルフォルニア! 大好きな曲がこんな使われ方するとは。たまんない。 そして、なんといっても龍の迫力。龍が湖から立ち登る時の画は、今までに見たどんな龍よりも凄かった。空に浮かんでからのうねる龍の躍動感とスピードに見とれてしまって、息をするのを忘れるくらい。 シャン・チーが龍に乗っかるシーンは、『龍の子太郎』を思い出してしまって、太郎とチャン・チーを重ね合わせて楽しんだ。この龍はメスであって欲しいな。 トレヴァーになついていた幻獣のモーリス。めっちゃかわいい。一目惚れしちゃった。ぬいぐるみが発売されたら絶対買います。 この作品での水の演出は超絶と言っていいくらい卓越しているが、トドメはカメハメ波。決まったね。ラストもホテル・カルフォルニアで決めてくれて大興奮。 うーん、よかった。
今年一番良い意味期待を裏切られた作品
最初に予告編見たとき、絶対これ変な洋製カンフー映画になるんだろうと思って、やや冷ややかな気持ちで見に行ったが、 結論、めちゃくちゃアリでした! マーベル映画いつもの水準の爽快な展開と演出、いくつかのアクションシーンも非常にレベル高く、わくわくドキドキ、めちゃくちゃ面白かったです。 何より、単なるネタではなく、程よい中国らしさを入れながら、いつものアメリカ映画のポップな感じを保ってる点、うまく東洋美学と西洋エンターテイメントをマージできて、この類の映画の模範例になるぐらいによくできている。 文化の冒涜やら言う人もいつだって出てくるけど、元中国人として鳥肌を立つぐらいに、正直にかっけぇぇーと思いました。 最後のドラゴンボールを彷彿とさせるクライマックスの戦いも良かった。東洋の聖なる象徴の「龍」と、西洋の邪悪の象徴の「ドラゴン」を正確に描いた点は、私的にポイント高かった。 唯一の欠点は?強いて言えば、主人公の顔が、習○平の顔に似てるあまり、思わず吹き出したいシーンいくつかありました。笑笑 悪役に大物俳優のトニーレオンを使ったけど、主人公男女は新人且つ顔が「脇役」すぎて、それは宣伝初期に人気が出にくいのは、しようがない。 でも本当に面白かったです。 この後のMCUの展開も気になります。
面白かった!
ミシェルヨーとトニーレオンが出るので観ないわけにはいかないと思いました。 アメコミだから武術だけじゃないとはわかっていたけど中盤まではかなり武術満載で面白かった。いとうあさこさんみたいな彼女もいい味出してました。 ドラゴンがでた辺りからいかにもすぎてお腹いっぱいになってきちゃいました。 続くならまた映画館で観ます。
圧巻のアクションシーンが最高!
最近見た映画の中でダントツで一番のアクションシーンでした! スピード感がものすごく映像も美しく没入感がすごかった。見終わった後心地良い爽快感が残って文句なし。 ストーリーはMCUに限らずヒーローものはこういう感じになるよねっていう言うところですかね。特に違和感はなし。 こんな世の中だけど絶対映画館で見るべき!!
ちょっと言わせて欲しい。
元は、映画の感想を書いていたが、レビュー欄を見て思うことがあったので変更します。 映画自体、僕はとても面白い!おすすめできる!と思いました。視聴直後、みんなはこの映画に対してどんなこと思ったんだろう?と、思ったので、このレビュー欄を見てみたら、酷すぎる。 まず、 1つ目に【無意味に評価を低くしてる奴】 映画の評価は人それぞれですが、しっかりとした理由があってこの映画つまんないと思った方もいるでしょう。その方には何らかのしっかりとした理由があって低評価をしているのですから、それはとても勇気のいることですし素晴らしいと思います。ですが、見てみると無意味に低評価してる人が多い気がします。そういう人に限ってコメント欄を閉じたりして、人からのバッシングを受けないようにしているように見えます。 ほんとにダサいです。 そんなの荒らし行為でしかないし誰も得しないしそういう意味の無い行為はほんとにやめて欲しいと思います。 2つ目【出演者のルックスに関して】 これは先程よりも共感していただく方が少なくなるかもしれませんが、 出演者が「〜に似てた。そのせいで集中できなかった」や、「もっと可愛い人にしろよ。」などの意見も多く見られるように感じます。 まず第一に、僕から言わせれば、「予告編見たんか?」って思います。予告編がしっかり公開されて、どんな人が出るかもしっかりわかっているはずなのに見に行った後にそんな感想を残す人は意味がわかりません。ほんとにMCU好きなの?って思いました。まあ、そんな人は次からしっっっかり予告を見て、ああ、今回の出演者さんは美男美女だなー。とか思ってから見ていただければ良いのではないでしょうか。それで満足出来ずにレビュー低くするとか、まあ、その人の勝手かもしれませんか、他人から見てると、この人何言ってんのかなー?ってなりますね。 あと、これは完全に私情なのですが、今回の映画はギャグも多かったし、あの出演者さんだからこその面白い掛け合いもあったのかなと思います。それがただの美男美女(これはこれで失礼かもですが、、、)だとしてもあそこまで面白くはなってなかったのかなー。と思います。 まあ、この映画に対して★5を付けた僕が言うので、先程述べたことに該当する方々は理解していただけないかと思いますが、まあ、それならそれでどうしようもないのでどうぞそのままでいたらいいんじゃない?と思います。長い文章なので誤字脱字が多いかもしれませんが、ここまで読んでくださった方、いましたらありがとうこざいます。1人でも多くの方に共感していただけたら幸いです。
アジア版ブラックパンサーなるか!それとも?
このヒーロー誕生描くオリジン作品は、本格アクションと共に、益々ブランド化の進むMCUをハリポタばりのスペクタクルに押し上げる!in ショーンとシャンチーの神隠し村で。 大好きオークワフィナのもはや安定感すら漂う流石の存在感と魅力!彼女がいるだけで画がパッと明るくなっておもしろくなる。おかげで主人公との掛け合いなどバディ映画的側面も堪能できる。また、袖まくりトニー・レオンの色気、格好良さ。演じるマンダリンのシンプル故に強固な行動原理に深み・奥行きを与え、魅力的な悪役にしている。長年鍛え上げられてきた百戦錬磨演技派としての有無を言わせぬ存在感に息を呑む。両腕に着けたテン・リングスの似合いっぷり。MCU他作品からのお助けキャラ的出演(?『アントマン』で言うとファルコン)もベネディクト・ウォンとアジア人。 新作が見逃せない好きな監督デスティン・ダニエル・クレットン。実際に見てみると、彼がアジア人で固めるためだけに起用されたわけではないことがよく分かる。お得意の伏線・差異を伴う反復が最後の最後まで気持ちいい。正直、『ショート・ターム』『黒い司法』と彼のフィルモグラフィーが好きな者として、今でも本シリーズに携わっている間に生まれるはずだった他作品のことを考えると、才能と年月の一種"損失"を思わずにはいられない。それでも、今後製作されるであろう2作品もこれくらい面白かったら、まだいいかなと。 MCUファンだけでなくカンフー好きなんかにもちゃんとオススメできる!回想のたびに時間の前後する語り口や、時にややセリフで語りすぎかもと思う瞬間も、最終的には取るに足らないどうでもいいことに思えてくるくらいのおもしろさ!感情が10個の輪のようにしっかり繋がってくる。見る前は、それまで他作品で見たことのないスタントマンのシム・リウが主演だからか地味な印象が拭えず、自分の中でそこまで高まっていなかった時もあった。それでも監督とオークワフィナという大好きな人たち!! …に敵役トニー・レオン、おまけにミシェル・ヨーも出るという点から気にはなっていた。そんなこんなで、ここ1週間くらいで徐々に高まってきていた本作。想像以上だったかも。マーベル × アジア発アクション = という組み合わせが、MCUに求めていたものに今まで無くて、想像できなかったということもあるかもしれない。けれども、蓋を開けてみたら本場香港などアジア発アクション映画が好きな層にも訴えかけられそうな特盛さに大満足! 勝手に関連作『ホビット/竜に奪われた王国』『ヒックとドラゴン2』『ボーン・アイデンティティー』『ブラックパンサー』『マイティ・ソー/バトルロイヤル RAGNAROK』『ラーヤと龍の王国』
ジャッキーな序盤は楽しんだが。
序盤のジャッキーなバスと足場アクション迄はCG丸出しでも楽しめたが。 物語が大きくなる程ツマラナクなって大味凡庸で幕。 マーベルは今となっては唯一の快作だったアイアンマン1のあのチマチマした物語サイズにはもう戻せないのか。
東洋って、良い文化あるでしょ!!
MCU初のアジア系ヒーローということでいい意味でも悪い意味でも話題になっていた本作。ネットで色々言われているから見ようか見るまいか迷っていらっしゃる方がいらっしゃるのならせめてこれだけは聞いてください。この映画、最高です。 まずやはりこの映画での見どころは最高のアクションですよね。序盤で予告でもあったバスでのジャッキーチェンを彷彿とさせるアクションから始まり、後半ではMCUらしいCGをふんだんに使ったド派手で楽しいアクションを魅せてくれます。特に後半で修行を行った後のカンフーはまるで踊りをしているかのように美しく、幻想的で引き込まれます。もちろん序盤の荒々しいカンフーも好きなんですけどね。 ストーリーはシンプルに家族モノです。なので完全な悪い奴は出てきません。本作のヴィランであるシャンチーの父であるマンダリンも基本的に良い奴です。魅力的で憎めないやつです。 そして個人的に一番推したいのが音楽!綺麗!幻想的!最高!東洋らしい笛などの楽器を使っているのでザ・東洋の神秘といったようで最高でした。 MCUの中でもトップレベルで面白い作品です。是非ご覧ください。
これから始まる物語
マーベルスタジオがアジア人を主役に武術ものを作ったら・・・ そうです、こういう作品が出来上がります。 単なるカンフーものには絶対になりません。 地上戦だけでは絶対に物足りなくって、空中戦が必要になります。 スクリーンを所狭しと動き回って、迫力満点でした。 これから始まる物語を期待させる作品となりました。 主役のシャン・チーも妹のシャーリンもほぼ無名からの抜擢ですが それを名優たちが脇を固めて作品を作り上げてくれました。 名優中の名優ベン・キングスレーも再登場でニッコリですね。
マーベルヒーロー異色の特殊能力を持たない最強の男と聞いていたが・・・
映画のカンフーマスターで最強と言えば「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」のジェット・リー版ウォン・フェイフォンだと思います。なにせ他の人が手も足も出ないようなラスボスも一発も食らうことなく倒してしまうからです。今回のシャン・チーも優れた身体能力でアベンジャーズが手こずる怪物達を翻弄するのをイメージしていたのですが、実際はテン・リングスという便利な道具を使いこなす武術家で、そのテン・リングスも絶対無敵という訳でなく、あくまで強い力という物でした。 途中でそこまで無敵の主人公じゃないと気づいた時点でだいぶハードルを下げて観ました。 シャン・チーの前に立ちはだかる父親に「グランドマスター」でイップ・マンを演じたトニー・レオン。ドニー・イェンがすごいカンフーを繰り出すイップ・マンを演じている中、同時期に同じ人物を演じたことでどうしても「カンフーなるべく見せる場面減らしたのかな?」と勘ぐってしまう内容でしたが、今回そこまでひどいとは思いませんでした。テン・リングスというガジェットが今回あるのでそれも幸いしたかもしれません。 テン・リングスが結構面白い動きをしてくれるので全く壊れないと仮定すればキャプテン・アメリカのシールドの上位版ともいえるので今後アベンジャーズに参戦した時の立ち位置が楽しみになりました。今回はあくまでシャンチービギニングという感じだったのでこの位の星にします。
アクション!
最初ということで、話はちょっとダレがち。 ただ、それを補ってあまりあるアクション。 個人的には大好き。 個の戦闘は本当にカッコいい。 集団戦はちょっとイマイチだが。 それでも、今後に期待したいキャラクターだな。
ホテル・カリフォルニア
まさにプロローグ的な作品。ニューメンバーの登場です。アジア代表という感じでしょうか?今後の活躍に期待してます。 アイアンマンシリーズにてちょくちょく記憶に残らない程度に登場していたテンリングスの源流が明らかになって次世代に引き継がれたという事です。 盛り沢山で見所満載なので 是非映画館で🎦
シェンロン登場からのカメハメハ!
今年の夏は、オリンピック、パラリンピックを通して、世界の人々の多様性を呼びかける動きが高まった。マーベル作品にもその流れの中で、女性や黒人のヒーローが次々と誕生し、そしていよいよ、中国人のアベンジャーズ・ニュー・ヒーローを生み出した。鑑賞前は、それほど期待はせず、全編の半分が中国語のマーベル作品には違和感を持ったが、ディズニーと中国マネーの力で、なかなか見応えある大作に仕上がっていた。 内容は、且つての戦いで『テン・リングス』を奪い、永遠の命と絶対的な力を持ったウェン・ウーとその父に歯向かう息子・シャン・チーとの壮絶な親子喧嘩である。ウェンは、『テン・リングス』の力で、傍若無人な殺戮と征服を繰り返し権力を強めてきた。しかし、謎の村で一人の女性と出会い、これまでの権力争いに見切りをつけ、その女性との穏やかな生活を選択する。その2人の子供がシャン・チー。 しかし、母となった妻が殺され、再び『テン・リングス』の力を手にし、息子までもを暗殺者に仕立て、復讐を果たそうとする。そんな父との生活に嫌気がさし、父の元から去った息子に、父は暗殺者を仕向ける。そこに妹も加わる中で、骨肉の争いへ展開していく。また、母の出身地である、中国奥地の謎の村の存在も、ミステリアスさを増すアクセントとなっている。そして、クライマックスは、シェンロン登場からのラスボスへのカメハメハへと、ファンタジーな色合いが濃くなっていく(笑) アクションは、カンフー・アクションが中心に描かれている為、グロさや痛さを見せしめるアクションでなく、カンフー独特の華麗に踊る演舞のような、素早く美しい戦闘シーンが印象的である。また、謎の村の煌びやかさやそこに住む架空の生物等のファンタジー満載の映像は、ディズニーならではのお得意な描写である。 シャン役のシム・リウは、大作の主演は初めてだが、アジアを代表する新たなアクション・スターとして、これから期待していきたい。また、何といってもトニー・レオンが久しぶりに元気な姿をスクリーンに見せ、相変わらず端正な顔立ちながら、渋みも加わり、存在感ある演技で、作品を引き締めていた。個人的には憧れのヒーローものとしては、主演クラスのビジュアルが今一つであったように感じたが、これも多様性の証なのかもしれない…。 エンドロール曲に、あの12弦ギターが奏でる哀愁漂う『ホテル・カリフォルニア』が流れたのは、我々の世代からすれば嬉しいオマケ。またその後にも、マーベルではお馴染みとなった、次へと続くシーンが2回も盛り込まれているので、最後まで席を立たないように。
アメリカンなチャイナとかエイジア・・・
物語のほとんどを占める親子の反目とか家族の事柄が、最後の最後、カオスで全て消え去ってしまった!という印象でした。それが悪いわけではなく、むしろ長~く語られる親子関係の方が退屈に感じてしまったかも─。しかも、カンフーから始まってあれやこれやあまりにも判で押したような表現には何か偏りみたいなものを感じます。 映像・音響の質は、基本的に凄いんだろうけど、超大作という認識で見てしまうと、大劇場ではやや物足りない・・・という印象です。 エンドロール終わりまで、やはり、次への布石が流れますが、個人的にはいつもより次への期待は薄いかも─。ただ、あの名曲での締めは最高でした。
広げたなぁ
新ヒーローの紹介作品としては、とてもよかった。 トニーとミシェルが出るとシーンがずっしり来ますね。 アジア人ばかりなのでどうかとも思ったけと、しっかりマーベル要素がありましたね。 そして、二回のアフターエンドがしびれました。 1回目はあの人たちが出てびっくり。 2回目のは、えっ?これどうなるの?どう絡むの?って感じ。 ブラックウィンドウといい、ドラマといい、広げまくってるけど、次のアベンジャーズに向けてどのようにまとまってくかワクワク。 とりあえず、11月のエターナルズに向けて気持ちを高めていきます!
カンフーとファンタジー風味をプラス
マーベルの新作ということで、かなり期待ていた本作。当然のことながら公開初日に鑑賞してきました。率直な感想としては、おもしろかったのですが、期待していたほどではなかったというか、期待していたものとは違ったかなという印象です。 原作の有無は知らないのでなんともいえませんが、とにかく全編にわたってこれまでのマーベルシリーズとは大きく異なるテイストで描かれています。感覚的に言えば、カンフーとファンタジーの融合といった感じです。 ストーリーは、絶大な力を得られる腕輪「テン・リングス」を手に入れた父から、後継者として育てられたシャン・チーが、父の命に背いて一度は逃げ出すものの、父の暴走の秘密を知り、それを阻止するために父とその背後にいる者と戦うというもの。伏線回収的な要素がほぼないのは寂しいですが、比較的シンプルなストーリーでわかりやすく、新ヒーロー誕生話としては悪くないと思います。 序盤は、新ヒーロー爆誕を思わせる、アメリカンなダイナミックバトルでテンションが上がります。連結バス内のカンフーを駆使したトリッキーな動き、ビルの足場を縦横無尽に飛び回る立体的なバトルなど、キレッキレのアクションにメチャメチャ期待値が上がりました。 しかし、その後、舞台がテン・リングス本部に移ってからは、シャン・チーやシャーリンの背景がしだいに明らかになってくるとはいえ、ややテンポが落ちてちょっと退屈でした。クライマックスも、映像的には迫力もスピード感もあるのですが、ファンタジー色が強すぎて、コレジャナイ感が拭えなかったです。 また、キャストに今ひとつ魅力がないのも残念でした。シャン・チー役のシム・リウは、ストーリー進行に合わせてしだいにかっこよく見えるかと思ったのですが、最後まで印象は変わりませんでした。ケイティ役のオークワフィナも、シャーリン役のメンガー・チャンも、いい味を出しているとは思うのですが、もう少し華のある女優さんのほうがよかったような気がします。今後の作品で、このキャスティングで間違いなかったと思わせてくれることを期待します。 というわけで、これまでのマーベル作品とは異なるテイストの本作ですが、エンドロール後のオマケはいつもどおりありますので、最後まで席を立たないようにご注意ください。
面白かったが好みが分かれそうな作品
まず、予告編を見て、カンフー映画をイメージした人は多いはずだが、その感覚で行くと途中の展開から付いて行けなくなる可能性が高い。序盤は「キャプテンアメリカ」シリーズにも通ずるような、純粋なアクション映画といった雰囲気だが、中盤以降は神話がベースの「マイティ・ソー」シリーズに通ずるような、民話を題材としたファンタジーな世界観となっている。 この変化に付いていければ、シャンチー家族の関係の変化に心を打たれる事は間違いない。 特にウェン・ウーの、常に無表情なようで、その奥に垣間見える感情の変化には注目して欲しい。 しかし、この雰囲気の変化に付いていけなければ、勢いに圧倒され、ただ呆気に取られてストーリーを追えなくなるだろう。 中盤以降のファンタジーな世界観はMCUっぽさが薄く、それに馴染めなかった人もいるだろうが、ファンタジーは苦手じゃないけど「何となくつまらなかった」と感じた人はもう一度見に行ってみて欲しい。 個人的には星5でも良いくらい楽しめたが、好みが分かれそうなので星4にさせていただきました。
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