「歌いたくなった」シャン・チー テン・リングスの伝説 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
歌いたくなった
予想を遥かに上回る面白さでした!
観る前は「カンフーに魔術道具を足しただけかな?」「親子の殺し合いってスターウォーズのパロ?」程度に思っていたのですが。
原作はブルース・リー『燃えよドラゴン』の時代に登場し、長年練られてきただけあって、しっかり世界もキャラも作りこんであり、中国市場を意識しただけの安易なものではなかったです。
難を言えば、主人公のキャラが少々弱く、華がないってことですが…
サブキャラたちがそれを補って余りあるパワーで、特にお母さんと妹と、コンビを組むケイティの3女性キャラがいい!
父親(マンダリン)が単なる悪人でなく、愛に生きたゆえに歪んでしまったくだりも深かった。
『アイアンマン』1と3の敵「テン・リングス」が、綺麗に回収されたのも素晴らしい。
観終わったら、めっちゃカラオケ行きたくなりました。
歌うは『ホテル・カルフォルニア』で決まり。
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