「MCUの世界を広げる新ヒーロー」シャン・チー テン・リングスの伝説 まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
MCUの世界を広げる新ヒーロー
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待望のMCUPhase4新ヒーローのオリジンは、MCU印の最高のアクションと、これまでのシリーズには無かったファンタジー要素が加わり、更には初めてのアジア系ヒーローという、MCU世界の更なる広がりを感じさせる作品になっていました。
予告にあったバスの中でのアクションは、普通っぽいのに実は最強でしたパターンの爽快感とめちゃくちゃピンチなのにコミカルなやり取りもあって最高に盛り上がり、これは期待できるぞというスタートに。
舞台をマカオに移して妹との再会や偽マンダリン再登場とワクワクしながら観ていたのですが、母親の故郷を訪れてからは良くも悪くもこれまでのMCUらしさは無くなりファンタジー(ハリーポッターみたい)展開に。
テンリングス勢とのバトルからの共闘も流れが早過ぎて、さっきまでなんで戦ってたの?という感じ…。
個人的には序盤の盛り上がりに対して後半は尻すぼみに感じてしまい、ちょっと残念。バスシーンが最高潮だったかな…。シャンチーの人物像の描き方も表層的で、魅力を感じるには不十分に感じました。
全体的に期待値は超えませんでしたが、ポストクレジットはやっぱり今後の展開に期待が膨らむものでワクワクしたし、初見の印象と2回目以降の印象がまた変わるタイプの作品かもなので、また改めて観に行きたいです。
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