「港町“ポルト・ロッソ”のネーミングは「ねむれナイト“コルポ・グロッソ”」が由来かと思ってたよ、モッツァレラ。」あの夏のルカ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
港町“ポルト・ロッソ”のネーミングは「ねむれナイト“コルポ・グロッソ”」が由来かと思ってたよ、モッツァレラ。
イタリアの美しい風景にうっとり。調べると、コルポ・グロッソが由来ではなく、宮崎駿監督の『紅の豚』の主人公名ポルコ・ロッソかららしい。どうもジブリ作品が好きみたいですね。そう考えると、あれこれ似ている描写もあったような気がしてくる。
「ピアツェーレ、ジローラモ、トロンベッタ」の意味はあとから調べることにして、日本語版においてもイタリア語が随所に使われてました。それよりもベスパやジェラート、そして『ローマの休日』ですね。それっぽいポスターもあったけど、ちょっと違ってた気もします。
映像において、基本は3DCDなのに、列車や海の波の描写が日本っぽい雰囲気。壁の貼り紙なんてのは2D感満載でした。人間の捕獲対象となっていて嫌われ者のシーモンスター、ルカとアルベルトがそのまま人間の世界でひと夏を過ごす。ジュブナイル的要素の他に、人間の排他的な醜い面とすべての人種の寛容といったテーマにつながっていく。予想はできるのに、なぜかウルっときてしまう作品でした。
そーいや、ジュリアの父親は片腕だけど筋肉もりもりで魚料理、パスタ料理が得意。好感持てる存在だったけど、「コルポ・グロッソ」の司会者にも見えてくる(こだわるなぁ)。子どもと老人ばかりが目立っていたけど、やっぱりここでチンチン娘を登場してくれれば、おっさんでも楽しめるのにな・・・
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