「ドロンジョ様御一行にしか見えなくなるでござる。」クルエラ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
ドロンジョ様御一行にしか見えなくなるでござる。
アンチ・ウォルト・ディズニー・カンパニーのワタクシ的には「誰が見に行くかよ、んなモン!」などと。緊急事態宣言にかこつけて完全スルー体制に入ってたんどすが。エマ・ストーンをパスするのも。何かねー。勿体ないやん。しかも製作陣には、マーク・プラット(シカゴ7等)にクリスティン・バー(プーと大人になった僕)の名前なんか見つけてしまったら、もうダメです。見にゃいけん。イヤ見たい。普通スルーするか?
などと。掌返しも鮮やかに。スルーしなくて良かったw
出足30分、高密度で緻密なディズニー的作り込みはさすがです。人とカメラの動きに、なんの違和感も感じさせないVFX。すごいよなー、こう言うところ。ディズニーは嫌いだけど、こう言うトコロは好きw
人間模様が徐々に浮き彫りになる後半戦は、エマ・ストーンの演技力フューチャーの軽めのサスペンション仕立てに転換。この展開も自然体でスムーズです。上手いよなぁ、感心するw
エマ・トンプソンは言うに及ばず、渋い助演男優陣に地味に萌え。特にポール・ウォルター・ハウザーは「リチャード・ジュエル」以来で嬉しかったです。
しかしエマ・ストーン、こう言う得体の知れない悪魔的美女が滅茶苦茶似合うw
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6/26 追記
'60のブリティッシュ音楽に乗って描写される「デザイナーへの道パート」が最高にイカしてました。Deep Purple版のHushでノリノリですもん。ワンス〜ハリウッドでも流れてましたが、やっぱりカッコ良いw
bloodさん、おはようございます!子どもの頃に見たピノキオ、ダンボ、ピーターパン、101匹わんちゃんまでは好きで思い出があります。でもディズニー映画がグリム童話やクマのプーさんなどを歪めた罪はとても大きいと思ってます。多様性など今は努力してるのでしょうが。
クルエラはでも、ディズニーと特に意識せず面白かったです!
おはようございます。
私も基本的に”アンチ・ウォルト・ディズニー”です。と言う訳で、TDにも”あんな、千葉のネズミがうようよいる所に行ってどうすんだ!”と言ってしまい、顰蹙を買いましたが、結局一度も行ってません。映画も、記憶では”アラジン”と先日Wで観た”ムーラン”位かなあ・・。けれど、今作はWエマが出演と言うので、観に行きました。一貫していませんね・・。
けれど、今作は面白かったです。では。
”ドロンジョ様ご一行・・” 確かに。朝から笑ってしまいましたよ。