「多分DVDも買う」クルエラ たまるるさんの映画レビュー(感想・評価)
多分DVDも買う
評価が結構高いので、観たいんだけど地元の劇場で上映されていないので隣町まで足を延ばしての鑑賞。メチャクチャ良かった。多分もう一回観に行く。
101匹ワンちゃんなる物語は本屋で絵本の背表紙を見たことがある位で全く知らないんだけれど、恐らく関係なく楽しめた。ストーリー、構成、配役、演技、美術、衣装、音楽、そして伏線の散りばめ方とその回収。全てが秀逸。何と言っても最初から最後まで楽しいし、面白い。
エマ・ストーンは大好きな(タイプでもある)女優なんだけれど、その大きな瞳を更に大きくしたり、時に細めたりして、憧れ、喜び、驚き、怒り等様々な感情を表現していたのが良かった。彼女の様ないわゆる目力がないと、今作の様なマスクやド派手なメイク越しにその表現を成すことは難しかったかもしれない。そしてクルエラのバロネスに対する攻撃の数々が痛快この上ない。そう来たか!の連続。あっと言う間の134分だった。
最初は評価★4.5くらいかなと思ったんだけど、その−0.5は何かなと考えた時に何も思い付かなかった。恐らくこういったエンターテイメント作品に★5をつけてしまうのが、なんか通っぽくないという浅はかな自尊心が働いたんだと思う。
この作品は、誰にでもオススメできる秀作。さすがはエンタメ集団のディズニーといったところ。全てが計算し尽くされているのだと思う。
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