サマーフィルムにのってのレビュー・感想・評価
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気づいていたのに
おすすめされた映画
何も情報を仕入れずに観た感想を述べますね
時代劇が好きな主人公のはだしが、自分の脚本映画を作るお話。
周りに撮ることを薦められながらも、納得のいく主役を見つけられなかったところに突如イメージにピッタリ当てはまるりんたろうが現れる
さまざまなことがおきながらも、夏休みという限られた時間の中で映画を撮ることに
高校生のまっすぐにひたすら「映画を完成させる」という目標だけに走り続ける姿は、青春そのもので何かのために頑張れるということの素晴らしさを見せつけられました。
短い夏の中で、さまざまな感情が行き交いもちろん全てが楽しいいい思い出ではありません
こんな簡単に乗り越えられるの?という解決方法ではありましたが、それをきっかけにお互いの見えていなかった部分を見ることができさらに映画のクランクアップに拍車がかかっていく
充実するほどにあっという間に過ぎていく時間に私も思わず高校生の時代を振り返って重ねてしまいました
そしてなんと言ってもラスト
ここ最近見た映画の中で終わり方がとても好き
この後どうなるんだろう、想像力がとても膨らむ
タイトルではじまりタイトルで終わる
まるでアクションとカットのように
映画の中で映画を見ました
ただ最後の最後まで、もう一つの作品を作っていたかりんちゃんがよくわかりませんでした
悪いやつなのか、いいやつなのか、はたまた何も考えていないやつなのか
もっと主人公を引き立てられる役だったんじゃないかな?
特にラストのところ、急に出てきた感がすごかった...
ハダシとビート板の表情に注目
伊藤万理華と河合優実のこれからが楽しみ
2人の表情から内面の思いが真っ直ぐ伝わる演技にグッときた
ラストの殺陣シーンも秀逸!
「あさひなぐ」にはなかった伊藤万理華の迫力の殺陣!
内容も設定が豊富な割にスピード感があって非常に良き
コロナ禍で控えていたが、久しぶりに劇場で観た作品がこれで良かった。これからも映画を見に行きたい。
未来で映画が無くならないように。
青春炸裂
傑作青春ものでした。
『あどりぶシネ倶楽部』+『映像研には手を出すな』+『時をかける少女』 という雰囲気と言えば伝わるでしょうか?
そして主人公が「時代劇マニア」という斬新さ。
乃木坂46は全然わからない私ですが、元センターの伊藤万理華、この作品で覚えた!
役者として真剣かつ高スペックなのが、ほんとに冴えないブサイクな変顔ばかりする時代劇マニアの女の子を、見事に演じきっていたところ。
ビート版たちサブキャラもいい。
『なつぞら』に続いて、板橋駿谷が37歳で「老け顔の高校生」役で、これにも大笑いさせてもらいました。
そして、話(脚本)がほんとにいい。
SFテイストを交えつつも、悪人のいない、登場人物がみんないい奴ばかりな優しい世界なのも楽しい。
未来へ想いを繋げるために、今を一所懸命生きる姿も素晴らしい。
あとで思い返すと低予算っぽい作品でしたが、観ている間は全然気になりませんでした。
斬るか、勝負するか、告白するか
高校が男子校だったから、共学の高校の文化祭前の話となるとちょっとテンションが上がってしまう。みんなで何かを作り上げたり、やり遂げようとする話が大好きだ。
本作は文化祭の準備をする話ではなく、文化祭で上映する映画を撮影しようとする話。少し違うが、テンションが上がってしまう。しかも、正規の映画部の作品を乗っ取ろうとする。そして撮影しようとするのが時代劇。はだか監督の時代劇に対する熱量がハンパじゃないのもさらにいい。こういう熱い思いって心に響いちゃうんだよ。
個性豊かな人間が集まって、紆余曲折しながらチームとしてまとまっていき、そこに恋愛も絡んでいく。ちゃんと笑えるところもあるし、青春映画として完璧だった!もう、なんか楽しそうで、キラキラしてて、愛おしかった。
ちょっと違った雰囲気で面白かったのが撮影後に編集するシーン。映画部の部室を2つに分けて正規組と反乱組を対比させ、その2つをつなぐように、音声担当の男の子の恋を描くという表現が短いながらもよかった。
観る前は、本広克行監督の「サマータイムマシンブルース」と「ビューティフルドリーマー」みたいな映画かと思っていた。でも観た後はちょっと印象が違う。最近観た「青葉家のテーブル」もそうだが、何かを創作し悩む人を描きこうとする映画なんだ。斬る、勝負する、告白するをうまくミックスさせたラストも清々しかった。今後も松本監督をチェックしていきたい。
主演の伊藤万理華さん
アイドル時代は、知りませんが、いいですね!
今放送されている「お耳に合いましたら。」毎週楽しく拝見しています。
なんかドラマに似てるかな?
ラストの展開ビックリでした。
できれば、ラストカットがエンドロール後にあると嬉しかったです。
今後のさらなる活躍期待しています。
新たな青春讃歌から狼煙が上がる。
正直単なるアイドル映画だと侮っていました。評価に引っ張られて行ってみたら、なんの、なんの。時代劇ヲタクの女子高生映画監督ハダシと寄せ集めの仲間達が繰り広げるひと夏の物語。果たして自主映画「武士の青春」は無事完成し文化祭に間に合うのか?!そして突如目の前に現れた凛太郎の正体とは。
新たな青春讃歌ここに誕生!
伊藤万理華が初々しかった。ちょっと空回りで浮き足立ってる感じがハダシにピッタリ。しかもご本人は20代半ばですか。全く違和感なかった。逆に板橋駿谷の違和感はもはや神がかっている。めっちゃ笑えた。金子大地は今後ますます注目ですね。
「2時間かけて他人の物語なんて誰も見ない」そんな未来。映画というコンテンツはどこへ向かうのか。館内が暗くなったら至福の時間が始まる合図。再び明かりが灯るまで無駄な時間なんてきっとない。そこには早送りもスキップも一時停止もない。松本監督は見事に、実に鮮やかにこの先映画業界が対峙してゆくこの問題に警鐘を鳴らした。余韻が深く残る最高のタイミングで訪れたラストカット。箒を交える二人の武士の背景に狼煙が上がったのを見た気がした。
タイトルなし
青臭いと見れば確かにそう。
わざとらしいおおげさと見れば確かにそう。
でも、作品の熱量が強く伝わってくる。引き込まれる。情熱がある。
作風、技術とかじゃない部分で井口昇監督作品から感じる情熱と同じものを感じた。泣いた、笑った、とても楽しかったし、かっこよかった!
映画に関わる、映画を愛する全ての人へ…
サマーフィルムとタイムマシーンにのって
秀逸な脚本と、キラリと個性が光る“7人の仲間たち”
女優としての素質も充分な伊藤万理華、脇を固めるキャスト陣、そしてどこか只者でない存在を放つ凛太郎役の金子大地は今後注目される役者ではないだろうか。あの美しい瞳に思わず吸い込まれそうになる。
青春の夏、友情、愛情、映画愛、時代劇、SF、これだけ多くのテーマがあればあっちこっち散らばりそうなところを巧みに織り込みながら令和時代の素晴らしい青春映画を作り上げているところも評価したい。
ストーリーが進むに連れ私の気持ちも彼女たちとともにヒートアップ、笑いあり、涙あり、主題家Cody・Lee(李)の「異星人の熱帯夜」も夏にピッタリ、歌詞がいいね!
映画館を出た瞬間の暑さとモワッとしたジメジメ感さえも打ち消すような、観終わった後の“爽やかな余韻“、“7人の仲間たち”と一夏の青春を共有できた気分だった。観て良かった!
映画愛が溢れ出した
映画部のはみ出し者で時代劇映画オタクのハダシ。彼女は未来からタイムトラベルしてきた凛太郎や気の置けない仲間たちと映画を撮ることに。
これは懐かしい、そして愛おしい空気だった。
高校時代にタイムスリップした。
テレビドラマ『お耳に合いましたら。』でチェンメシを愛するOLを演じた伊藤万理華さん。乃木坂46時代のアイドルなイメージを100%払拭するボーイッシュでオタクなイメージに驚いたのも束の間、今作と遭遇。
万理華さんに当て書きしたんだろうなぁ。
彼女の個性なしでは成立しないと思った。
オタクなどという言葉が存在しないときから十分にオタクだった自分には嬉しすぎる作品。大好きだ。
前評判よりは...
結論から言うと、うーん。って言う感じです。
何故か絶賛されている主演の演技が、やっぱりアイドルの延長な演技かなぁ、ヒステリックな心境をキンキン声でキャンキャンやる演技は別に俳優ならば簡単というかそれを職業とするならば誰でも割と簡単に出来ちゃう芝居なんですよね。ヒステリックな状況でもふつふつとした苛つきを表現出来るのが上手い俳優さんです。表情とか台詞回しは至って普通ぽいのに、観客に「あ、苛ついてる。精神的に極限だ」と感じさせるのがプロの俳優さんではないでしょうか。あまりお上手でない方が演じると仔犬がキャンキャンと吠えてらぁ。くらいにしか感じない、つまり「間」が抜けてしまうんですよね。
俗に言う「間抜け」です。学生映画ならば及第点というか良作レベルですが、プロが撮った商業映画ならば、もっとしっかりしてよ!と言いたくなってしまう映画でした。期待してただけに残念です。夏をテーマにした映画ならば、「アルプススタンドのはしのほう」や「サマータイムマシーンブルース」とは雲泥の差がついてしまった作品です。
学園青春モノの傑作だ!
主人公は映画部の時代劇好き女子高生。でも文化祭に向けて部が作るのは、くだらなーいラブコメ。で、彼女は友人達と自分の考えた時代劇を作りたいと悩んでいた。そこへ現れた男子が主役のイメージにピッタンコ。そこから剣道部と天文部の友人と制作準備開始。映画部の奴らはラブコメ撮ってるから、照明やら音声やらスタッフは、全くの素人に声をかけて集めた。みんな、いい塩梅のキャラ立ちで、要らない奴が居ない。
この辺まではオーソドックスな起承転結を想像してたんだけど、主役の男子と彼女が対面した時の彼のセリフが!?まさかSF的な展開?と、想像しながら見守っていると、タイムマシーン!!な、なんだ〜この展開は!
でも本筋が映画作りなのは変わらず進行、大きな夢を追いかけるとかじゃなくて、目の前の課題に突き進んでいく仲間達の姿勢がとても気持ちいい。ライバル関係にある映画部もいい奴らばかり。お約束の恋バナを最後に持ってきて、見事なエンディング。
映画好きに悪い奴はいないんだよ〜!てか。
大人も観れる青春ムービー
ある高校の映画部に所属する主人公。
根っからの時代劇好きで時代劇を撮りたいと思っているが、部としてはコテコテの恋愛映画。悶々としているところに自分の脚本に見合った男子を見つけて、彼を主人公に自主映画を撮ることに決めたが、その彼は未来から来た人だった。
映画的設定で、ともすればバラドックスになるので、正体を隠しつつ目的を果たす。しかしバレたら、、というのが定番だが、この映画はそこは重要視されない。
きちんと青春を描いてあり、脚を引っ張る等もなく非常に前向きな映画。
主演の伊藤さんは、元乃木坂というイメージがいい意味でなく、清楚感よりひたむき感が画面狭しと表現されてて好感。金子さんも猿楽町で会いましょうとは違った好青年ぶりで好印象。他の出演者もキャラが立っており非常に見易い映画だった。
夏にぴったり
出演している皆さんは存じ上げなかったですが、キラッキラッした3人のコンビは良い感じでした。学園青春ものいいですね。 コロナ禍乗り越えたら大笑いできるコメディーもっと作って~
ここ1,2年で観た学園ものが3連続で映画部的な内容なんで、次はそろそろ別ネタで(笑)
最高!!!
なんと素晴らしい作品か。
ただの青春映画ではない。そう思った。
映画好きな高校生を描いた作品というだけでもない。
全世代に通用する、素晴らしい物語だった。
高校生が大好きな素晴らしい芸術を未来に残したいという崇高な志は、今に生きる全ての人が必要な気持ちでもある。そして、それを本当に信じられるものに託す、これもまた一度きりの人生しかない人間のやらなきゃいけない仕事だと思っている。
あまっちょろい、ひ弱な志が、仲間との切磋琢磨を経て、強靭なものに生まれ変わる、これもまたほんとに素晴らしかった。
そしてラストシーン。
美しい、ひたむきな、なかなかお目にかかったことのない素晴らしい決闘シーンだった。
最高!
(´∀`)見逃さないで!この映画!
上映館が少なすぎます、、、、こんな素晴らしい映画なのに、残念です。
予告を観て、なんだか予測がつきそうな映画か?と思いきや最高のクライマックス。
映画作りに燃える女子高生の仲良し3人組が撮った映画のクライマックスは、、、、、。
クライマックス、、、そうきたかーー!参った、久々に虚をつかれて魅入ってしまった。
そりゃ、最高なクライマックス、誰も勝てないよ。
なんだか破茶滅茶だった私の高校生活が思い出され、楽しく心地よい気分になれました。
映画館を出た瞬間、夏の終わりの生温かさが尚懐かしさを増幅させてくれました。
ポケットに秘密にしまって持ち込んだミルクティが生あったかくなってました。
この夏の秀作です。
ちょっと前に『映像研には手を出すな』って映画があったかと思います。
正直言ってこの3人組で撮り直して欲しいと思いました。
やはり浅草氏は伊藤万理華じゃなきゃダメです。
友情、恋愛、SF、時代劇の絶妙ブレンド
ラストがヤバいくらいに決まってる。余韻を残してスパッとエンディング曲が流れる。この感じがたまんないんだよね。気分が最高潮のまま、あれこれ思いを巡らすのは至福の時間。
時代劇オタクのハダシは、体は小さくボーイッシュ。ハダシは、自作の時代劇シナリオの主人公にぴったりの青年、凛太郎に偶然出会ったことで、周りを時代劇映画作りに巻き込んでいく。
ハダシの友人二人が個性的で、リケジョのビート板、長身で女剣士のブルーハワイ。この3人組、『映像研には手を出すな』に似ていなくもないが、キャラが立っていて飽きさせない。ビート板は、理系知識を活かしてタイムパラドックスを分析するし、ブルーハワイは、見た目を裏切る乙女チックな一面を見せて笑わせてくれる。
ハダシのライバルが製作している青春キラキラ映画との鉢合わせをうまく織り交ぜながら、ラストまで疾走感あふれる展開。友情、恋愛、SF、そして時代劇への愛が絶妙にブレンドされていて、夏にぴったりの青春映画に仕上がっている。刀を使わない殺陣で感動するとはね。
不思議と良い映画
大人でも楽しめる青春映画。
高校生の時代劇オタクが監督で映画を作っちゃう。
未来から主演がやってくる。
だけどSFっぽくなくて自然な映画。
終わりはウルっときて、観終わった後は爽やかな気分!
金子大地さん、イケメンだし演技いいし、これから人気が出そうだなー。
好きな人(モノ)と勝負しないと!
決着つけないと!勝新!市川雷蔵!こいつじゃないと、この人じゃないとダメだってライバル関係はきっと恋みたいなもので一期一会。
今、この瞬間を焼き付けよう --- 青春の1ページ。キラキラな恋も思い通りにいかない鬱憤も、そして映画愛にタイムトラベルというSF要素すら、ここには嫉妬してしまうくらい好きなもの + 時代劇好きのイチブが詰まっていて、そのすべてを肯定してみせる!本作中でも『時をかける少女』が言及されるようにタイムトラベルと別れのくる恋模様はセット?
私、とんでもない奴なんです --- だけどそれらの中心でいつももっと魅力的ににしているのは伊藤万理華の存在だ!チャーミングで最高に愛しくて、もう無条件に応援したくなる。彼女がそこにいるだけで画が生き生きと輝き、躍動し始めるよう。友人役もよくて、門脇麦と市川実日子に少し似ている2人。
終盤"胸アツ"すぎ!いいな〜これ自分が作りたかったな〜となった。逃げちゃダメだ。立ち向かわないと、告白しないと。
伊藤万理華ええやん👏
乃木坂が好きなのと評価が高いのとで見てみましたが、伊藤万理華いいねっ!卒業してあんまり見てないから、ほんと久しぶりに見たな。撮影したのいつなんだろう、、もう25歳だよね?高校生の青春感よくあんな自然に出せたなと思います。いろんな素敵な表情溢れてました👏
映画全体的に低予算感というか、低予算で映画を作るという内容の映画に相応しい低予算感。武士役2人以外はあんま見たこともない役者さんで、ある意味ほんとの高校生みたいでいい世界観でした。ビート板もブルーハワイもなんかよかった。ビート板とか垢抜ける前の石原さとみって感じで。
変なあだ名とか掃除用具で戦う感じとかなんか青春詰まってていいですね。全体的なストーリー構成もおもしろいです。
願わくば映画はずっとあり続けてほしい。
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