サマーフィルムにのってのレビュー・感想・評価
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映画は無くならない!
ハダシと凛太郎のおかげで、絶対に映画はなくならないはず。
ラストの殺陣のシーンは下手な時代劇のシーンより、あたかも血吹雪が見えるかのごとく迫真に迫っていた。
友達、楽しい、映画、カッコいい、恋愛、好きだ
脈絡なく、意味を掘りさげる間もなく、感性に任せて行動していくキラッキラッの高校生。軸のなるようなモチーフはあるが、いろんなものが散りばめられていて、そのカオス自体がこの映画の良さかもしれない。芝居や演出の拙さも良く見えるのは、学生映画が舞台である為だが、その割には出演者の年齢が総じて高いのが難点で、「高校生ってこんな感じでしょう」といった芝居に取れて、度々観る上でのノイズになっていた。
映画部 SFラブコメ時代劇 !
予告編観て あ〜観たいなぁと思ってたけど観る機会が中々無くようやくBlu-rayで鑑賞。
久々に王道の学園青春ドラマが見れてよかったです。キャストがほとんど知らない俳優さんばかりだったけど主演の子が良かった!
映画に対する愛情が伝わってきてよかった。 凛太郎が未来人であること...
映画に対する愛情が伝わってきてよかった。
凛太郎が未来人であることをあっさり受け入れてしまうくだりは、違和感があったが、製作された映画「武士の青春」はとても高校生が趣味で作ったレベルではない。
アマチュアっぽい
正直、映画制作に慣れていない監督が作ったのかなと思いました。ネトフリやプライムで高品質な映画ばかり見過ぎたせいか、本作の芝居の間とか編集の間とかが気になって没入できない場面は多かったです。一番キツかったのはラストシーンで、展開のキレが悪くエンタメとしての盛り上がりも足らず、低予算でもセンスでカバーできたろう部分ではあったので残念。
究極の青春映画だ
設定が映画好きは絶対に好きになる内容でずるい!
映画部いいなー。どの部活よりも青春してます。好きしか言えないチームは初めは比較対象だけの役割かと思ったけど、ただの恋愛映画を馬鹿にする訳ではなく、むしろ尊重している存在であることに好感が持てた。私は好きでは無いが笑
将来映画がなくなるっていうのは、、無理ある展開だと思ったけどなんかこっちまで悲しくなっちゃったよ。そんなことはないよね。
最高の青春SF恋愛映画に出会った
映画好きがハマってしまう要素がてんこ盛りで、普段から映画を観ている人ほど刺さる描写が多い。終盤はずっと泣いてた。良すぎて。キラキラ青春恋愛映画をどこか馬鹿にしている私のような映画オタクが「キラキラ青春恋愛映画もいいじゃん」と、価値観を塗り替えられるほどに素晴らしかった。
恋愛も友情も青春もSFも映画も時代劇も。様々な要素を詰め込み、尚且つ映画としてきちんと成立させているのが本当に素晴らしい。
細かいところまで観れば正直違和感や不満点があることは認めつつも、それ以外の部分の面白さが素晴らしすぎるので、これは高評価をせざるを得ないでしょう。減点箇所が15点あるけどそれ以外部分で5億点です。
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時代劇をこよなく愛する女子高生のハダシ(伊藤万理華)は高校の映画部に所属して時代劇を作ろうとしていたが、文化祭で上映する映画のコンペでキラキラ恋愛映画が好きなカリスマギャルの花鈴(甲田まひる)に敗れ、時代劇を作れなくなってしまう。更には主人公役に適任の生徒が見つからないこともあって映画製作のモチベーションはすっかり消えかけていたハダシの前に、主人公にピッタリの顔立ちの青年・倫太郎(金子大地)が現れる。半ば強引に倫太郎を映画製作に勧誘したハダシはメンバーをかき集め、自費で時代劇の製作に取り掛かる。
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この映画を観た時に思ったのが「『あの夏で待ってる』みたいな映画だ」ということでした。
『あの夏で待ってる』という作品は2012年に公開されたテレビアニメで、「高校生の仲良しグループの男女が夏休みに映画製作をする」という話なんです。たまたま見掛けた転校生の先輩に一目ぼれして映画の主演に勧誘するとか、その先輩は実は宇宙人であまり長く彼らと一緒にいられないとか、本作と類似するシーンが非常に多い作品です。私は『あの夏で待ってる』を毎年夏になると鑑賞するくらい大好きなので、本作を鑑賞した時には類似点の多さに驚きました。
もちろん「パクリだ」などと言うつもりは毛頭なく、むしろ似たような設定でありながら作品の展開は全く逆方向に進みますので、どちらの作品も私に刺さる青春作品だと思います。本作を観て気に入った方は、ぜひ『あの夏で待ってる』も鑑賞してみてください。
本作の素晴らしさは語りつくせません。役者も良い。脚本も良い。演出も良い。ラストシーンが良い。
何より良かったと思うのが、ハダシと花鈴の対比ですね。
当初は花鈴の作るキラキラ青春映画を目の敵にしていたハダシですが、実際にハダシが撮影を始めると色々とトラブルが続出します。ハダシはたった7人のクルーだけでも苦労していますが、花鈴は20人近い映画クルーを見事にまとめ上げている。そして終盤では、彼女は彼女なりの映画に対する信念を持って映画製作に取り組んでいることが分かります。だんだんと、「花鈴って凄い人だったんだ」と分かる展開。こういう価値観の転換が映画の醍醐味でもありますので、私は非常に良かったと感じました。
本当に素晴らしい作品でした。今年も半分残した状態ではありますが、今年ベストの映画を見つけてしまったかもしれません。オススメです!!
お、お、お、おもしろい!!!
時代劇好きの女子高校生が、自作脚本の主演にぴったりな男の子を見つけ、夏休みをかけて時代劇を撮り、文化祭で上映する話。
青春映画としても爽やかにまとまっているし、映画好きなら観ない手はない感じの主題だし、言うことないです!
主人公が所属する映画部はキュンな映画(ラブコメ)ばかり撮って主人公はいつも不満なのだけれど、そのキュンを撮る主演・監督の女子生徒にすら映画愛を感じる作りは気持ちよいばかり。タイムスリップものというSFテイストも、無理なくかつ観客に理屈にあってるか?と真剣に考えさせない絶妙なレベルで組み込まれ、"時をかける少女" だったり "ドク(BTTF)" だったりとそこはかとなくリスペクトが散りばめられている。
主人公は映画の監督・脚本として、「映画の主人公がともに戦ってきた相棒が実はかたきだったと知ったラストシーンで相手を斬るべきか斬らざるべきか」という点を、最後まで悩み続ける。このテーマがさりげなく各所に散りばめられていて、これがまた楽しい。
伊藤さん、金子さん以外は、ここ(映画.com)に写真がない俳優さんがほとんどな映画だけれど、それだからこそ、高校生活がとてもリアルな感じでよかった。
おまけ1
TVドラマの「お耳にあいましたら」で伊藤さんをみて、「どうしてこの人、こんなにウケてんだろ?」と思ってたけれど、原点はここにあったんだね。
おまけ2
エンドロールでわざわざ(見習い)と付記されてクレジットされていた方たち、あなたたちが育って映画界をよりいっそう盛り上げていってくれることを信じています。がんばってくださいね。
なかなかのインディーズ感
出演の元アイドルの認知度はわからないから、少々オーバーな演技も流して観られた。
大ヒットはムリだけど小劇場位なら掛けて、少し位の集客はできそう。
学園青春ものに映画制作、そこに恋だの愛だのが絡んでのストーリー。
悪くはないが特別良くもない。
観始めると「ふむ、それなりに観られる」と言うイメージ。
見た目は高校生に見れない人も居るが、それは仕方ないとしよう。
掃除ぼうきでランデブー!!
女子高生が勝新太郎とかの時代劇オタクと言う、斬新な設定でした。
ハダシ、未来の巨匠が映画に対する愛が
たくさんつまった作品でした。
甘酸っぱい青春、自分の若き日を思いだしながら見ました。
未来から武士!凛太郎の映画への
熱い情熱が伝わってきました。
ラストになり、エンディングは、
夏の空のスカイブルー、澄み渡る海を
見た気持ちになりました。
ラストは「映画」ではなく、チャンバラ演劇。
クライマックスで、もう一度映画をやり直す、と上映会場で生でシーンを演じるくだりがあるが、撮影をするわけではなく、やり直されたのは「映画」ではない。全編、映画だの撮影だの散々言いながら、クライマックスではチャンバラを生で演じてオッケー、ヒロインの恋心が昇華されるというかなりなご都合主義。ヒロインに映画愛があるのだろうに、なぜそこがチャンバラ演劇でよし、になるのか。山場で「映画」が吹っ飛んでしまってかなり残念。
大好きってしかいえねーじゃん
昨夏、口コミで人気が拡がり、評判となった本作。
ずっと気になっており、見た感想は評判に違わず。だって、
学園青春×映画愛×『時かけ』風SF。
まるで、私を含め映画好きの為に作ってくれたとしか思えない。新鋭・松本壮史監督に感謝。
上記のジャンル好き、映画好きは皆、この“部”に集まれ~!
主人公のキャラがユニーク。
とある高校の映画部所属のハダシ。一見平凡な女の子だが…、趣味嗜好が変わってる。
今映画部では、部員たちで自主製作の映画を撮っている。胸キュンキュン青春キラキラのラブコメ『大好きってしかいえねーじゃん』。
両想いの男子女子が互いに好き好き言い合う王道青春ラブに、部員たちはキャーキャー言いながら。
年頃のハダシもそんな話に…うんざり! こういう胸キュン青春ラブコメに全く興味ナシ。彼女が好きなのは…、
時代劇。語り出したら止まらないほどの時代劇ヲタク。憧れは勝新太郎。マイベストムービーは『座頭市物語』。
周囲からすれば“変わった女の子”。
“変わってる”なんて言い方したけど、あくまで文法上。それの何処がヘン…?
人は十人十色。だから好きな事も人それぞれ。時代劇好きの女子高生が居たって何がおかしい?
TVバラエティー『博士ちゃん』を見よ。自分の好きな事に熱中し大人顔負けの知識の子供たちがいっぱいで、何だか嬉しくなるくらい。
そんな子供たちやハダシのように好きな事に熱中出来るって、素敵な事ではないか。
かく言う私も映画バカの端くれである。
密かに時代劇の脚本を書いているハダシ。タイトルは『武士の青春』。時代劇=チャンバラの固定概念に囚われず、二人の若侍の青春を描いた“青春時代劇”。
これを撮るのが夢だが、未だ実現に至らず。と言うのも…、
主役にぴったりの“役者”が居ない。
ハダシが主役に求めるのは、美しくて、儚くて、それでいて日本男児。
キャスティングも映画の要。監督に惚れられ、主役に抜擢され、スターとなった役者も少なくない。黒澤と三船もそう。
そんな時、遂に見つけた!
往年の時代劇映画を上映していた映画館で、同じく鑑賞していた彼。凛太郎。
どうやら彼も時代劇が好きっぽい。でも何より、イメージにぴったり!
猛アタック! …あ、キラキラ青春ラブコメみたいな愛の告白じゃなくて、あくまで映画出演オファーです。
断り続ける凛太郎。が、説得し続けるハダシ。
「あなただから撮りたい」
そこまで言われちゃね…。根負け。半ば強引にだが、出演を了承する。
でも、この凛太郎の言動がちょっとヘン。
初めて会った時ハダシの事を“ハダシ監督”と呼び、何故か敬語。
ハダシほどではないが多少時代劇を知っているようだが、Netflixなどのカルチャーはおろかマシュマロやクレープを食べた事ない。超ド田舎に住んでいた…?
出演の断りの理由も、「マズイんです」「ヤバイんです」。どういう意味…?
何はともあれ、夢にまで見た撮影!
…とは言え、とんとん拍子には進まない。
製作費は…? 部費は映画部がキラキラ青春ラブコメに使っている。
バイトで稼ぐ。この時も力になってくれた凛太郎。
製作費は何とか。後はクルー。
主役のライバル役に、老け顔の同級生男子。陽気な筋トレバカの熱血男子。
“デコチャリ”で登校する不良男子を照明係に。野球のホームラン音の聞き分けが趣味のヘッポコ男子二人を録音係に。
カメラはスマホで。幼馴染みのビート板が担当。天文部所属でSF好きの女の子。
殺陣指導も幼馴染みのブルーハワイ。剣道部所属で、同じく時代劇好き。
映画的な個性的な面々が集まってきた。
いよいよ撮影開始。スタート!
ド素人演技の凛太郎。
台詞が覚えられないライバル役。
照明担当はヤル気ゼロ、録音担当はカメラに映っちゃうし…。
トラブル続出で素人丸出し。
ハダシもハダシでこだわりがあって、カット!…の連続。
この映画、完成はおろか無事撮影出来るのか…?
が、次第に“形”になっていく。
凛太郎も段々と主役らしく、“役者の目”に。
時には時代劇のお勉強会。殺陣の練習。
学園青春モノの定番、合宿。
ヘッポコでバラバラだったが、映画製作チームや仲間として絆が芽生えていく。
この撮影が楽しい。
合宿で夜、お菓子を食べながらお喋り。
ハダシが時代劇好きになったきっかけなどを打ち明けたり…。
ベタだけど、もう堪んないくらいのTHE青春!
一緒にいて楽しい友達や仲間がいて、皆で力を合わせて何かに夢中になる。
ああ、素敵だなぁ…。あの合宿の夜のシーン、本当に心がほっこりした。
それもこれもこの仲間に尽きる。
特に仲良しのビート板とブルーハワイ。(にしてもハダシも含め、何ちゅーあだ名…)
ビート板は幼馴染みだけあって、ハダシの良き親友、良き理解者。色々支え応援してくれたり、時にはビシッ!と。合宿には映画部も来ており、面と向かって「負けないから」と対抗心メラメラ。
ブルーハワイは長身の優しい女の子。時代劇好き、剣道部所属で古風な性格と思いきや…、実は! ハダシやビート板が苦手なキラキラ青春ラブコメが大好き。こっそりスマホで漫画を読んだり、映画部の撮影が気になったり。
ハダシ=伊藤万理華、ビート板=河合優実、ブルーハワイ=祷キララ。
この3人のナチュラルな演技、やり取り掛け合い、魅力やフレッシュさが最高!
主演の伊藤万理華は元乃木坂46のメンバーだという。正直、エースの白石麻衣みたいな美人ではないが、本当に時代劇ヲタクなんじゃないの?と思うくらいのハマり快演、飾らぬ等身大の佇まいに好感。
一見、ズッコケ連中で自主映画を製作する青春モノ。
だけど見る前から、+αの要素を知っちゃっていた。って言うか、レビュー序文にも書いちゃったし。
時々おかしな言動の凛太郎。あるシーンで一人になった時、小さな球体から映し出されたホログラムの男子と会話。
そしてある時、自分で口を滑らせて衝撃的な事を言ってしまい、彼の正体がバレる。
凛太郎は、未来から来たタイム・トラベラー。“時をかける少女”ならぬ“時をかける少年”。
この時代に来た目的は…?
ハダシを“監督”と呼び、敬語で話す事から察しは付いた。
ハダシは未来では名監督となっており、凛太郎は彼女のファン。会う為に遥々やって来た。
大体当たった。スゲーじゃん、ハダシ!
違うのは、会う為ではなく、見る為。ハダシの幻のデビュー作『武士の青春』を見る為に。
近々開催される文化祭でしか上映されないらしい。見る為だったのに、まさかの主演に…! にしても、筋金入りのファンの凛太郎。
ちと気になる事が。文化祭でしか上映されない。フィルムとか残されていないの…?
また、凛太郎が正体をバラす時に発してしまった言葉。
未来に映画は無い。
凛太郎が居る未来世界では、映画そのものが廃止されている。あったとしても僅か5秒ほどの短編、1分でさえ長編。他人が作った嘘物語に、誰も関心持たない時代になってしまっているのだ…。
あまりにも衝撃的でショックな事実…。
これが映画製作に支障をきたし、ハダシの心情に暗い影を落とす…。
撮影が遅々として進まない。
元々ラストシーンに悩んでいたハダシ。ここに来てピークに…もあるだろうが、おそらくそれ以外の理由も。
未来に映画は無い。残りもしないのに、何故映画を作るの…?
撮影に来なくなるハダシ。
仲間内でも意気消沈…。
その前から凛太郎の演技に厳しくなったハダシ。幾度もカットを。
実は…。
いつの間にか凛太郎に恋してたハダシ。
そんな彼から打ち明けられた秘密に、好きと複雑な想いが入り交じり。
もう自分でも分からない。
ある夜、久々に凛太郎と面と向かって話し合う。
“好き”とは言えなかったが、映画を完成させたい思いの凛太郎。くすぶり続けていたハダシ。
踏ん切り付けた。映画の撮影を続ける。
ハダシの気持ちに気付いていたビート板。実は彼女、SF好きあって凛太郎の正体にいち早く気付き、密かに凛太郎の事を…。あるシーンの彼女の台詞が切ない。「あ、これ、失恋だったんだ…」。
ハダシと凛太郎が対した場に出くわしたビート板とブルーハワイ。その時のブルーハワイのリアクションが最高! 「私もキラキラ青春やりたい!」。ちょっと切なくしんみりした空気を解してくれたナイスフォロー!
撮影再開。でも、このままではスケジュールが間に合わない。
そこで協力してくれたのが、映画部。あちらの撮影中キャストに穴が空いた時、ブルーハワイが助っ人で出演。(念願のキラキラ青春ラブコメに出演出来て大喜びのブルーハワイ、皆が驚くほどの女優演技を魅せる)
あちらの監督、同級生の花鈴。ブリッ子でソリが合わなかったが、借りた借りは返す、意外とイヤミな性格じゃない女の子。
あちらとこちらで協力し合って撮影。
ラストシーンに悩んでいたハダシ。
そのラストシーンとは、友情を深めた二人の若侍。最後、斬り合うか、斬り合わないか。
斬り合わない時代劇なんて時代劇じゃない。
でも、斬り合わない事で伝えられる“思い”もあるのでは…?
撮影はオールアップ。編集も完了。遂に完成。
ハダシが選んだラストシーンは…?
文化祭。
映画部の自主製作映画、花鈴監督作とハダシ監督作の急遽の2本立て。
花鈴のキラキラ胸キュンラブストーリーに、皆悶絶。
一方のハダシ時代劇には…。渋すぎる作風に困惑。が、本格的なチャンバラ・シーンには興奮。
いよいよ悩みに悩んだラストシーン。その直前、ハダシは映画の上映をストップさせる…。
どうしたの、ハダシ…!?
斬り合わないラストシーンにしたハダシ。
でも、気付いた。違う。これじゃダメ。斬り合わないと。
文化祭の場で、ラストシーンを撮影…いや、即興で“生上映”。
凛太郎演じる主人公と対するのは、ハダシ。(役を譲った老け顔同級生、ナイス!)
凛太郎対ハダシ。
物語上は決闘だが、実際は想いをぶつけ合う。
真剣に向き合う事で。
時代劇はラブストーリー。
時代劇の格好をまとい、実はしっかりと胸キュンラブストーリーしてた。
文化祭での上映前、ビート板とブルーハワイは凛太郎の未来の友人からある事を聞かされる。
上映したら、この映画は無くならないといけない。それが歴史。
つまり、これがお披露目であると共に、最後。
それを伝えられないビート板とブルーハワイ。
が…
“決闘中”、ハダシはそれを知っていた。
映画は無くなるかもしれない。
でもそれでも、映画を作る。作り続けていく。
思いを伝える。伝え続けていく。
この想いを受け止めて。
この想いを受け止める。
ラスト、激しく剣を交えるハダシと凛太郎。(伊藤万理華の見事な殺陣に圧巻!)
熱い殺陣シーンであると同時に、最高にロマンチックなシーンでもあった。
賛否は分かれてるようだが、個人的には“撮り直し”が功を奏したようで。出色のラストシーン!
ユニークな話でありながら、実は王道の青春モノ。コミカルで、ハートフルで、切なくて、熱くて。松本監督にはこれから注目。
伊藤万理華らフレッシュな面々の姿もずっと見てたいほど。
『座頭市物語』に勝新、市川雷蔵、長谷川一夫…出るわ出るわの時代劇映画ネタにニヤリ。
奮闘部活モノ、青春、ひと夏、淡い恋、SF要素に映画愛…。
全てが完璧な完成度の高い作品ではないかもしれない。
演技もベタで拙い所もあるかもしれない。
それらも引っ括めて、
好きがいっぱい詰まってる。
この映画、大好きってしかいえねーじゃん!
よくある話だけど、最高!
なんだろう?ストーリーの各要素はよくあるものだと思うんだ。高校最後の夏、映画制作、はみ出し者を寄せ集めたチーム、ライバル、文化祭での上演、そしてSF要素。だけど出来上がったものは傑作と言わざるを得ない。
それは、伊藤万理華の熱量や、皆が言及しているラストシーン(いや、観ててテンション上がりまくりましたけどね)だけでは説明がつかない。
サブキャラの扱いが絶妙だ。野球部補欠の音響二人はさほど取り上げられたわけではないのだがキャラが立っている。キャッチャーミットに収まる球音だけでピッチャーが判るなんて設定が効いているのだ。デコチャリの照明はヤンキーキャラにありがちな悪目立ちする演技は控え、黙々と自転車を漕いでいる。ビート板やブルーハワイは名前だけでキャラ立ちしている。もちろんこの二人の役回りは重要だし僕もビート板の佇まいは大好きなのだが、必要以上にスポットを当て過ぎない事によって青春群像劇ではなく、はだし(伊藤万理華)の物語に収斂し、求心力を増しているのではないだろうか。
マジかー‼️❓映画愛しかかた〜ん‼️❓前代未聞‼️❓空前絶後‼️❓
いやはや、百年分笑いました🤣よ、百年生きてないけど。
想像を遥かに超えてくる、センスの良さ。
出演者は無名な人ばかりですが、キャラが立ちまくり、夢枕にたつかと思うほど。
それでね、ワクワクドキドキまでさせてくれるし、最後は鳥肌ものの感動までくれた。
なんだか、映画や人類の未来は明るいぜよ、そんな希望までくれたような気がします。
こんな映画がある限り、日本映画は捨てたもんじゃない。
低予算でも、凄い俳優がいなくても、こんな素晴らしい映画ができるんだ🎞。
あー、映画いいなぁ🎟🎬🎦
生きるのは素晴らしい。
本当に、セリフ一つ一つや場面、演技が、クソ笑えるし、ジーンとくるし、痺れるんだから。
生きる希望をもらえるので、是非。
3人のネーミングが最高。
学園祭の『武士の青春』上映でのラストのシーンが素晴らしい。思わず「う~ん、こうくるのかあ」とうなった。映画に限らずクリエーターと呼ばれる人たちは、作品の完成後もより完璧を求めて考え続けるのだろう。自分の作品を見たときの監督の実感なのかもしれない。
タイムトラベルがらみのラブストーリーは 「永遠のお別れ」 があって悲しいのだが、サラっと明るく流してくれたので良かった。
「時かけって小説もあるんだ」がおかしかった。実話っぽい。
『ドライブマイカー』も面白かったが、私にはこちらのほうが名作。
2022/4/4(月) ☂️ シネマ猫
. 4/7(木) ☁️🌙 猫
青春SFドタバタラブコメ映画。 時代劇好き少女が仲間と共に映画を作...
青春SFドタバタラブコメ映画。 時代劇好き少女が仲間と共に映画を作る夏を描く。映画としての入り込み方。青春映画たる葛藤。前半はかなり面白いと思っただけに、後半が…。クライマックスはチョット違うかな?って思った。元々のストーリーもキャストも意図も良かっただけにこの流れの終わりかたは…。
中々面白かったですよ(・д・)ノ
返信する33週間
青春キラキラ映画
反キラキラ映画にみせかけて実は‥
とにかく主演の娘が独特の存在感で素晴らしい
こんな秘密基地があったら、こんな夏休みだったら、こんな仲間がいたら
昭和生まれの自分から観たら、こんなの連続
キラキラ側の娘も武田久美子感があり素敵でした
漫画チックに進むので合わない人は合わないかもしれないが、ラストは胸熱でした
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